Ｊリーグによる、浦和レッズへの裁定に、いちセレッソサポータが思うこと。

こばゆう @KOBAYOU

無観客試合って何さ。例えば、その日、生まれて初めてスタジアムへ連れて行ってもらう約束をした子どもがいるかもしれない、と考えはしなかったのか。生涯最後の観戦になるかもしれない人がいる、と思いはしなかったのか。人の楽しみを奪う特権を持っている、とでもいうのか。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

スタジアムで、サポータの顔を間近で見ながら、今日の会見と同じ説明ができるのだろうか。勝って、負けて、引き分けて。そのどれであっても、スタジアムで体験する感動こそが、Ｊリーグが売るべき商品の、最たるものだろう。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

勝点剥奪なら、そういった人たちの機会を奪わずに済んだ、と安堵できただろう。むろん、何を許せないか、の最大は、今回の弾幕と、その差別意識。これは間違いない。しかして、ならば、今回の裁定では不充分だ、と考える。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

今回の裁定では不充分だ、という根拠は、清水エスパルスだけが、罰をともに受け容れなければならない、という点にある。清水というクラブに、サポータに、今回の件において、なんの非があるのか。なぜ、彼らなのか。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

もし、仮に「差別の問題は、フットボールを愛するすべての人が負うべき問題」と考えるのならば、ただ一試合にすべきではない。今季、浦和のホームゲームすべてを無観客試合として、すべてのクラブとサポータで分かち合おう。その覚悟は、私にはある。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

同じく「差別の問題は、フットボールを愛するすべての人が負うべき問題」と考えるのならば、ただ一試合にすべきではない。あるいは、今節行われるゲームすべてを無観客試合として、これも、すべてのクラブとサポータで分かち合おう。その覚悟も、私にはある。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

だがしかし、一期一会の、本来、これからＪリーグが取り込むべき一見の観客にも、同じことを強いるのか、が問題だ。人間の尊厳として、は当然のこととして、それに加えて、ビジネスとして、興行として、今回の裁定は、愚策だ、と考える。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

こんな時にすら、ビジネスとして考える、という点に、不謹慎のそしりは免れ得ませんけれども、なにとぞご寛恕のほど。

こばゆう @KOBAYOU

あの、他クラブが羨望する、大人数での、大歓声での応援がない無観客試合も、ある意味では最大の罰だが、それは、クラブではなく、選手が受ける罰となる。今回の件において、選手になんの罪があった、というのか。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

それでも、差別による罪は重い、というのであれば、ここでも同じ問題が生じることとなる。清水エスパルスの選手たちは、彼らだけは、なぜ、自らのサポータの応援を受けられないのか、である。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

浦和レッズからの勝点の剥奪は、清水エスパルスだけがこうむる理不尽、に対する回答となり得る。それは、他のクラブへ、直接に影響を与えず（むろん、降格争いへの影響は大きい）、Ｊリーグが大切にすべき観客の観戦機会の強奪となり得ないことにおいて、次善の策と考えるからだ。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

勝点の剥奪によって、むろん長期にわたって影響が出る。その最たるものは、浦和レッズの選手への影響である。プレーへのモチベーションや、最悪、降格した場合の、契約や身の処し方に至るまでのすべてが、その影響下におかれることとなる。それを甘受しろ、というのか、と。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

それこそが、クラブが、サポータが受ける、勝点の剥奪より重い、最大の罰となる。その選手が負う、モチベーション、契約や身の処し方を、どのように処理し、サポートし、応援するか、が罪ほろぼしとなったのではなかろうか、と考えるのである。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

ひるがえって、自らがサポートするクラブで、（あってはならないが）同じ立場におかれた、と考えた場合、無観客試合と、勝点の剥奪、どちらを選びたくないだろうか。そして、それを考えること、他人へ与える影響に思いをはせることこそ、今回の差別弾幕から学ぶことではなかろうか。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

という、これも個人的な意見。 #jleague

こばゆう @KOBAYOU

「（ユーゴスラビア内戦から得た）教訓？　ないよ。もしあったとしたら、それが必要だったことになってしまうではないか」（イビチャ・オシム） #jleague （木村元彦「オシムの言葉」からの意訳です）