2014.4/5 茂木健一郎氏 @kenichiromogi 【雪の女王と、小保方晴子さん】連続ツイート
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ゆお(1)ヒット曲、流行映画というのは、必ずその時々の世相を反映しているものだと思う。映画Frozen(邦題『アナと雪の女王』)のLet it go(邦題知らない) https://t.co/mI1qGzaclE をyoutubeで見ると、そのことを改めて感じる。
2014-04-05 07:35:50ゆお(2)Let it goでは、女の子が一人、雪山を歩いている。今までいい子でいたけど、もう我慢するのはやめるわ、みたいな感じで、手を振ると、ひゅんひゅん魔法がかかって、どうするんだろう、と思っていると、ひゅん、と橋を自分でかけてしまう。そして、雪山の向こうに渡る。
2014-04-05 07:37:10ゆお(3)さらに、これからどうなるんだろう、と見ていると、なんと、両手をぐーっと上げて、お城をつくってしまう。お姫様が、住むお城を、自力でつくってしまうのだ。つまり、彼女は設計士であると同時に、大工さんでもある。さらに、ふわっと手を振って、自分の著るドレスもつくってしまうのだ。
2014-04-05 07:38:33ゆお(4)「もういい女の子の振りなんて、やってられないわよ」と、橋をかけ、お城をつくり、ドレスまでつくって完璧な「雪の女王」になった彼女は、最後に、「私はここよ!」みたいな感じでテラスから世界を見て、ドアを閉じてしまう。これが、映画Frozenの中のLet it go。
2014-04-05 07:39:58ゆお(5)確か、Let it goは、今年のアカデミー賞のBest original songか何かでオスカーを獲ったんだと思うんだけど、今の時代のある種の気分を表しているのだろうなあ、と思う。かつて、王女さまは、王子が来るのを待っていて、キスで目覚めたりしたのだった。ましてや、
2014-04-05 07:41:15ゆお(6)お城とかドレスは自分でつくるものじゃなくて、誰かがつくってくれたものを「そおお」と優雅に受け取るのが王女さまであった。今の王女さまは、主体性を持って、自分で何でもつくってしまう。というか、はっきり言って、王子は、オプションというか、いたらいいが、いなくても別にいい。
2014-04-05 07:42:17ゆお(7)そういう、ガールズ・パワーというか、女の子の主体的生き方みたいなものをLet it goは表していて、そうでないと、今のディズニー世代は共感しないのだろう。王女さまが受け身で、王子さまが助けてくれたり、いろいろやってくれるのを待つ、というのはもはや先端ではない。
2014-04-05 07:43:29ゆお(8)さて、話は変わるが、私の周囲では、小保方晴子さんを応援する人が多い。データの扱いの不注意などは別として、偉いおじさま方が、あたかも保身に走るかのように、すべてを小保方さんに押しつけて逃げようとしているのが、みっともないと感じている人が多いようである。
2014-04-05 07:44:38ゆお(9)小保方晴子さんは徹底反論するようだが、その強さは、Frozen(『アナと雪の女王』)のLet it goを思い起こさせるところがある。日本版では、松たか子さんが歌っているようだが、小保方さんが歌っても面白いと思う。新しい時代の、女性の強さが感じられる今朝である。
2014-04-05 07:46:49