- drsteppenwolf
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実際、スクリーニングしなければ見つからず、放っておけば一生大人しくひっそりと甲状腺に存在していたと思われるガンを掘り起こして手術した子どもがいる。子どもに甲状腺検査を勧めるひとは善意でやっているのだろうが、その親子の人生をまるっと変えてしまう可能性があることをお忘れなく。
2014-03-12 11:40:50(1)「不安を煽りたくない」という安心重視の福島県の姿勢が甲状腺被曝線量の把握を不十分なものにした。(2)その不十分さが我が子の被曝影響への親の不安を増進。不作為の福島県が批判される。
2014-03-12 16:23:42(3)「親の不安に応える」という大義名分で福島県が、また、甲状腺の研究データが欲しい研究者らが倫理的検討を行った形跡もなく子供たちの全員検査を始める。(4)スクリーニング効果で《全くもって当然に》多くの癌が発見され子供たちが次々に切られる。
2014-03-12 16:24:06(5)被曝影響に敏感な人々が「癌多発だ。チェルノブイリ再来!」と騒然となり、検査徹底・検査拡大の必要を主張する。(6)「公害の悲劇を繰り返すな」とばかりに、甲状腺癌の性質に無知な疫学者や政治化した有名科学雑誌までがその流れを後押しする。
2014-03-12 16:24:43(7)被検者のプライバシー保護や検査の均質性保持、そして過剰検査に一定の歯止めをかけたい検査当局のあれこれの姿勢を「隠蔽」「統制」と批判するジャーナリストも登場。東電・政府の体質をそのまま二重映しにそこに錯視したのであろう。
2014-03-12 16:25:11(8)以上の中で、「被曝起因説」と矛盾する諸々の事実、「元々ある癌の掘り起こし説」と親和する諸々の事実は無視、または軽んじられている。子供たちの利益を第一に考えていないからだ。考えている「つもり」でも真剣さが足りないからだ。事実を冷静に見よ。
2014-03-12 16:25:51「子供を守れ」には賛成だが(というか反対する人間などまずおらん)、その言動が「子供を守れていない」ことに気がつかなければいけない。
2014-03-12 16:30:08県民健康調査の公開会議に出てくる福島県立医大の面々がいつも暗い顔をしているのは市民団体の突き上げによるばかりではなく、生々しい現実に接しているからかもしれない(想像)。
2014-03-12 16:51:55