ぷしこま先生のインクカートリッジ交換劇場

psykoma @psykoma

「おい、もう無くなったぞ！早くよこせ！」「ここにあるのは、もうこれで最後だ。大事に使えよ」「そんなこと考えていられるか、とにかく必要なだけ使うぞ」と、小声で小芝居しながら、万年筆のインクカートリッジ交換。

psykoma @psykoma

「くっ、こんなところで、空になったか。仕方ない。心許無いが、代わりのコイツで何とかするしか……」 「待てっ！こんな事もあろうかと、予備を準備してきている。焦るんじゃない！」と、こっそり一人芝居しながら、万年筆のインクカートリッジを交換。

psykoma @psykoma

「そいつは、女の子と同じなんだぜ。時々目を向けていないと、いつの間にか、お前に対する気持ちが空っぽになってるんだ。空っぽになってからわかるっていうのは、男として失格だぜ。ほらっ、こいつを使いな。」と、つぶやきながら、空になった万年筆のインクカートリッジを交換してた。

psykoma @psykoma

突然、サンタが現れた。「こんな日に仕事とは感心だね。今欲しいものをプレゼントしよう」「本当ですか！あっ……」その時、書いている文字が、かすれた。「おや、今欲しいのがわかったよ。そんじゃーね」 もらったインクカートリッジに交換して、仕事を続けたアカウントがこちらになります。

psykoma @psykoma

「くそっ！アレさえあれば…… アレがあれば、俺はもっとやれるんだ。こんなところで、止まってる場合じゃないんだ。早く、アレのある、あそこまで行かないと！」など、廊下でつぶやきながら、医局に戻ってきてた。今、万年筆のインクカートリッジを入れたところ。

psykoma @psykoma

「もう少しだ……、あとちょっとで全てが終わる。それまで、もってくれ、お願いだ……　あぁ、ダメなのか……」「こんなことだろうと思ったよ。持ってきてやったぜ。やっぱり、俺がいなきゃ、お前はダメだなぁ。さっさと挿入して、終わらせようぜ」と、つぶやきながら、万年筆のカートリッジを交換。

psykoma @psykoma

「今のうちに、交換しておけ」「何故だ。これだけあれば、もう少しはいける。時間が勿体無い」「突然、状況が変わることもある。これは、命令だ」「……、わかった。勿体無いが、お前の言うことに従おう」とつぶやきながら、わずかにインクが残ったカートリッジを交換。

psykoma @psykoma

「俺を、からかうつもりなら、やめたほうがいい」「何のことだ？」「試すことができる程度には残っているが、中身は、殆ど空のはずだ。いざという時に使えない。それとも、それが目的か？」「何故、わかった」「大切な道具だ。それくらいは、わかる」など、呟きながら、インクカートリッジの交換。

psykoma @psykoma

「こいつじゃなきゃ、ダメなのか？」「あぁ、ずっとコレを馴染ませてきたんだ。他に替わりが無いわけじゃないが、そういうわけにもいかなくてなぁ」「頑固者だなぁ」「いや、臆病者だと笑ってもいいんだぜ」など呟きながら、極黒のインクカートリッジを挿入。

psykoma @psykoma

「その手を見てみるがいい！」「いつの間に、こんなにベットリと……」「わかったようだな」「この汚れが、そうなのか、俺の罪なのか！安いモノでも十分機能を果たせるのにもかかわらず、己の欲望のままに違う選択をした、この俺の」と呟きながら、コンバーターから漏れたインクで汚れた手を洗ってた。

psykoma @psykoma

「やれやれ。危ないところだったぜ。まさか、これだけの数を相手にするとは」「流石だな。この時間内におさめられるとは、正直思わなかったよ」「そうでもないさ。ほら、もうコイツが空っぽだ」と、他人には聞かれるわけにはいけない自画自賛のつぶやきをしながらのカートリッジ交換終了。

psykoma @psykoma

「ふぅん、まだ、そんなもの使っているんだ」「俺はコイツが好きなんだ」「手間はかかるし、そんなモノまで準備しないといけないし」「こいつを切らせなければ、ずっと俺の相棒として活躍してくれる。お前にはわからないだろう……」など呟きながら、インクカートリッジをペンケースに入れている。

psykoma @psykoma

「待てよ。こいつを忘れていないか？ほらっ、持っていけよ」「どうして、これを」「これからお前の行くところには、これが必要になるだろうからな。頑張れよ」などと呟きながら、引き出しから取り出したインクカートリッジをかばんに入れたところ。

psykoma @psykoma

「早く持ってこい！まだ、やることは一杯ある」「待て」「どうして?」「分かっているはずだ。こいつにはメンテが必要だ」「しかし……」「これ以上の使用は、お前の我儘でしか無い」「……」など呟きながら、極黒のカートリッジ挿入をやめて、とりあえずペン先を水没させてきたところ。

psykoma @psykoma

「大丈夫だ……　力を抜いて……　意識し過ぎることはない。力を入れると、わからなくなる。自然に……そう、自分の重さだけで、いけるはずだ。ほら。ちゃんと、引けるじゃないか」と呟きながら、ペン先を洗浄した万年筆にインクを入れて、書き味を確認していた。

psykoma @psykoma

「よし、これで終わりだ！……、何!?」「油断したな！どうやら、メンテナンスをしたようだが、その分消費量が、微妙に違ってきていることに気が付かなかったと見える」「こんなところで……」カルテ記載の最後の署名が書けず、インク切れの万年筆を見ながら訳のわからないことをつぶやいていた。

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ちなみに、「ならば、こっちだ！！」とつぶやきながら、もう一本の万年筆を取り出して、ちゃんと署名もしてきました。

psykoma @psykoma

「どうして、そんなのを使うの？」「悪いのか？」「だって、それを使ったものって、水に弱いはずじゃあ」「大丈夫。こいつは、ナノインクだ」「ナノって、何ナノ？」など、呟きながら、極黒のカートリッジ交換。 背筋が寒いのは、この冷房のせいだ。そうに決まってる。そのはずだ……

psykoma @psykoma

「ここで、交換してもいいですか」「どうぞ。ところで月何回くらい交換を？」「2回くらいですかね」「使い始めてどれくらい？」「かれこれ10年には」「そこの店に、ペリカンのM800があるんですよね」「欲しいです!」……、オチてないじゃないかと思いながら、カートリッジの交換をしてた。

psykoma @psykoma

「お前は、よくやった。わかっているよ」「こいつは、まだやれる！」「無理をするな。開けるぞ」「何をするんだ」「ほら、思った通り、ほとんど残ってない」「くっ……」「もう、新しいやつにするぞ。あきらめろ」など呟きながら、インクカートリッジを交換してたら、医局のドアをノックする人影が……

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「貴様！装備のチェックを怠るとは、何事だ！」「この後、書類の筆記が大量にきたらどうするつもりだ！」「気持ちがたるんでいる証拠だ」と、予備のカートリッジを持ってきていない自分を、ひたすら責める遊びをやってみる。 pic.twitter.com/82ynP6bmNP

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psykoma @psykoma

「そっちは捨てちゃうんでしょう。もったいない……」「そうかもなぁ」「エコじゃないよ。それって、ムダじゃないの」「そんな事言うなよ。こういったムダなところも、いいんだよ。そのうち、わかるようになるさ」など、呟きながら、万年筆のインクカートリッジ交換終了。

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「どんなに優秀なモノであっても、予備や補給が無ければ、それまで。本拠地から離れたここで、どこまでやれるか見せてもらおうか」「えっ？これ見ても、そんなこと言える？」 pic.twitter.com/fu1406SYQm

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psykoma @psykoma

「これは、どこに入れたら……」「よこせ！何だ、使ったことないのか。しかたないなぁ。簡単だから見ていな」「あぁ、同じなんだ」「そうさ。お前が使っているのと、同じだ」「でも、……」「確かに、高価なものだが、身構えなくてもいいんだ」など、ボソボソつぶやきながら、インクカートリッジの交換