- yumiharizuki12
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@koli_san 行動経済学で「在庫の種類がありすぎると消費者は買わない。種類を減らしてこれしかありません、とやった方が買う」という実験結果はありますね。高級ブランド店で選択の余地があまりないのもそのためかと。
2014-03-19 11:26:02@yumiharizuki12 結局、何もないとタイトルを絞りこなれるところ、「遍き思想の普及の必要性」ということで、売れそうでも売れそうになくても数多くのタイトルを世に流通させるシステムが必要だ、とされた結果が返品制度と再販価格制度が許されたんでしょうね
2014-03-19 11:29:56@yumiharizuki12 ただ、なんか不思議なのは同じ内容でもハードカバーと文庫は明らかに価格が違って、その価格差って体裁に依存する分に理由付けられるわけですけど、返品制度はそれらを平等に「読まれなかった本」として版元にとっての市場価値を0するんですよね。
2014-03-19 11:33:24国会図書館が4000円で買ってくれる。……待てよ、六億円の本を出版したら……? RT @yumiharizuki12: 私も8000円の学術書でも出版するか。
2014-03-19 11:35:03@koli_san そうそう。新書は今厖大に刊行されていて、「種類を増やして多様な知識を普及する」という役割を果たしている。しかし学者は、知識の普及より、立派な装丁の本を高額出版することを好むよな。
2014-03-19 11:37:24@yumiharizuki12 「こんぐらい俺の学識に払ってくれよ!」みたいな意識ですかね 「このジャンルのためこんぐらい払ってくれる人にこそ読んでほしい」とか 「高い物は良い物だ、安い物(新書とか)は凡百だ」みたいな意識はありそう。 だからこそ岩波文庫は革新的だったわけですが
2014-03-19 11:41:08法学者の世界では、できるだけ長い本を書くのが良いとされている模様。友人も「なんとか〇百ページに乗せたい」と言っていた。科学では一般に、同じ内容なら短いのがよし、とされるのではないか。理系の論文はだいたい短いよね。経済学では最近、論文が長くなる傾向があり、問題視されている。
2014-03-19 11:47:25@yumiharizuki12 おそらく単に長いことが良しとされているのではなく,関連する判例や先行業績にしっかり触れようとすれば自然と長くなるので,そうした結果としての大作が評価されるのだと思います。長短は,幅広く触れた重厚さの目安として重視されているだけでは(と信じたい)。
2014-03-19 11:55:01再販制度が出版業界の一種の金融システムである、というのは面白い論点だな。経済学ではなんでも、一時接近としては金融、つまり流動性の確保については無視して議論するが、それではまずいということかな。
2014-03-19 11:57:14研究費でも、一時的とはいえ立て替え払いさせられるのは嫌だから、旅費でも物品でもできるだけ生協で買いたい。生協を通せば請求が直接事務に行き、教員が現金を請求されることはない。だいたい世の中でムダとか非効率とか中間搾取とか言われている制度には、きちんとした役割があるんだよ。
2014-03-19 12:01:56先日の某コンファレンスでも、討論者が第一声「このテーマについては、自分が論文を書いてすでにpublishもされているのだから、しっかり引用してくれ」と要求。
2014-03-19 12:04:00