文學コトハジメ(握手を編)

私が妄想した文壇パロです。妄想を羅列しました、具現化を全裸で待機です。
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西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

何も考えずに始めた妄想やから、整理ね!小林は反国策文学の筆頭なんやわ。だから、政府から狙われとるの。ほいやから、小林は全国を逃走しまくってんやけども……追手として中原が登場して状況が変わるのね。 #文學コトハジメ

2014-04-24 21:33:56
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

中原は小林の親友で女関係で色々あったんやけど、結局、和解し切れんままで死別しちゃうの。でも、え、蘇ってるやん!で、小林と再会するねん。実は中原は政府が何やらして蘇らせました。蘇った中原には感情が欠落しとって善とか悪とかんな概念もあんまない感じです。 #文學コトハジメ

2014-04-24 21:36:59
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

中原は政府の犬的な感じなの。で、肉体は死んどるからさ不死身状態なのよ。ほいで、自分の作品を使って暗殺やらをしとる。んな感じの中原と小林は再会しちゃう。 #文學コトハジメ

2014-04-24 21:39:54
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

小林は驚くよね、澄ました顔してパニックだよ。で、戦うんやけども、小林は全力で戦えない。中原に対して負い目もあるしね!「お前、本当に中原なのか……!」とか言うて戦う。中原は答えない。で、結局、そん時はそれで終わるねん。 #文學コトハジメ

2014-04-24 21:43:22
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

それから、小林は政府から逃げながらも中原を探す感じになるのね、矛盾しとるけど。探す理由は説明し難いねんが色んな感情があって探すのよ。で、少しずつ少しずつ、中原に何があったかを知るの!多分ね!(妄想で補完を!) #文學コトハジメ

2014-04-24 21:47:52
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

中原も中原で小林を追ってやね、で、コトハジメの最後たへん?で遂に対峙すんのね、戦うの。でもね、小林は迷いがあるのよ。中原が本物の中原だって知ったから更にさ。それを中原に見抜かれる。「小林、お前は俺を殺せないよ」「……殺せるか殺せないかなんて言い切れないだろう」 #文學コトハジメ

2014-04-24 21:53:21
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

「いや、殺せない。俺はお前の親友、だったからな。ボーヨー、ボーヨー、迷いがある文芸評論家なんか怖くもないさ」って言ってだね、戦い始めるの。中原に言われた通り、小林には迷いがあるからね、小林は中原を攻撃しても急所?は外しちゃうのよね。 #文學コトハジメ

2014-04-24 21:59:23
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

戦ってる小林の脳裏にね、中原との最後の記憶が映るの。中原が死ぬ少し前に鎌倉で見た海棠の花、他愛もない会話なんやけど、小林、本当は謝りたかったのよね、昔の色々を。でも、勇気が足りなかった。中原は小林を見て少しだけ笑うの。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:04:21
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

本当は、ただ、謝りたいだけ、戦いたくなんてない。それが小林の思いなのね。でも、今の中原には届かない。じゃ、どうすればいいのか、小林は考える。戦いながら、考えるのよ。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:06:22
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

で、小林は決意する。戦って、戦って、小林は疲弊しちゃうの。で、中原が止めを刺そうとね攻撃しようとすんの。でも、小林は防がない。もう、自分の思いを伝えるには、自分が中原の思い通りになるしかないと思ったのよ、殺されるしかないって、思ったの! #文學コトハジメ

2014-04-24 22:09:07
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

で、小林は殺されるなと思うんやけど、攻撃されないの。で、中原を見たらな、止まってんねんて、震えてんねんて。「……お前は俺を殺せない。でも、俺もお前を殺せないみてぇだ」って言うねん。感情がなかった中原に感情が実はあったねん。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:13:18
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

中原は孤独を抱えて死んだと思うねんが、孤独の中にあった光が小林だったと思うのね、昔は色々とあったけど、中原の中では小林は最後の最後まで親友だったのよ。で、その感情が残ってたの、親友を殺したくない感情があったのね! #文學コトハジメ

2014-04-24 22:14:53
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

で、中原はね、筆記用具の万年筆を落とすのね。万年筆が近くで倒れとる小林の手に触れる。で、小林が中原を見るとね、中原は両手を空に掲げとるん。で、大きく息を吸って大声で筆記する。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:19:40
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

中原は続ける。「ホラホラ、これが僕の骨だ、生きてゐた時の苦労にみちた あのけがらはしい肉を破つて、しらじらと雨に洗はれヌツクと出た、骨の尖」、口述筆記して中原の身体がボロボロ崩れ始めるのね、で、中原は倒れる。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:23:38
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

で、小林は「中原!」って叫んで、慌てて中原の体を抱くの。抱いたら抱いた部分が崩れるの。で、小林はまたパニックだよ。「何、してんだよ……!」って言うの。小林、半泣きだよ。中原はさ、最期に会った時みたいにさ少しだけ笑う、「泣くなよ」 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:26:48
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

小林の中で何か色んな思いが巡ってやね、泣くねんが、「泣いてねぇよ!」って言う。また、サヨナラなのか、お前に言いたいことがあるんだ、俺が今まで書いた文学なんぞよりも、もっと、もっともっともっともっともっと、あるんだよ!って。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:30:27
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

小林の涙が中原の顔に落ちるねんが、そいたら中原が「泣いてんじゃねぇか」って言うの。で、中原が小林の近くに落ちとる自分の万年筆を拾ってやね、小林に渡すの。で、「俺が知らないお前の文学を教えろよ、小林」って言うの。つまりね、殺せって意味ね。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:34:24
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

小林は何か言おうとするねんけど、中原が小林の手を万年筆ごと握ってさ、「聞かせろよ」って笑うのさ。で、小林は万年筆を取ってな、筆記する。まるで、歌うように筆記する。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:38:10
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

「君の詩は自分の死に顔がわかつて了つた男の詩のやうであつた ホラ、ホラ、これが僕の骨と歌つたことさへあつたつけ」、で、こっから、小林の回想。僕の見た君の骨は鉄板の上で赤くなり、ボウボウと音をたててゐた #文學コトハジメ

2014-04-24 22:43:04
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

君が見たといふ君の骨は立札ほどの高さに白々と、とんがつてゐたさうな。で、回想が終了して、口述筆記する小林ね。中原の体は少しずつ少しずつ崩れる。崩れる中原の顔は穏やかだよ。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:45:32
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

「ほのか乍ら確かに君の屍臭を嗅いではみたが 言ふに言われぬ君の額の冷たさに触つてはみたが たうたう最後の灰の塊りを竹箸の先で積もつてはみたが この僕に一体何が納得出来ただろう」、で、小林が耐えられなくなってまた泣くの。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:47:02
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

で、中原が小林にね、「小林、覚えてるか」って言うの。で、中原が口述で筆記する。「ではみなさん、喜び過ぎず悲しみ過ぎず、テムポ正しく、握手をしませう。」で、回想が入るのね。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:50:10
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

中原と小林が口論になると、様々な人がさ中原の「ではみなさん~」を使って中原と小林を無理に仲直りさせてたのね、過去。で、喧嘩して仲直りさせられる図が何回も何回も何回も流れる。で、現実と回想が入り乱れるのね。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:52:50
西 ≫∽∽(〇 ` ω ´ )@アジアにハマる @daily_nishi

小林の手と中原の手が自然に結ばれるの。で、中原が目を閉じて言う。回想で初めて小林が中原と会った時の映像が流れる。「ハイ、ではみなさん、」「ハイ、御一緒に――」「テムポ正しく、」で、回想の中で小林と中原が握手するの。 #文學コトハジメ

2014-04-24 22:56:18