建築家・藤村龍至 @ryuji_fujimura さんのニコニコ超会議3についてのつぶやき(2014.04.26、27)

建築家藤村龍至さんのニコニコ長会議3http://www.chokaigi.jp/2014/booth/ 訪問の際+翌日のつぶやき
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

フードコートも大変機能的ではあるが、メニューが絞られていて社員食堂のような印象。ビールはIDチェックをして2種類から選び、小さめのカップで支給される。

2014-04-27 15:10:19
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

音楽ステージはフェスっぽい。 http://t.co/R0ZXpOLZAE

2014-04-26 14:35:38
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

ユーザー参加という点では「踊ってみた」の4面ステージが印象的だった。ステージ場のインストラクター?が周囲の観客を壇上に挙げていじる。観客席に乱入するプロレスもそうかも知れないが演劇空間として4面ステージってインボルブメントに向いているのかも。

2014-04-27 15:27:37
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

超会議だん。集合写真をキメる。 http://t.co/cbnQIFpx1y

2014-04-26 16:47:26
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Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

超会議なかなか面白かった。続きは後ほど。

2014-04-26 16:48:29
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

昨日の超会議3。以前から興味あったのだが機会を逃しておりようやく参戦。いろいろ面白かった。

2014-04-27 14:54:21
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

あと同じユーザー参加の観点で「まるなげひろば」にも興味があったのだが、小さなブースが連続していてちょっとした界隈性があり、裏路地のような雰囲気だった。アントレプレナー(起業家)を養成するインキュベーション機能を備えている。

2014-04-27 15:32:05
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

超会議の空間にはインターネットユーザー(厳密にはサービス提供者)の空間観が物質化したものがどのような構成を取るのかに興味があった。2000年くらいによく言われていたのは、ネットの空間は最初サイバースペース(空間)、ホーム(家)ページというように都市をメタファにしていたということ。

2014-04-27 15:41:26
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

でも実際に都市空間で起こったことは次第に現実の空間のほうがネットのようになるということ。サーチとブラウズ、検索と遭遇という機能を強化して行くこと。スーパーやコンビニが二層構造になってサインだけが並ぶ上半分の空間とモノだけが並ぶ下半分の空間というように見本市会場や空港建築に似る。

2014-04-27 15:45:05
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

超会議みたいにネットサービスの側が空間をセットするとどうなるか。空間的には大小のブースが連続していて、大勢の人が少しずつのぞきながらうろうろし、部分的に熱狂している、そんな感じ。結果的に都市空間とよく似ている。だからブースを「街頭」と見立てた自民党はセンスがよい。

2014-04-27 15:54:15
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

逆に都市空間として超会議の会場構成をみると動線設計は回遊性が低く混雑しているし、オープンスペースが貧相で消費の場が画一的。改善の余地はあるがネットの空間ってそんな感じでもある。逆に言うと心地よいリアル都市空間は回遊性がありオープンスペースが豊かで消費の場が多様。

2014-04-27 15:57:28
林 信長 @H_Nobunaga

ネット初期はサイバースペース(空間)ということで、魑魅魍魎のネットを親しみのある現実空間の比喩で考え、次にネットが普及すると、現実空間をネットの比喩で変革していこうとする。で、最後は両者は「違う幾何学」だったと切り離されるのでは、というのが僕の予想。

2014-04-27 16:00:50
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

超会議の空間設計がまだちょっと硬くてある意味公民館みたいに見えるのはオープンスペースが貧しいからではないか。日本人が最も得意なオープンスペースの使い方は神社仏閣の縁日の屋台村のようなフードコートだが、公共施設で行政が飲み食いを禁止するととたんに空洞化するのと似ている気がした。

2014-04-27 16:03:51
林 信長 @H_Nobunaga

現実の生活空間はまったくネットの存在を無視して「内的に」発展できるし、ネットも同じ。そもそも、ネットワークの意味は、現実世界と異なる幾何学をもつ不可視で触覚不可能なネットワーク(インターネット)を初めて人類が獲得したってことじゃないか。

2014-04-27 16:03:55
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

都市空間に限りなく似ているが、回遊性が低く、オープンスペースが貧しく、消費の場が画一的。どちらかというと巨大な公民館か、あるいは巨大な高校の文化祭のような空間。文化祭のように教室カースト的な抑圧がないのが自由ではあるだろうが、空間的には似ている。そんな印象。

2014-04-27 16:07:09
林 信長 @H_Nobunaga

リアル空間とネット空間の話、広告でいうとネット広告は当初、リアル空間の看板みたいに考えられてきた。PVベース(通行人の数)で広告効果を計ってきた時代があった。ネットではもうそういうトップページでのPV主義は終わりつつある。多くの「購入者」はいまや検索で下位ページに直接くるからだ。

2014-04-27 16:15:07
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

会場設計上、あえてなのか、素なのかわからないが、全景を見下ろすポイントが少ないのも特徴。通常、幕張ではコンコースから客を入れるので最初に会場を見渡せるが、超会議ではステージセットなどで会場が見渡せず、俯瞰の写真がほとんど撮れない。メタレベルがなく、サービスの高低だけがある。

2014-04-27 16:15:08
e i e n; @seddrring

藤村龍至の超会議考察がソフト(コンテンツの内容)の考察ではなく徹底したハード(コンテンツのおかれた空間)の考察で精神性を感じる

2014-04-27 16:15:29
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

それにしても、情報環境を含んだ現代の創造的な公共空間の条件を理解するうえで、超会議の空間は実に示唆に富んでいた。都市空間とか公共空間といってもカフェとシェアハウスしか想像できない(どこかの政党のような)現代の建築学生は一度体験してみるとよいと思う。

2014-04-27 16:16:32
林 信長 @H_Nobunaga

ネットにとってモバイルで離散的である、というのは「決定的」に重要。それを古いリアル空間の、しかも中央集権主義に回収しようという試みには常に抵抗しよう。

2014-04-27 16:18:52
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

ちなみに、超会議の動員数は2013年度実績では10万人なのでサマソニ13万人により少ない。ネット来場者509万人は驚異的だが、実空間の影響力としてはプロ野球2,3試合分ではある。これをどう評価するか。

2014-04-27 16:20:31
広瀬弘人 @orosh_lupi

藤村さん超会議行ってたのか!しかも入場に関して苦言。先生さすがです。

2014-04-27 19:04:27
家鴨∵カモミール @1838Architect

そう言えば、ニコニコ超会議に行っても変わらない藤村さんに安心するのと尊敬するのとでやっぱ面白いわ、この人(笑)

2014-04-27 20:51:32