YuriHiranumaさんによる UNSCEAR 2013 報告書の部分和訳(甲状腺がん関連)

YuriHiranumaさんのブログ UNSCEAR 2013 報告書:付録E セクションII.C. 公衆の健康影響についての委員会のコメント内の甲状腺癌関連パラグラフ和訳 http://t.co/kPjYQzAWOt
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Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)253ページ パラグラフE32:低い場合があるかもしれないことを示唆している。甲状腺実測値およびその精度保証と、個人の防護対策についての情報を含む、甲状腺被ばくに関して入手できる情報をすべて考慮した上での甲状腺吸収線量の詳細な再評価が非常に望ましい。

2014-04-21 13:21:01
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

253ページ パラグラフE33:委員会は、甲状腺被ばく量が、直接法で地域平均よりも2−3倍高いか低いかと、個人によってかなり異なったと推定した。委員会は、1000人弱の子どもたちが、100 mGyを超え、約150 mGyまでの甲状腺吸収線量を被ばくしたかもしれないと認識した。

2014-04-21 13:21:51
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(続)253ページ パラグラフE33:このグループでの甲状腺癌のリスクは増えると予測できる。しかし、被ばく量が最大である個人を正確に同定することは、不可能でないにしても困難であり、これらの低線量でのリスクは、説得力を持って証明されていない。

2014-04-21 13:22:40
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)253ページ パラグラフE33:さらに、承前のように、甲状腺の実測値測定で示唆される、より低い線量の値が、それと関連した不確定さと共に再検討されるべきである。

2014-04-21 13:23:02
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)253ページ パラグラフE33:線量分布と不確定さは、乳児期と小児期の間により高い甲状腺被ばく量を受けた人たちの間で起こり得る甲状腺癌発生率増加が識別可能であるかについて、委員会が確実な結論を導くには不十分だった。(以上、甲状腺癌関連パラグラフ)

2014-04-21 13:24:51
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UNSCEAR 2013 報告書:付録E セクションII.C. 公衆の健康影響についての委員会のコメント内の甲状腺癌関連パラグラフ和訳 http://t.co/kPjYQzAWOt

2014-04-21 16:11:42
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UNSCEARフクシマ報告書の付録Eの健康影響セクションの委員会のコメントのうち、甲状腺癌についてのパラグラフをいくつか和訳しました。 http://t.co/kPjYQzAWOt UNSCEARによると、公式和訳は4月末までに公表予定。

2014-04-21 16:26:24
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89ページ パラグラフ222 乳児期と小児期の放射線ヨウ素への被ばくの後、年月が経ってからの甲状腺癌発症は、この意味(前パラグラフ)で関連性が高い。1歳児においては、計画的避難を行った集団の市町村平均の甲状腺吸収線量は、最大80 mGyであると推計された。

2014-04-21 17:59:35
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)89ページ パラグラフ222:ATDMの結果に基づいた平均被ばく線量推計の不確かさは、被ばく線量がより高かった可能性を示唆する。しかし、生体内甲状腺モニタリングのデータは、甲状腺の平均吸収線量は最大5倍まで過大評価されていたかもしれないことを示している。

2014-04-21 18:00:12
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)89ページ パラグラフ222:ほとんどの線量は、放射線被ばくによる甲状腺癌の過剰発生が確認されていない範囲内だった。しかし、甲状腺吸収線量の上限に近ければ、十分に大規模な集団群の中で、甲状腺癌の識別可能な増加に繋がる可能性がある。

2014-04-21 18:00:59
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)89ページ パラグラフ222:線量分布についての情報は、委員会が、乳児期と小児期の甲状腺被ばく線量がより高かった人たちで起こり得る甲状腺癌の発生の増加が識別可能であるかどうかという確実な結論を出すには十分でなかった。

2014-04-21 18:01:16
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)89ページ パラグラフ222:福島原発事故後の甲状腺被ばく線量は、チェルノブイリ事故後よりもはるかに低かったので、チェルノブイリ事故後に起こったような放射線誘発性の甲状腺癌の多発は、福島県では無視できる。

2014-04-21 18:01:46
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

90ページ パラグラフ228: 実効線量が100 mSv以上の作業員は、甲状腺、胃、大腸と肺で起こり得る晩発性で被ばくに関連した健康影響のための毎年の検査を含む、特別の検査を受けている。

2014-04-21 18:20:17
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(続)90ページ パラグラフ228:これらの作業員の超音波検査と医学的調査により、甲状腺癌(および他の癌の可能性)の検出が増加することになるだろう。検出される症例の圧倒的多数は、放射線被ばくと関係なく発達したと予期される。

2014-04-21 18:20:41
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

(作業員が後で癌になっても被ばくのせいではないだろうと、既に予期。)

2014-04-21 18:21:28
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

これ。UNSCEARは、例の1080人の実測値が過小評価である可能性は考えてないっぽい?長瀧委員会は、だから必死なんでしょかね? https://t.co/YLGxqpVZQR

2014-04-21 18:32:00
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

やりたかったことの半分もできなかった・・。ここまで和訳するつもりなかったんだけど。でも、重要箇所だし。公式和訳がちゃんと訳せてるのかも気になるし。

2014-04-21 18:33:53
Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

最近、別件に時間を取られてて、UNSCEAR報告書をあまり和訳できなくてすみません〜。所々、UNSCEAR事務局に送りつけたPSR/IPPNWのこの論評 http://t.co/gpZahDk45B の影響が出てるような気もします。指摘した箇所が変更してあるしw

2014-04-21 19:44:03