保養とレクリエーション:ベラルーシと福島と

「「歴史から学ぶ」こととは:ハンセン病、水俣病、そして福島原発事故」http://bit.ly/1jrUZun というまとめを作っていてたまたま「保養」という言葉がでてきたので、少し前に議論したことを思い出してまとめました。
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nao @parasite2006

@kazooooya さあどうでしょうか。こちらのブログ記事http://t.co/di9ja3r4zm はロシアの事情ですのでベラルーシの事情はまた別であると考えた方がいいでしょうが、それでも事故から時間が経つとともに受け止め方が変わっている可能性は十分考えられますね。

2013-09-29 21:08:04
リンク ロシアNOW 夏はキャンプだ | ロシアNOW ソ連時代の伝統 今も健在

付録1:こんな保養は嫌だ!

高野雅夫 @daizusensei

保養に行った先で「なぜ子どもを福島に住まわせているのか」と責められ、いきなり子どもの首をさわられて「甲状腺は大丈夫か」とやられて、泣いて帰ってきたお母さんがいたという話を聞いた。あってはならないこと。

2012-11-06 08:23:44
birdtaka @birdtaka

いわゆる「保養」は気分転換の意義が一番大きいのではないかと思ってたけど、これ読むと考えを改めざるをえない。保養で消耗している様子。他のケースはどうなのだろう。 http://t.co/nBvIXWlXQ5

2013-10-02 08:46:06
わたなべ@浜の浜のぬう @hatakofuru

保養で寝込むとか、、、 http://t.co/Zm153HDKzo 家族で好きな所に好きなペースで行った方が良いのでは?と思ってしまう。

2013-10-02 12:03:33

付録2:今の福島で保養の意味があるとすればそれは何か、保養が必要なのは誰か

大森真 @yard_1957

(去年ベラルーシの保養施設を訪れた時、前クール270人のうちWBCでNDだった子供は一人だけと説明を受けた.福島では現在99%以上の子がND.内部被爆の状況には大きな差がある)

2013-02-26 09:09:24
酋長仮免厨 @kazooooya

大森真(@yard_1957)さんがツイートしているのはこの番組。26年後ででもこのような状態であり福島の被ばく状況とは明らかに違います。ぜひ視聴を→ 【TUF】ルポルタージュ「私の見たベラルーシ そして福島へ」より抜粋 - http://t.co/2ZBT7bVPAS

2013-02-26 13:37:32
大森真 @yard_1957

(ベラルーシでは今でも、保養に来るほとんどの子どもから内部被ばくが検出される、あの古めかしい椅子型WBCで.4週間の保養の間きちんと測定された食事をして、生物学的半減期通りに被ばくを減じて帰る.今の福島の子どもたちの保養に、そうした意味は殆どない.もともとの内部被ばくが低いので)

2013-10-13 21:43:08

(↑ベラルーシの子供の4週間の保養の効果を動くグラフを使って試算する方法は、付録4をご覧下さい)

大森真 @yard_1957

(今の福島の子どもたちに保養の意味があるなら、それは「精神的解放感」に浸ることだろう.もしかすると「お母さんの方に」こそ保養が必要かもしれない.そうした意味があることは否定しない、僕自身の現状の認識とは違うにしても.ただ、そこで精神的不安を吸収してくるようでは全く逆効果と思う)

2013-10-13 21:47:45
のぞ🐶 @nozo5cm_s

子供を保養させるというより、母親を保養させてセラピーやカウンセリングを受けられるようにした方がいいんじゃないのか?

2013-08-12 11:39:15

付録3:ベラルーシ、ベルラド研究所の内部被ばく対策基準値

酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 先のブログ内というのはベラルーシのほう。そもそも「基準値は大人70 Bq/kg、こども20 Bq/kg以上」の意味がよく分かりません。その程度の体内蓄積量では、線量限度の年1mSvや食品規制値以下なのに、追加被ばくゼロまで軽減しようというのでしょうか?

2013-09-29 21:19:00
nao @parasite2006

@kazooooya これはベラルーシのベルラド研究所のアップルペクチンによるセシウム排出促進開始基準。ソースは最近岩波から出た論文集「調査報告チェルノブイリ被害の全貌」http://t.co/ObuiUgI2PX の原書第4部第15章http://t.co/ZtUENdfTR7

2013-09-29 21:38:32
nao @parasite2006

@kazooooya 原書第4部http://t.co/ZtUENdfTR7 のp.318から始まる第15章のp.234「ベルラド研の経験から判明したところでは、Cs137の体内蓄積量が25-28 Bq/kgを超えたら排出対策を始める必要がある。これは0.1 mSv/年に相当」

2013-09-29 21:44:14
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 言葉が足らずすみません。分からないのソースではなく、その目的、という意味でした。ブログの冒頭( http://t.co/PV2l7VnzHQ)に書いてあるくらいですから、そうなんでしょうけど、「K40と同程度」という活動目的は何だろうかと不思議でした。

2013-09-29 21:55:57
nao @parasite2006

@kazooooya このアップルペクチンによる内部被ばく対策の開始のための体重あたりCs137量の基準は、大人50 Bq/kgだった時期もあるようで、体内蓄積量と年間の内部被曝線量というよりはむしろK40の存在量に目をむけて作られた経験的な基準のように見受けられます。

2013-09-29 21:12:59
nao @parasite2006

@kazooooya すなわちおとなの場合はK40の存在量と同程度までは許容し、子どもはより感受性が強いことを考慮して許容量を控えめにするというわけです。そもそもセシウム排出促進対策の開始基準が体重あたり2桁Bqというところからして、バンダジェフスキーの説とは相容れません

2013-09-29 21:16:58
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 あぁ、線量限度の1mSv以下を目指しているのですね。それなら納得ですが、年1mSv以下は介入しなくてよいレベルだったのでは?よく分からなくなってきたw (不安払拭が目的になってきているのでしょうか)

2013-09-29 21:21:44

線量限度の1 mSv以下→線量限度の0.1 mSv以下

付録4:ベラルーシの子供の4週間の保養の効果を@habari2011dunia さんの動くグラフを使って試算する方法

nao @parasite2006

ベラルーシのこどもの4週間の保養の効果を@habari2011dunia さんの動くグラフhttp://t.co/vVcyymjTrp を使って試算する方法をご紹介します。動くグラフのページを開いたら設定を次のように変更します(続く)

2014-05-04 21:46:02