はじめに、屋代氏ご本人による紹介文です
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「屋代聡氏による”指示はDo word(s)”解説ツイートまとめ 」http://t.co/rPxCtuT3Jr 3・11に呟いたものです。記憶の風化に抗うためには、Don't forget ではなく、Rememberと繰り返し言わねばならないと思っています。
2014-03-20 23:47:55ではお読みください
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コーチングの理論で言われることの1つに、"指示はDo word(s)"というのがあります。これはスポーツだけでなく、学問においてもあてはまるので、普段心がけていることの1つです。
2014-03-11 11:06:04![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
監督やコーチといった指導者が選手に指示を出す時、「~するな!」と言っても、選手はそのミスをしがちであり、逆に「××しろ!」というと、選手はミスをしにくいというものです。
2014-03-11 11:07:45![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
野球でたとえると、「あいつのフォークボールはすごいから、低めは振るな、手を出すな!」 という監督の指示は、ダメです。選手は”あいつのフォークはすごい、低めはダメ、低めはダメ”と低めばかり意識しますから、甘いボールを見逃して焦り、低めにボールが来たら振ってしまうんです。
2014-03-11 11:11:49![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
監督はこう言うべきでした。「あいつのフォークボールはすごいが、高めはそれほどでもない。高目だけ狙え、高めだけ打て!」 「低めは打つな!」と「高めだけ打て!」 指示は同じですが、どちらの方がポジティヴに行動できるか、実現できるかは明らかですね。
2014-03-11 11:18:38![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
「あの日を忘れるな!」というメッセージはもちろん理解できるのですが、その「~するな」という言い方に風化作用が入りこんでいないでしょうか。
2014-03-11 11:24:39![](https://tgfile.tg-static.com/static/web/img/placeholder.gif)
たしかに未曾有の惨事でした。未だつらい記憶もたくさんあります。 それでも災害・事故を教訓とすべきなら、風化に抗うためにー「忘れるな」ではなくー、こう言わねばならないと思います。 「3・11を思い出そう。」
2014-03-11 11:28:16