柳美里・小説『JR上野駅公園口』感想まとめ

2014年3月19日に刊行された柳美里の新刊小説『JR上野駅公園口』についての感想まとめ http://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309022659/
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Takashi Akita @trendofthought

柳美里さんの「JR上野駅公園口」を再読。これは本当に素晴しい作品だと思う。生きる勇気について、これほど深く考えさせられるとは思わなかった。

2014-03-24 23:11:47
えれくるこ(甦) @ele_kuru

柳美里さんのJR上野駅公園口読んだ。この本を読む前に「私語辞典」を読んだ。「ルンペン」の項目をJR上野駅公園口を読みながら思い出した。日々しっかり生きなきゃなあと思った。

2014-03-25 00:12:33
あおきみつる @mitsuru1943

柳 美里の小説はどれも「詩」に近い。物語性も充分あるのだけれど言葉の一つ一つが真珠のように光っていて、しかも本物の持つ「上品さ」を保っている。「JR上野駅公園口」には特にその特徴が木の葉で覆われた光の粒の如く揺れていた。東さんの「メリルストリープみたい」をYouTubeで確認

2014-03-24 23:59:11
shizuhiko ito @okihuzis56

柳 美里『JR上野駅公園口』 上野恩賜公園に住まう独りの男のホームレス。男の独白。公園を行き交う人々の会話。「山狩り」と称される行幸行啓のイベント。オリンピック、福島、原子力発電所、未来。コトとモノと輻輳する「日本」の不思議な姿をあぶり出す。

2014-03-24 09:25:24
井上春生 @HUGMACH

同時代の象徴的な死はもはやなく、これからの死は個人的な死である、と15年前の自著で予言していた小説家がたどり着いた時代の匿名の死と魂の徘徊は焦燥感が漂う時代の象徴にもはや昇華してしまった。2度目を読んだ。「JR上野駅公園口」柳美里

2014-03-24 00:56:17
ひるた @3_927

柳美里著「JR上野駅公園口」傑作だ。まだ余韻が残っているが、感じたことがなかなか言葉にならない。感じたことを言葉にしたい。でもたぶんできないだろう。140字以上あってもできないだろう。南相馬の風土と歴史、それに決定的な大震災がなかったら、この書は成り立たなかったに違いないが…☆

2014-03-23 15:18:42
原 真一 @s324pandora

@yu_miri_0622 今ほど、JR上野駅公園口を読み終えました。息が詰まるほど、たくさんの想いを感じ、見過ごしてはいけないもの、きちんと見据えなくては行けないもの、これからの生きるための、多くの道標を得たように思いました。とても素晴らしい作品です。さすがですね。

2014-03-23 16:53:20
Takashi Akita @trendofthought

柳美里さんの「JR上野公園口」を読み終えた… "死にたいというよりも、努力することに、疲れた" "人生にだけは慣れることができなかった" …生きることの恐怖。明日の人生に必要なのは夢や希望ではなくて勇気だ。未来は怖い。 http://t.co/h8ZDcem3Ks

2014-03-22 20:44:06
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maru0e @marokoto

絶望的な気持ちの時に雑踏の中にいると、周囲の人々の何でもない会話が異世界で行われているもののように感じる事があります。柳美里の文章を読むと、この感覚を強く思い出します。「JR上野駅公園口」はとても切なく、結末も悲しすぎるのですが、苦しみの中にいる人々への暖かい眼差しを感じました。

2014-03-22 20:30:15
Sho_naminooto @Sho_naminooto

今は柳美里が読みたい。「山手線内回り」、次に「JR上野駅公園口」。柳美里の文章に共振する。彼女の文章に、心が安らぐ。

2014-03-21 19:55:31
ひるた @3_927

@yu_miri_0622 「JR上野駅公園口」病院の近くのドトールで読み切ってきました。感動しました。「グッドバイ・ママ」と結末は似ていますが、全体に深く低くなり、新境地を開いたというのも過言ではないような気がしました。今度は最近の対談集を買って読んでみようと思います。いずれ。

2014-03-22 15:32:51
ひるた @3_927

…夕暮れまでにはまだ間があるというのに、人通りがふっつり途絶えた。チェーンソーや草刈機の音さえ静けさの一部のように聞こえる。日に日に陽射しが強く、木々の影が短くなってきているから、もうじき梅雨が明けて蟬が鳴き出すだろう。「JR上野駅公園口」より

2014-03-21 22:10:17
ひるた @3_927

柳美里著「JR上野駅公園口」は84頁まで読みました。時間が淀んでいるのか、ゆっくり流れているのか、小説の時間にそって読んでいるので、読むのもゆっくりめになります。美里さんの魂が入っています。迂闊には言えないが、これから結末まで読んでいくのが楽しみです。

2014-03-21 12:53:20
kako @kaco47

JR上野駅公園口を読むのに 実際昨日 行ってみた。過去に何度も来ている 特に公園口は

2014-03-20 18:53:51
井上春生 @HUGMACH

柳美里さんの新作「JR上野駅公園口」のもつ決壊の先の審問、現代の生は与えられたものでなく、課せられたものに変容している。イニャリトゥの「Biutiful」だとかも、いまさら柳さんの新作を読んで認知できた。暗闇の中の燐光。 http://t.co/Ef32oP5Xtx

2014-03-20 22:52:31
井上春生 @HUGMACH

ヴェニスに死すのヴィスコンティばりの映画美術が上野に広がり、貴族の「悲憤の錨」が、無名の日本人の虚無に宿り、コレラが大震災に姿を変えた。ただただ、悲しいです。 .@yu_miri_0622 井上監督がどのように読むか、楽しみです。.RT 柳美里氏新作「JR上野駅公園口」

2014-03-20 20:41:26
井上春生 @HUGMACH

脚本は最後のシーンを読み、冒頭から読み始めると伏線が一読で深く読めていく。柳美里氏新作「JR上野駅公園口」後書きに痛苦を繋げる「蝶番」の役目という重い文字を目にしたのだが、入りの五感表現が軽やかでギャップに戸惑う。読みやすいです。 http://t.co/g27gtWHTaO

2014-03-20 09:26:16
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Takashi Akita @trendofthought

詩人を除けば、実のところ本当に「読んだ」といえる作家はあまりいない。水上勉さんと柳美里さんだけだと思う。学生の頃、柳美里さんとの出会いは間違いなく僕の人生を変えた。あらゆる文学のきかっけだったと思う。

2014-03-19 22:56:07
Takashi Akita @trendofthought

柳美里さんの「JR上野公園口」を楽天ブックスで購入。発売日が3月18日になっている。間違いなく良い本だろう。何しろ僕の誕生日なのだから。http://t.co/8ZeDnK5iFf

2014-03-19 22:50:32
あおきみつる @mitsuru1943

若い頃から現在に至る迄、海外小説の一位は揺るぎなく「嵐が丘」で究極の愛の保持者はヒースクリフ。原書迄買い込んで暗誦を試みた程。あの原始的、野獣的で真っ正直な悪魔的愛。小説のイメージをぶち壊す映画は最悪だった。キャシーに近いのはビビアンリー。柳美里の愛はヒースクリフ女版ともいえる。

2014-03-20 13:07:01
あおきみつる @mitsuru1943

柳美里の作品は、いずれも言葉の紡ぎ方から詩人の魂を感じる。通俗的で、それ故有名にもなった作家の「上から目線の評価」など滑稽ですらある。はるか昔、多分作家になりたての頃の彼女の文を毎日新聞で見つけた時、「煌めく才能」が一瞬に伝わった。大袈裟でなく「現在の一葉」に出会った感じだった。

2014-03-19 19:57:27
Hiroyuki Kurosaki @capnoir

柳美里『JR上野駅公園口』読了。南相馬と東京を、地を這う姿勢でつないでいる小説。参考文献に太田浩史『相馬移民と二宮尊徳』が挙げられている。

2014-03-19 18:27:13
あおきみつる @mitsuru1943

この歳にして(というよりこの歳なればこそ)「幸せ」の意味を噛みしめる。中島みゆきや柳美里と同時代に生きている事、そして•••中島みゆきの歌みたいにうまく表現できないが何か奇跡的な幸運を感じるのだ。お二人の独創力は特別としても、最近のゴーストや捏造騒動の報道合戦には胡散臭さが漂う。

2014-03-17 20:21:21
あおきみつる @mitsuru1943

柳美里さんの新刊「JR上野駅公園口」購入。「私語辞典」「ゴールドラッシュ」「仮面の国」後の入院以来、剣豪小説ぐらいしか受け付けなくなった。今又、読もうとしている事は元気印かも?「ゴールド••」の筆運びを神業と感じた日。発行順に読むつもりの入手本、西暦元号は2000年平成12年と。

2014-03-17 19:54:03
Y S@ミャンマーに平和を @abo_abo

南相馬のひばりFMに番組を持つ柳美里さんの本。東北に関わる本で、たぶん今、私が一番読みたい種類の本だ。19日発売→『JR上野駅公園口』 http://t.co/kUMuPo6rV5

2014-03-16 08:51:37
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