今日のホモ本（227〜250冊目）

DQ MARGARETTE @DQ_MARGARETTE

〈続き〉 一方的に離婚届を突きつけ、夫婦の貯蓄のすべても要求したのだ。 はたしてこの女に、奈良林センセだったら何と言っただろうか？　

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【今日のホモ本】小池真理子『恋』 最近、テレビドラマ化もされた作品。 「連合赤軍が浅間山荘事件を起こし、日本国中を震撼させた1972年冬。当時学生だった矢野布美子は、大学助教授の片瀬信太郎と妻の雛子の優雅で奔放な魅力に心奪われ、 http://t.co/7y8qlpFo1O

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〈続き〉 彼ら二人との倒錯した恋にのめりこんでいた。だが幸福な三角関係も崩壊する時が訪れ、嫉妬と激情の果てに恐るべき事件が!?」（カバーの文章より）

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【今日のホモ本】佐佐木信綱 編『新訂 新訓 万葉集』 突然、ゴッホ今泉から「大伴家持ってホモなの？」とメールが送られてきた。家持は、男に向けた恋歌が『万葉集』にも載っていることから、まぁ、ホモだと考えられるのだけれど……。 〈続く〉 http://t.co/scgyrPtngk

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で、返事に送ったのが以下の文面。 「庭に降る　雪は千重敷く　しかのみに　思ひて君を　我が待たなくに」 これは家持が男性宛に贈った歌で、「庭に降る雪は幾重にも幾重にも積もっていますが、私はこの程度に思ってあなたを待ったのではありませんよ（もっともっと深く思っているのです）」の意。

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はたして、家持が“今日的”な意味でホモであったのかどうかは、まずホモとは何者であるのか？ということを結論づけなくてはなりません。 ホモを同性を愛する者と定義するなら、その問いは、愛とは何か？を問うことと同義となります。愛とは何でしょう？　いまだに明確な答はありません。残念ながら。

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もっと簡単に、同性と性的な関係を持つ者と定義するなら、ノンケでありながら男相手に体を売るウリ専ボーイのアイデンティティをどう考えればよいのでしょう？

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家持が男性と性的関係を持ったという記述は見当たりませんが（僕が不勉強なだけかも）、少なくとも上記の歌に込められた「思い」は歳月を経た今日のホモの胸にも届いています。 ところで、ゴッホはなんでそんなこと知りたかったんだろう？（笑）

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【今日のホモ本】SAKURA MOOK 25『武士道と男色〜花咲ける忠義と恋の道』 A4判オールカラー100ページ、全部、男色（笑）。こんなムック本が売られるようになるなんて、いい世の中になったもんだ。 〈続く〉 http://t.co/EHToPb6X1w

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〈続き〉 ただし、中身はどこかで聞いたことのある人や出来事ばかり。無理やりこじつけたような人物まで出てきたりと面白味には欠ける。ま、腐女子に妄想のタネを提供するにはぴったりか……。

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【今日のホモ本】エリック・ゼムール『女になりたがる男たち』 「先進国ではいまや、女性的な価値観こそがスタンダードとなった。テレビではゲイのタレントが大活躍し、ガリガリのモデルが『理想の女性』となり、男女の際はどんどん縮小している。 http://t.co/YaiaaIVOpA

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〈続き〉 しかし、その先に待ち受けているのは『文明世界の滅亡』かも知れない……。」（カバーより） ……だってさ。トホホ。

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【今日のホモ本】吉行淳之介『私の恋愛論』 『同性愛』の章で、中・高校時代に同級生に対して「胸が不思議な鼓動を」打った経験を書いている。それを「異性にたいする抑圧された感情の吐け口」で「変態的なところにはない」としている。 〈続く〉 http://t.co/tFqcgWhlUL

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〈続き〉 ……のだけれど、そんな吉行は後年、男娼の部屋で「ためしに一緒に暮らしてみない」と口説かれてたりする（笑）。

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【今日のホモ本】三浦玲一、早坂静／編著『ジェンダーと｢自由」〜理論、リベラリズム、クィア』 目次 第1章　藤野寛『フロイトのセクシュアリティ理論とジェンダーの問題』 第2章　中山徹『性的差異の二律背反』 http://t.co/9xtMhQa9Nh

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第3章　三浦玲一『ポストフェミニズムと第三波フェミニズムの可能性』 第4章　越智博美『核家族の男たち』 第5章　中井亜佐子『彼女はなぜ去っていったか』 第6章　河野真太郎『デモクラシー、メリトクラシー、女性の暮らし』 第7章　井川ちとせ『主体化、ジェンダー化』

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第8章　吉野由利『船乗りの物語を紡ぐ女性』 第9章　早坂静『アメリカン・アダムと戦後』 第10章　町田みどり『男性性とセクシュアリティの教育』 第11章　藤田淳志『エイズ・アートとセクシュアル・マイノリティの政治』 第12章　山田創平『市民社会と表現の可能性』

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第13章　大橋洋一『Ｑの欲望』 第14章　清水章子『「ちゃんと正しい方向に向かってる」』

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【今日のホモ本】1953年10月号『風俗草紙』 この号のホモ関係の頁は、連載の藤井晃『そどみあ通信（そどみあの秘密な交歓室）』、園村恵子『レスボス通信』以外では、小説で渋川徹夫『そどみあ放浪記』の１本のみ。ちと寂しい。 http://t.co/hZpkpVo5D0

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【今日のホモ本】2009年2月6日号『週刊朝日』 気持ち悪がるのも、身の毛をよだたせるのも、ま、どうぞご自由に。そう思う人がいたって、そりゃ、仕方ないわな。でも、「指示（ママ）しません」は、マズイだろ。いろんな意味で（笑）。 http://t.co/9vdWQAYZPT

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【今日のホモ本】2013年夏秋号『PAVONE』 この世にはウン百万円の時計の広告が当たり前のように載っている「金持ち雑誌」というものがある。これもその類。日雇い女装肉体労働者には縁の無さそうな本だが、実は、載ってるの、ア・タ・シ。 http://t.co/Bpx8Z7z47B

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ドンペリニヨンというシャンパンのプロモーション・イベントで、“BAROCK（バロック＋ロック）”をテーマにパーティを企画・出演したときの模様が掲載されている。プロジェクションマッピング、カストラートばりのカウンターテナーと 〈続く〉 http://t.co/b7i30SDRvm

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〈続き〉 ドラァグクイーン……ニセモノばかりで作った一夜のバロック宮殿という趣向。 このパーティ、お金持ちのお客さんにも楽しんでいただけたようで、思いのほか好評だった。本当の“金持ち”とは、ニセモノをニセモノとして楽しむだけの心の余裕がある豊かさのことなのだわ、と実感した次第。

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〈続き〉 ……どこぞの金持ち財団とは違うわな。 はぁ〜っ。嫌味ひとつ言うのに、ここまでまわりくどいことをしてしまった（笑）。

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【今日のホモ本】2014年4月号『BADI』 新年早々友人を亡くした。レジェンダリーなDJ 中村直。本当にレジェンドになってしまった。四十九日も過ぎ、その喪失感と向かい合う余裕がやっと出てきた。この号に追悼記事を書かせていただいた。 http://t.co/Di9RMlz4wL

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