架空ドラマ「結婚しない男と結婚できない男」

千桜さん @chioshina

結婚しない男の詳細設定ですよろしくお願いします http://t.co/a8BMIgAmNc

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千桜さん @chioshina

【結婚しない男できない男】 とりあえず二人が働いている広告代理店「廻報堂社」の人物相関図を作ってみたよ http://t.co/UD7gM9QVWQ

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千桜さん @chioshina

【結婚しない男とできない男】二人が住んでる港区辺りの高層マンション607号室の間取り作った　マンション名は適当に考えたやつなのでもちろん現実世界にあるものとは全く関係ありません http://t.co/TWknYaRXp2

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千桜さん @chioshina

こういう感じのキッチンで白い椅子に後ろ向きで座ってる修治と喋りながら理さん料理作ろ 白いテーブルの上に色とりどりの料理並べて「うっわ〜！やっぱ理さんすげえよ！」って修治目きらきらさせて「「いただきます！」」って休日の朝ごはん食べようよ http://t.co/iC16OWrTzu

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千桜さん @chioshina

フォロワーのなおさんが架空ドラマ結婚しない男と結婚できない男」のロゴを作ってくださりました！！！ありがたい！！！本人曰く『トーシロ作品』だそうですが私は完全にプロだと思いますありがとうございました！！！！！！！ http://t.co/A5Fj5OiZWM

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千桜さん @chioshina

私の架空ドラマネタツイートはフリー素材だからみんな気軽に絵なり漫画なり小説なりに昇華してくれちゃっていいのよ？？？

椎名千桜 @chiosn607

理修ちゃんの出会いはコンビニ。修治はある日突然それまで同棲していた彼女に振られ、「荷物まとめて今すぐ出ていって！！」と家を追い出される。行く宛もなく近所をさ迷ってたら結構強めの雨がふって慌てて近くのコンビニに避難する。雨宿りしてると誰かから話しかけられる。

椎名千桜 @chiosn607

「あの、開発課の遠藤課長ですよね？」「え？あ、確か営業部の……」「はい、榊原です。どうしたんですか？こんな時間にそんな荷物持って」「あ〜いや〜その……」「もしかして傘無いんですか？」「まあ、そんなとこですかね……」「僕、車で来てるんで良かったら家まで送りましようか？」

椎名千桜 @chiosn607

「え！？いやそんな悪いですよ（そもそも帰る家ねえし）」「でも予報では雨もっと強くなるらしいですよ」「マジで！？」「風邪引くと大変だし……送らせてくださいよ」「あ、じゃあお言葉に甘えて……」

椎名千桜 @chiosn607

そんなこんなでつい理さんの誘いを断れなかった修治。車に乗り込みながらも「（そういえばなんでこの人俺の事知ってるんだ？榊原部長は社内でも仕事ができるモテ男で有名だけど俺はそんなことないし……）」と不思議がる。一方理さんは後部座席からタオルを取り出して修治に渡す。

椎名千桜 @chiosn607

「ちょっと髪が濡れてるからこれで吹いてください」「あ、ありがとうございます」「それでお家は何処にあるんですか？」「あ〜いや〜その〜……」「？どうしたんですか？」「実は……帰る家が無くて………」「！？もしかして借金取りに追われてるんですか！？」「違います」

椎名千桜 @chiosn607

「お恥ずかしながら……同棲していた彼女に振られて追い出されまして…………」「あ〜……なるほど」「今日どこに泊まろうかなんて考えてたんですよ」「それならウチに泊まります？」「そうですねー……ってえぇ！？」「僕独り暮らしですし部屋は無駄に広いんで」「いやそんな悪いですよ」

椎名千桜 @chiosn607

「でも今からビジネスホテル取ると料金高いし、別に僕は全然いいですよ」「いや……でも………」「あ、僕彼女いないけどそっち系じゃないんでそこも安心してください！」「いやそういう問題じゃなくて……っていないんですか！？そんなにかっこいいのに！？」「なんか照れますね」「（この人天然だ）」

椎名千桜 @chiosn607

すったもんだの末、結局一晩だけ泊まることにした修治。マンションに着いたがまずその高さと高級さにビビる。そして部屋の中に入って40代独身男性にしては異様な綺麗さにビビる。「シャワーでも浴びててください。着替えはありますか？」「あ、それは大丈夫です。一応持ってきたんで」

椎名千桜 @chiosn607

シャワー浴びてる間に思考を巡らす修治。「本人は否定してたけど……部屋変に綺麗だったし真っ先に俺に風呂はいらせたし……俺は今夜榊原さんに喰われるのか！？いや確かに榊原さんはイケメンだし俺が女だったら喜んで抱かれるけどやっぱそっち系はちょっと…………」とブツブツ独り言言ってる

椎名千桜 @chiosn607

そんなアホな事を考えつつ風呂から上がり、リビングに入るといい匂いが。「遠藤さんってご飯もう食べました？」「いえ、まだですけど」「よかった！オムライス作ってるんですけど一緒に食べませんか？」「なんかすみません、晩御飯まで作ってもらって」「いえいえ、僕の趣味なんで」

椎名千桜 @chiosn607

「はい！できましたよ」「なんか変わった形のオムライスですね」「そう思うでしょ？ちょっとこここ見ててくださいね」そう言ってチキンライスの上に乗ってるオムレツにナイフを入れる理さん。そうするとパカりと綺麗に割れたオムレツからトロトロと綺麗な黄色の半熟タマゴが。

椎名千桜 @chiosn607

「おおお！すげえ！！」「たんぽぽオムライスっていうんです。結構作るの難しいんですけど折角のおもてなしなんで」「ありがとうございます……！いただきます！ん〜♥うめえ！」「よかった」ニッコリと笑う理さんを見てやっぱこの人かっけえな〜イケメンで料理も出来るって凄すぎだろ……と思う修治

椎名千桜 @chiosn607

そうするとますます彼に彼女がいない理由が分からなくなる修治。「（もしかして…このオムライスの中に睡眠薬入れて俺が眠った隙に夜這いを！？）やっべえ全部食っちゃったよ！！！」「ほんとだ！もう全部食べちゃったんですね」「え！？あ、ああそうですね！美味しかったです！！」超挙動不審な修治

椎名千桜 @chiosn607

晩御飯も食べ終え、一段落。お互い寝ようと寝室に入る。「（俺は抱かれるんだな…）」そんな的外れな悟りをする修治をよそに、ロフトに布団を敷き始める理さん。「遠藤さん、今日寝てもらうところなんですけど…」「は、はい！？（まさか一緒に寝るのか！？）」「ロフトがあるんでそこでいいですか？」

椎名千桜 @chiosn607

「へ？ロフト？」思わず間抜けな声を出す修治。「あ、やっぱこっちのベット（シングルサイズ）がいいですか「ロフトでお願いします」そんなこんなで修治の貞操は守られたまま夜は更けていった。二人の出会いはそんな雨降りの夜のことであった。

椎名千桜 @chiosn607

修ちゃんは前々からガチゲイの東条さんにアプローチされてたんでそっち系に関してはめっちゃ敏感（本人は結婚できないとわかってて男と恋愛するのはあり得ないと考えてるのでそっち系の当事者にはなりたくないと思ってる）

椎名千桜 @chiosn607

朝。修治がロフトから起きてリビングへ行くとベーコンのイイ香りが。「あ、おはようございます。朝ご飯もう少しでできるんで食べてってください」「なんかすみません……至れり尽せりしてもらって」「いえいえ！料理作るのほんとに好きなんで」そう言いながら理さんはベーコンエッグを作る