森岡正博氏「『お父さん射精してくれてありがとう』っていう気持ちを人は持たないものなのだろうか。」まとめ
- shinda25554813
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「苦労」に対する「感謝」なのかなー… どうなんだろう… そのへん俺は自分の実感としてはわからないんだけど。「苦労」に対しては「ごめんなさい」になっちゃうから。
2014-03-16 20:41:55@Sukuitohananika お母さんに産んでくれてありがとうというスタイルで、生まれたことを感謝するのが、「創られた伝統」と化しているんでしょう。他のスタイルは抑圧されていると言えそうです。
2014-03-16 20:43:53@Sukuitohananika 散種は、根付くかどうか分からない一種の「賭け」の要素が強く、芽吹くまで続けられる、気まぐれな(意志的な)行為と思われているのでしょう。 それに対して、胚胎は意思疎通があったとしても、きわめて受動的で義務的です。それに対するリスペクトではないか。
2014-03-16 20:52:12@Sukuitohananika 男女問わず幼児期から母親に、「自分がどれだけ苦労してあなたを産んだか」と刷り込まれ続けたというのもあるかも知れないですね。頭で、「そういうものだ」という変換をされてしまうとか。
2014-03-16 20:55:18それはある。だから親に反抗すると「誰のおかげでメシ食ってんだ」て言われる。そうやって言われると子供はなんだか妙だと感じつつ、反論できない。@renapsan 感謝されることに快楽を得ないと自分が保てない「感謝依存性」ってある気がする@Sukuitohananika
2014-03-16 21:04:19@Sukuitohananika 感謝するとすれば、胎児だった時に自分が無力で、母親に生殺与奪の最終決定権を握られていたという認識に発すると思います。無力な私を殺さないで、逆に大切に生かしてくれてありがとうという気持ちです。母体の受動性を強調するクロカワさんのご意見には違和感
2014-03-16 21:16:11@Sukuitohananika 考えさせられます。テレビの女性は、自分の存在が誕生するために一番貢献した出来事を「妊娠・出産」だと捉えているように思います。例えば「お母さん排卵してくれてありがとう」という気持ちは一般的に持ちづらいかと思うのですが、この観点からどうでしょう。
2014-03-16 21:43:11@joshidokusho @Sukuitohananika 自分もそう思います。感謝の可能性があるとしたら、殺すことだって出来た(し、そしたらその後の養育という苦労も引き受けずに済んだ)のに、敢えて出産を選択したというところに見出せる気がします。
2014-03-16 21:49:22@Sukuitohananika 出産が「ギリギリ公開してもいい秘め事」だからじゃないでしょうか。親の性別よりもそっちの方が大きい気がします。「お母さん避妊しないでくれてありがとう」とも言いませんし…
2014-03-16 23:23:57結局、母親は「私が生殖の結果として生まれてきたことに関して感謝をささげ得る存在」だけれども、父親は「私が生殖の結果として生まれてきたことに関して感謝をささげることがあり得ない存在」ということなのだろうか。@Sukuitohananika
2014-03-16 23:44:14@Sukuitohananika 「産んでくれてありがとう」は母に分があるとは思うけど父親に対しても向けられてる気がする。それと射精に対応するのは受精なのでは。「受精してくれてありがとう」と言わないように「射精してくれてありがとう」とは言わない。
2014-03-17 00:02:10@Sukuitohananika セックスと出産を因果関係で連続する事象として認識していない部族が確かあります。出展は忘れましたが古代人の地母神崇拝も、女は(単体で)子を産むという認識に基づくものだとも。父親は学習と知識に基づく人工的な観念で、最も生々しい感情が向かわないのでは?
2014-03-17 00:14:54@Sukuitohananika 横からすみません。「妻の出産の際にその夫も床についたり、時には苦しんだりして、いろいろな禁忌に従う習俗」とされる、擬娩/偽娩と呼ばれる文化現象http://t.co/cDPUq2brfEがあるようです。父親が生殖において担った役割を射精に還元しな
2014-03-17 00:26:05@Sukuitohananika いような文化もありうるのではないか、と思います。性科学や生殖医療に関する知識に乏しいのですがが、生みの(両)親へと育ての(両)親へとの異なる感情のようなものが、父母や、さらに子宮や卵子の提供者また技術者などの間へと、起こるのではないかと思います。
2014-03-17 00:36:11このテーマを出す理由は、私が「誕生肯定」という概念をずっと提唱していて、それと実際の産みとの距離をどう取ればいいか模索中であるため。これ以上はツイッターでの議論に適さないと判断し、これについてはここで終わりにします。諸氏のご意見興味深かったです。@Sukuitohananika
2014-03-17 00:58:38