こどもの福祉と児童養護施設

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石井光太 @kotaism

先日、児童養護施設の院長から興味深い話を聞いた。ある繁華街でホームレス調査をしたところ、四分の一が児童養護施設の出身者だったらしい。すごい率だ。ちゃんと児童養護施設のことを調べてみよう。

2010-11-01 10:53:41
t.muttta @muttta

まずその繁華街を調べるところから始められる事を希望(4人いてたまたま1人がそうだったとか。実は都市伝説だったとか思いたい)。 RT @kotaism: ある繁華街でホームレス調査をしたところ、四分の一が児童養護施設の出身者…ちゃんと児童養護施設のことを調べてみよう

2010-11-03 00:33:00
Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ @umemotoyukari

最近耳にしたのは釜が崎支援機構の若年不安定居住者調査 http://bit.ly/cjgzh7 (p.67)48人中5人で1割。尾ひれがついて数値が大きくなったのでは。 @muttta @kotaism: 繁華街でホームレス調査をしたところ、四分の一が児童養護施設の出身者だった

2010-11-03 19:51:32
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@itomiz それは児童養護が管理的になりがちで、意志とか自律性というものを育てるのを怠っているからです。だから、思春期にレディネスを無視して自分で選択することを強いられてしまう。冒険を許され自分自身でやってみる経験が乏しく、いわゆる施設っ子を生んでしまうのです。

2010-10-27 01:05:46
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@itomiz 管理的環境は、結局環境からの圧力による我慢しか覚えさせないのです。自らの意志で律するというのは我慢とは全く水準が異なる。コントロール不全を改善しコントロールできるようにしていくことが本当の躾の作業なはずです。自律の感覚は圧力を和らげ、平安へ近づけていきますね。

2010-10-27 01:12:15
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@itomiz @pidesu 児童養護の専門性ということが、確立していくのに、あとどれ位かかるでしょう?心理職とか精神科医とかだけが専門職のように捉えられがちですが、児童養護自体が極めて専門的な仕事なのです。その専門性を確立し伝授できる技術にしていくことが求められているのです。

2010-10-29 00:47:25
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@Tohya_Kaeko 自己責任という言葉で捉えられることはごく限られますね。誰もが捉えきれない数々の文脈、環境の網目の中で生きています。何が自己責任で、どこからが人のせいなのか厳密に区切ることなど出来ません。皆が大きなうねりの中で最低限の保証がなされる様な社会を作りましょう。

2010-10-29 00:54:20
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

@pidesu 児童養護の専門性の確立に必要な決定的条件が、この業界には欠けています。すなわち、現場職員が長く勤められる職場環境が整っていない。どんなに現場職員の意識を高めても、長く勤めて後継者を育てていく自然な流れができない限り、ノウハウは蓄積されずに流れ去ってしまいます。

2010-10-30 02:17:38
solonnae @solonnae

ですよね。福祉士養成のテキストにも、単に衣食住の世話をするだけではないことは明記されているけど、具体的な対応の記述は乏しい。RT @masapi_n 同感。上野千鶴子さんのケアシリーズにも入らない。RT @solonnae:社会的養護におけるケアワークの議論て、やっぱり乏しい。

2010-10-31 16:17:02
solonnae @solonnae

@masapi_n そういうことが、直接処遇職員の、専門職としての自信の無さにも影響していると思うんです。自分の反省も含めて。スキルアップや専門知識の向上は、誰もが必要だと思っているけど、その内容は漠然としているし、そもそも議論されること自体少ないように思います。

2010-10-31 16:22:14
masapi @masapi_n

同感です。個人的には、専門性という言葉もあまり好きではないのですが、すごいなあと思う施設職員さんの子どもとの向き合い方、背景をみる力などのスキルが言語化されていないと感じています。RT @solonnae スキルアップや専門知識の向上は、誰もが必要だと思っているけど、

2010-11-01 00:09:08
masapi @masapi_n

言語化および共有化がなされておらず、優れた職員の個人的な力量という言葉で片付けられてしまうように思っています。

2010-11-01 00:09:46
masapi @masapi_n

論点を広げすぎていると思いながら書きます。施設職員のお仕事は、感情労働であり、家庭では多くの女性が担うアンペイドワークと重なっているように思います。今は少しずつボーダーレスになってきていますが、指導員の方が外のお仕事で、保育士さんがうちの仕事っていうあたりも関連があるような。

2010-11-01 00:12:55
masapi @masapi_n

つまり、「見えない労働」なんだと思うのです。

2010-11-01 00:13:53
solonnae @solonnae

まさにシャドー・ワークですね。RT @masapi_n つまり、「見えない労働」なんだと思うのです。

2010-11-01 00:17:42
masapi @masapi_n

以前は、「児童養護」といわれており、この5年くらいの間で「社会的養護」といわれている感じです。たとえば、保育士養成カリキュラムでは、児童養護施設関連について学ぶ科目は、「養護原理」だったのですが、来年から「社会的養護」になります。

2010-11-01 00:22:22
masapi @masapi_n

児童養護と比べて、「社会的養護」には、児童福祉施設のみならず、里親さんも含めて、事情のある子どもを支えていくという意味が込められていると思います。

2010-11-01 00:24:32
いま~じゅ太郎♪ @image_taro

同意。ただ、『』で括らせてもらった部分が良く分からなくて…。QT @masapi_n: …施設職員のお仕事は、感情労働であり、家庭では多くの女性が担うアンペイドワークと重なっているように思います。『指導員の方が外のお仕事で、保育士さんがうちの仕事っていうあたりも関連があるような』

2010-11-01 01:18:39
@sari0529

@kotaism 児童養護施設。このように施設になっていると、年齢がきてしまうと外に出さざる得ないと言われていますよね。そのため、心のケアができていない子供やまだまだ保護が必要なはずでも外に出してしまい、このような結果が出ているのではないでしょうか?矛盾を感じます。

2010-11-01 12:24:13
Yukari Umemoto/梅本優香里@アフリカビジネスパートナーズ @umemotoyukari

私はさらに過激派なので(笑)「養護に欠ける」事情のある子を選別してサポートするという福祉観自体に違和感がある。 @masapi_n 児童養護と比べて、「社会的養護」には、児童福祉施設のみならず、里親さんも含めて、事情のある子どもを支えていくという意味が込められていると思います。

2010-11-01 14:42:58
masapi @masapi_n

今からちょっとつぶやきまーす。RT @image_taro 同意。ただ、『』で括らせてもらった部分が良く分からなくて…。QT 『指導員の方が外のお仕事で、保育士さんがうちの仕事っていうあたりも関連があるような』

2010-11-01 21:54:15
masapi @masapi_n

少しずつボーダーレスになっていること、施設によってかなり異なることを前提としたうえで、児童指導員の施設の職員=男の施設職員は、研究会や他の施設との連絡調整、家庭との調整といった外部機関との調整を行ってはりますよね。そして、多くの場合勤務年数も長い。

2010-11-01 21:56:38
masapi @masapi_n

一方、「保母さん」とも呼ばれる女性職員は、施設の子どもの世話をおもに行い、あまり外にも出て行かなかったりもする。勤務年数は長くなく、3年くらいでやめてしまう場合も多くある。

2010-11-01 21:58:11
masapi @masapi_n

自分でも、こんなふうに典型的に分かれることばっかりじゃないなあと思いながら、想像しながらつぶやいています。でも、ぴったり該当する施設もないわけではない。

2010-11-01 21:59:12
masapi @masapi_n

女性職員たちは、語らないまま、というより、語る機会もそれほど多く得られないまま、あるいは語ることができるようになるまで働かないまま、施設を去っていくことも少なくないように思っています。そうなると、「見えない労働」はより言語化されないというか。そんなふうに感じています。

2010-11-01 22:01:46
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