- cosA_yogen
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「軍艦青葉は沈まず」の巻末に、青葉の乗組員だった甘岡明氏が著者の竹村悟氏を偲んで寄せた文章が載っているのだけど、そこで「ソロモンの狼」について触れられているのを今さっき発見・・・。こういう見落としは無くさないと
2014-03-07 16:45:12①竹村悟「軍艦青葉は沈まず」(今日の話題社) 『ソロモンの狼戦隊と誰かが云った。またわれわれもそれを自認していた。』 『かつては「ソロモンの狼」とまで豪語し、自他ともに認めていた狼戦隊』
2014-03-07 16:49:58②甘岡明「竹村さんを偲ぶ」(「軍艦青葉は沈まず」巻末より) 『"ソロモンの狼"といわれ"不沈重巡青葉"の名をほしいままにした軍艦青葉、最後まで英姿を残した不死身の青葉』
2014-03-07 16:50:41③綱島宗一「MEDICAL・ESSAYS ソロモンの海の狼―重巡第六戦隊の思い出」(日本医事新報1981年8月15日、22日、29日) 『開戦より、南洋部隊、次いで外南洋部隊の主力となり、太平洋戦の緒戦期、ソロモンの海の狼達とたたえられながら、(→)
2014-03-07 16:51:51⑤南海の孤狼<重巡「青葉」ソロモン海に奮戦す>(佐藤和正「艦と乗員たちの太平洋戦争」より) 『姉妹艦のすべてに先立たれた「青葉」は、今後単艦で行動しなければならなかった。叩かれても叩かれても、不死鳥の「青葉」は、だれいうとなく"ソロモンの狼"と呼ばれていた。』
2014-03-07 16:53:06①~③は実際に第六戦隊と関わっていた人達。 竹村氏は「青葉」の高射指揮官であり、戦後、青葉会が発刊した「軍艦青葉戦記」の執筆にも携わる。 甘岡氏は竹村氏の後輩で、「青葉」では機銃群指揮官を務め、戦後は青葉会連絡協議会の代表に。
2014-03-07 16:54:18同じ「青葉」の乗員でも、①と②では「ソロモンの狼」が「第六戦隊」なのか「青葉」なのかで分かれているし、好きな方で考えていいかもしれないですね。ただ「連合軍から呼ばれた」という情報はまだ見つかりません
2014-03-07 16:58:12一つ気になっているのは、「ガダルカナルの戦い : アメリカ側から見た太平洋戦争の天王山」(エドウィン・P.ホイト 著/井原裕司 訳/元就出版社)という本の目次に、『柵の中に忍び込んだ狼-サボ島沖海戦』という項があるらしいんですよね
2014-03-07 17:12:36加古の高橋雄次艦長が執筆した「鉄底海峡」にも、第一次ソロモン海戦の日本軍に対するアメリカ側の表現として似たようなものが取り上げられていた記憶があるんですが、そこでは「狼」ではなく「狐」だったような気がする
2014-03-07 17:15:12