#リプくれた人を事件にする

ウッカリデス @ukkaridess

@anti_earth_bomb　――「阿仁 通丸（あに　つうまる）」それは戦時中に死んだはずの探偵の上官の名前であった。 　そして捻じ切られた死体を筆頭に残虐極まりない連続殺人事件の幕が上がる。

ウッカリデス @ukkaridess

@anti_earth_bomb　阿仁部隊、ポロロツカ、起こりえない日食（ほうぐら）、船上の殺人、呪われた研究、"人殺し野放し"……螺旋のようにぐるぐると混ざり合う過去が、混成動物（キュマイラ）となって探偵を追い詰める。

ウッカリデス @ukkaridess

@anti_earth_bomb　作品解説：『鬼舞羅（キュマイラ）』（上）（下）に収録。極めて珍しく探偵自身の過去が関わってくる連続殺人事件であり、シリーズ中でも長編として文庫本で上下巻に分轄されている。

ウッカリデス @ukkaridess

@anti_earth_bomb　作品中でも犠牲者の数は特に多く、探偵が事件に関わる前にすでに10人以上が死亡。最終的には無名キャラクターを含め3桁まで届く。

ウッカリデス @ukkaridess

『康一二人』（@hqLsjDR84w）

ウッカリデス @ukkaridess

@hqLsjDR84w　あらすじ：ある日、康一君刑事のもとに不審な手紙が届く。　差出人不明の手紙にはただ一言――"康一様ノ御帰還デアル"とだけ書かれていた。　気味の悪いものを感じながらもただの悪戯だと放置していたのだが、翌日"康一"という男の溺死体が発見される。

ウッカリデス @ukkaridess

@hqLsjDR84w　さらにはこの"康一"という男、名前だけでなく年恰好まで自分と似通っていたのだ。この奇妙な符号に疑問を抱いた康一君は謎の手紙を追いかけ始める。

ウッカリデス @ukkaridess

@hqLsjDR84w　作品解説：「悪魔を呼ぶ歌声」に収録。 　本作は人気キャラクターである康一君警部のスピンオフ作品である。警察という組織内での軋轢に翻弄されながらも愛用の紙煙草『スモーキーＢＢ』を吸いながら、謎を追う康一君刑事の姿に胸が熱くなる。　

ウッカリデス @ukkaridess

『無敵超人』（@fuhito496）

ウッカリデス @ukkaridess

@fuhito496　あらすじ： 　ある日、詠子に連れ出された探偵は人気の格闘技興行-プロレス興行を見学する。　肉体と肉体のぶつかり合いに熱狂する人々。探偵もその熱狂にまぎれ、しばし楽しんだ。

ウッカリデス @ukkaridess

@fuhito496　だが次の日、探偵の元に奉加春人（ほうが　はるひと）という昨日目撃したレスラーその人が殺害されたという知らせが舞い込む。　さらに探偵の興味を引いたのは、殺害現場の周囲が白い雪に覆われて、奉加の足跡しかなかったこと――つまり現場はある種の密室だったことである。

ウッカリデス @ukkaridess

@fuhito496 奉加は殺害される直前に"悪徳プロデュサー"の悪名高い幕間本太郎（まくま　ほんたろう）と口論する姿が目撃されている。

ウッカリデス @ukkaridess

@fuhito496 そして彼には殺害時刻のアリバイがないのであった――しかし本当に幕間が犯人であるのだろうか。はたしてこの事件の脚本（ブック）を書いたのはいったい誰なのか？　探偵は刑事・金田 槌一（きんだ ついいち）と共に複雑怪奇なトリックに挑むこととなる。

ウッカリデス @ukkaridess

@fuhito496 作品解説：「悪魔を呼ぶ歌声」に収録。 馴染みの二人の刑事が他の事件に追われている（『康一二人』）ため、その部下である金田と殺人事件に挑むこととなる。事件の鍵を握る脚立を用いた大胆なトリックはファンの中でも評価が高い。

ウッカリデス @ukkaridess

『生物騙り』（@0UUfE9LPAQ）

ウッカリデス @ukkaridess

@0UUfE9LPAQ あらすじ： 都内の名門女学院である水時女学園にて、合唱部に所属する女学生が死体で発見された。　その女学生は元々体が弱く、事件性はないものと考えられた。　だが警察が捜査する内、死体に奇妙な点が見つかったのである。

ウッカリデス @ukkaridess

@0UUfE9LPAQ 安置されていたはずの死体に動いた痕跡が発見されたのだ。　そして学生や先生から次々と寄せられる『死んでいるはずの時間帯の目撃情報』。ラヂヲから流れる歌謡曲を背にして徘徊する少女の死体――果たして彼女はいつまで生き物を騙っていたのだろうか？

ウッカリデス @ukkaridess

@0UUfE9LPAQ　作品解説：「悪魔を呼ぶ歌声」に収録。学校というどこか陰鬱とした閉鎖空間と、事件の鍵を握る明るいアップテンポの曲の組合せが独特の雰囲気をかもし出している。最初に被害者が目撃された時、気を失っていたのか、それともすでに死んでいたのか、がカギを握る事件である。

ウッカリデス @ukkaridess

『悪夢のトロムボン』（@marikin021）

ウッカリデス @ukkaridess

@marikin021　あらすじ：著名な作曲家・虎食曾留吉（とらくえ　そるきち）の残した"悪魔葬送曲"。その曲を演奏したものは非業の死を遂げるという曰く付きの楽曲であった。ある演奏会を前にして、演目に困った有名楽団はその曰くを知りながらも"悪魔葬送曲"を演奏する。

ウッカリデス @ukkaridess

@marikin021 演奏会自体は大成功に終わった……だが、その数日後、指揮者が謎の死を遂げる。持つはずのないトロムボーンを胸に抱いて……だがその事件すら陰鬱な連続殺人事件の序章に過ぎなかったことを、この時点では誰も気づいていなかった。

ウッカリデス @ukkaridess

@marikin021　作品解説：本作は曾留吉の孫にしてトロンボーン奏者の俊吉視点で話が進んでいく。被害者たちが手にした金管楽器、死体発見時に鳴り響く不気味なトロンボーンの音などおどろおどろしい雰囲気が作品全体に立ち込めている。

ウッカリデス @ukkaridess

『試される大地』（@uBeWzhDvqI）

ウッカリデス @ukkaridess

@uBeWzhDvqI　あらすじ：戦後間もない北海道、復員兵の受け入れでにわかに活気づくある村で、凍りついた死体が発見された。　死因は凍死。しかし奇妙なことに彼が発見されたのは屋内……そう、彼は窓を開けっ放しで寝ていたのだ。

ウッカリデス @ukkaridess

@uBeWzhDvqI しかも目立った外傷はなく、体内からアルコールや睡眠薬の類は検出されなかった。 　事件か？　事故か？　悩む駐在の前にふらりと現れたウッカリデスと名乗るみすぼらしい復員兵。奇妙な死体を前に素人探偵の推理力がただ、試される。