湘南OT　マインドフルネス作業療法

Shintaro_Kuga @Shintaro_Kuga

織田：Mindfulnessに出会い、その瞑想に取り組んでいる。そんな時にふと思った 「これって作業療法が使えるんやないが？？ ってか、『作業療法そのもの』やき」

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織田： マインドフルネス作業療法 Mindfulness based Occupational Therapy MBOT

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織田： ヴィパッサナー瞑想を中心とした瞑想法を踏まえて「非日常的活動(身体活動、芸術活動)および日常的活動(仕事、遊び、日課、休息)」を通して体感される「身体感覚や心の状態に意識を向けて感じるままに感じること」である。

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織田： 承前） それによってあるがままの自分に気づき、受容し、マインドフルな状態になり、 日々の生活に「マインドフルネスが汎化」してくと期待される

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織田：ヴィパッサナー瞑想とは 2600年前にブッダが実践し推奨した瞑想法 心を一点に集中することで静かに落ち着けていくサマタ瞑想(止瞑想)とは違い 自分に立ち現れている感覚(現象)に対して瞬間瞬間に絶えず気づきを入れ手放すことで、自分に起こっている現象にとらわれない事を目指すもの

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織田：当たり前の生活の中で無意識に行っているマインドフルネスがある。 それが無心のマインドフルネス。 特別に作った時間の中でマインドフルネスを意識し取り組む。 それが有心のマインドフルネス。 その橋渡しをするのがマインドフルネス作業療法。

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織田：マインドフルネス作業療法MBOTの効果 衝動行為の発生率が減少した。 主観的感覚も向上。体験に基づく変化について肯定的に捉えられた(先ほどのMindfulnessの効果の所）。 治療中断率は14.3％(先行研究では半分ぐらいが多い）、欠席率についても先行研究より良好だった。

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織田：自傷行為、家族への暴言、パニックになり暴れるといった衝動行為が２～３続いていたケースが、マインドフルネス期には０～１になり、フォロー期には０。 暴力、激しい自傷行為が１～２続いていたケースもマインドフルネス期０～１。MBOT期は０～0.5。内容も爪でかきむしるなどに変わった

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織田：歩く瞑想、呼吸瞑想の他にもたくさんエクササイズがある マインドフルに音楽を聴いてみよう 生卵を立ててみよう 相手を感じるマインドフルネスをしてみよう ロウソクの炎を見る瞑想と慈悲の瞑想をしよう ヨガの動きを取り入れてみよう ボディスキャンをしてみよう レーズンエクササイズ

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織田：レーズンエクササイズ。アメリカで流行っているものの輸入 レーズンを一粒手に取る。 よく見て観察する。回してみる。手の上で転がしてみる。においをかいでみる。口の中に入れたらまだ噛まない。転がす。ゆっくり噛む。飲み込む。 紙とペンを用意する。「私はレーズンです」から文章を書く！

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レーズンのしわしわ、ベタベタして弾力のある肌触り、鼻を刺すような匂い、酸っぱい刺激、次第に甘くなる味、皮がつぶれて中ができてやがてなくなる感じ。 五感が刺激され増大します。 自分はこれをやる前と後でコーヒーの味が変わりました。さらに甘くさらに苦くなりました。同じコーヒーですよ。

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「私はレーズンです」で始めるA4コピー用紙上に書く文章も人それぞれ様々。 干されて干からびてシワシワになりました。工場で袋詰めの商品になり、袋を開けられるとようやくシャバの空気に触れられました。まな板の上の鯉のような状態が長く続きました。これから幸せにしてきます。さようなら。等