渡邊芳之先生ynabe39の「じっさい1960-70年代の「非商業的」なフォークやニューミュージックの多くが古色蒼然としか聞こえないのに対してグループサウンズやアイドル歌謡など「商業主義そのもの」の音のほうがヤバい輝きを残しているのは皮肉なことだ。」
千の風になって。
北海道帯広市 · twilog.org/ynabe39
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html
「商業主義に反抗して日本のロックを追求してきた」みたいなものより60年代アイドル歌謡のバックで密かに弾かれている「タックスマンベース」みたいなもののほうが「ロック」ということになったのが1980年代。90年代に入ると文化芸術だけでなく政治もそういう感じになっていく。
2014-04-28 08:39:55じっさい1960-70年代の「非商業的」なフォークやニューミュージックの多くが古色蒼然としか聞こえないのに対してグループサウンズやアイドル歌謡など「商業主義そのもの」の音のほうがヤバい輝きを残しているのは皮肉なことだ。
2014-04-28 10:18:51黛ジュンの「乙女の祈り」とか当時ロックだと思った人はあまりいないと思うけど今聴けばまぎれもないロックなんだ。「ロックの人がやる音楽がロック」ではなくなったということ。
2014-04-28 10:32:14自分は中学生の頃がちょうど(第1期?)グループサウンズリバイバルでFMなどで初めて聴いて本気で感動したくちで,60年代末にGSがどのように「軽蔑」されていたかは実感がないんだよね。
2014-04-28 10:36:49当時の東芝音工は歌謡曲本流は東芝レーベル,フォーク/ロック/GS系は海外レーベル(キャピトルとリバティ)で出して,70年代に後者がエキスプレスレーベルに収斂していく。黛ジュンはカップスやワンズと同じキャピトル,赤い鳥はリバティだった。
2014-04-28 10:42:03黛ジュンでもよく出てくる「オルガン入りのエレキコンボにテナーサックス」というブルーコメッツスタイルは「怪奇大作戦」の主題歌などでもおなじみ。
2014-04-28 10:47:29このエレキバンド+サックススタイルはビートルズの定番前座バンドだったブルース・インコーポレイテッドとかマンフレッドマンとかイギリスのスタイルとちゃんとつながってるんだよね。
2014-04-28 10:49:02これが「イギリスの影響」なのか「アメリカのジャズの影響を受けたミュージシャンのやるロック」として英日で同時発生的に出現したのかは考える余地のあること。
2014-04-28 10:50:01ブルース・インコーポレイテッドはアレキシス・コナーのバックバンドで後にコロセアムを作るディック・ヘクストール・スミスがいた。まあこっちも「エレキバンド+サックス」だけどもうちょっとジャズ寄り。
2014-04-28 10:54:12ブルーコメッツは全員が出自は「ジャズの人」(スパイダースでも大半はそう)なんだけど,1966年の「青い瞳」がロックじゃないとは(少なくともいまの感覚では)言いにくいと思う。 https://t.co/R1V0hgfX9B
2014-04-28 11:11:32あるいはアニメ主題歌や歌謡曲(のおもにバンドの演奏)を「ロック」として聴く,というのも1980年代以降の感覚。それ以前はそれらの音楽と「ロック」とは明確に峻別されていた。
2014-04-28 11:16:52ブルーコメッツはビートルズ日本公演の前座に出たわけだからビートルズサイドも「サウンズ・インコーポレイテッドと同ジャンルの日本の音楽」と考えていたのだと思う。
2014-04-28 11:18:50グループサウンズの演奏場面の映像って意外となくて,こうした主演映画の演奏シーンは貴重。 https://t.co/5OzpYW6y6V
2014-04-28 11:38:53