【R15】「少女展"爛"会」Part.1　箱庭茶会・春 NCドント卓 録音起こし アドベンチャーパート前半

ダイナ @doll_dyna

（も少しメタｗ ベPL「う～ん、この空間に入っちゃいけないって気がする」 テPL「激甘です。砂糖吐くよ～」 ベPL「誰だ！俺のブラックコーヒーに砂糖入れた奴！！ｗ」 NC「さて、どうします？出るならそれもよし、出ないという選択も」 テPL「でますよ～！」）#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

抱き合う二人を見てしまったベルは、ティアを促してその場を離れようとしました。しかしガサガサと茂みが物音を立ててしまいます。それなのにまだ気がつかない二人。ベルはティアを促してその場を離れようとましたが、ティアは違いました。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

勝ち気なカッターに執着し、ビアンカには嫌悪感を隠していたティアの目に、強く抱き合う二人はどう映ったか…。 「おねぇちゃ～ん」と半ば涙声でか細く声をかけるティア。 そこでやっとティアとベルに気づく二人。ティアの後ろでは、ベルがバツが悪そうに目を背けています。#箱茶春ドント卓

ダイナ @doll_dyna

カッターが「どうしたの、ティアちゃん」と気不味さを払って声をかけます。ティア「あのぅ…今読んでた本で、どうやって読めばいいかわからないところがあって…アミお姉ちゃんを探したけど居なかったから…だから…ええと…協力して欲しいの、カッターお姉ちゃん」#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

カッターは「いいわよ」と答えましたが、砕けた肩に痛覚が戻ってきました。肩を掴んだままのビアンカの手にカッターの手が重ねられます。ティアはそれを見逃しませんでした。ティアの心にわだかまりがこみ上げてきます。「ねぇ…いつまで…そうやって手をつないでるの？」#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

暗い声。「邪魔しちゃったみたいだね…後でいいよ」そこにカッターは「いいのよ！その本、見てあげようか？」と手を伸ばしました。でもティアは納得しません。「そんな風に見えないよ！だってさぁ…そうやって二人でさぁ…一緒にいて…」ティアの声がだんだん小さくなります。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

「姉妹なんでしょ？！あたしたち…。なんでそんな二人だけでさ…二人だけで一緒にいようとするの？ねぇ、あたしたちだって姉妹なんだよ？！」耐えかねたように再び叫ぶティア。カッターとビアンカはごめんなさい、と口々に謝りながらティアに近寄りました。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

ティアに友情を感じているビアンカは、優しくティアの頭を撫でようとしました。ビアンカに嫌悪感を感じていたティアは不満気な顔をしつつも、おとなしくビアンカに頭を撫でられているのでした。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

（メタ：ここでティアPLはビアンカに対して+2修正で対話判定。出目9+2で大成功。見事未練を切替え。ロールで10、新たな未練は「信頼」に。ここでビアンカPLも「寂しい思いをさせてごめんなさいね」と対話判定にトライするも失敗。カッターへの発狂は癒えず！）#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

（メタ：ここで全6時間の録音をほぼ１時間半聞きました。ベタな書き起こしにはしてないんで若干はしょれるんですが、その分情景描写についやして結局ボリューム的にはあんまり変わらない気がしますｗ）

ダイナ @doll_dyna

場の雰囲気が和らいだところで、ベルはカッターの腕が不自然にぶら下がっているのに気が付きました。気の利くベルはいつも持っているバッグの中からさっと長い布を取り出すと、応急手当をします。ベルが布でカッターの腕を吊ると、痛みはぐっと和らぎました。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

カッターは「ああ、ずいぶん楽になったわ。ありがとう」とベルにお礼を言いました。ビアンカも「手当が上手いわね」とベルを褒めます。 （メタ：ここで二人は対話判定するも失敗。ベルはこの時いまだ狂気点全リーチ。ビアンカは発狂１）#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

なんとか気まずい雰囲気から抜けだした４人。カッターはティアに「いいのよ、そんなに気にしなくて。本を読んであげるね」と、ティアからあの日記を受け取りました。ティアは最後の文章が消されていること、どうにかして読めないか相談したかったことを話します。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

最後のページを見せられたカッターっが「これは鉛筆があれば読めるようにできるわよ」と言うと、すかさずベルがスクールバッグの中から筆箱を取り出します。さっそく皆で、本を置ける平らな台を求めて食堂へと向かいました。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

テーブルの上に本を広げて鉛筆を倒して軽くこすると、筆圧のくぼみが白く浮き上がり読めるようになりました。そこに書いてあったのは…。 「…だから私は、あの場所にみんなの招待状を隠した」という文字。 それを真っ先に読んだベルの心を再び不安と恐怖が襲います。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

立ち尽くすベルの心にゆぅらりと記憶の断片が浮き上がってきました。あの場所に隠した？…誰か、一緒だった…少し年下の小生意気な金髪の女の子…一緒に秘密基地ごっこをしに行った…そうよ、あそこだわ。私…たちの…秘密の隠れ場所…。あそこに入ったら足元に穴が開いて…。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

…落ちて…そこは恐ろしい黒い獣で一杯で…襲われて…無限に続く…！あぁああ！！！ はっと我に返ったベルの目に心配そうなティアの顔が映ります。その顔が、ベルには襲ってきた黒い何者かに見えました。ベルの心を本を見つけてきたティアへの疑念が真っ黒に覆ってゆきます。#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

あの愛らしい素敵なティアがこんなおぞましいものを持ってくるはずがないわ…。そうよ、こんな物持ってくる子がティアのはずがない。この子…誰……？（記憶の欠片「隠れ場所」を得る） そんな疑心暗鬼に硬直したベルに気づかず、皆は本に群がり読みました。 #ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

（メタ：ここでベルからティアへの未練「憧憬」が発狂状態「贋作妄想」に。ベルはティアが偽物だという疑念に苛まれる状態に。 そして記憶の欠片が…濃い！！ ベルPL「迷子、孤独、隠れ場所…なんという見事なボッチ属性！！」 終盤へのフラグ成立の瞬間でしたｗ）#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

（メタ：ところでいい加減長くなったのにまだ四分の一であります。先は長いです。…書いても書いても終わらない…箱庭茶会のタグが埋まっちまうんだぜ…。なので、ここらでタグを変えることにします。続きが気になる方はここからは　#箱茶春ドント卓　で追いかけて下さい。）#ne_hakoniwa

ダイナ @doll_dyna

ベルはパラパラと本をめくって、同じような凹みがないか探してみました。すると、それらしい箇所があるではないですか。ベルはそのページを皆に見せ、訴え、必死に鉛筆を擦らせましたが、他の三人にはそこはただの白紙にしか見えません。#箱茶春ドント卓

ダイナ @doll_dyna

失望したベルは本をパタンと乱暴に閉じ「後味悪い話」と言ってティアに荒っぽい動作で本を突き返しました。突然の荒っぽさに「えっ…」と絶句するティア。「どういうこと？」と困惑しつつ本を開くと、先に判明した「あの場所にみんなの招待状を隠した」という文章が皆にも見えました。#箱茶春ドント卓

ダイナ @doll_dyna

しかしベル以外の姉妹たちには「あの場所」についての記憶はありません。ただ首をひねるばかりです。それより気になるのは、招待状がもう来ていたということです。 どういうこと…？この日記に出てくるティアとベルは本当に私たちなの？何故カッターとビアンカの名前がないの？　#箱茶春ドント卓

ダイナ @doll_dyna

「ベルお姉ちゃんが言ってたようにつくり話かもしれないけど…」と口ごもるティア。 カッターはちょっと見せて、と本を受け取ると余白に丹念に指を滑らせました。ティアとビアンカもそれにならって頁をなぞってみましたが、特に何もないかな…？と思った時… #箱茶春ドント卓