loquat_priestさんによるゼヴァリン(90Y)による副作用の解説

loquat_priestさんによるゼヴァリン(90Y)による副作用の解説(鼻粘膜被曝線量と鼻血の関係の考察)とsivadさんとの議論
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枇杷 @loquat_priest

@sivad ゼヴァリンの薬物動態資料で、皮膚の吸収線量が投与量MBqあたり0.3-0.7(中央値0.5)mGyとあります。ここから体重60kgとして計算しました。(計算間違いがあったので訂正しました)

2014-05-04 12:23:30
sivad @sivad

@loquat_priest どうもありがとうございます。皮膚の吸収線量から鼻粘膜の線量を推定するところをもう少し詳しく教えていただけませんでしょうか?

2014-05-04 12:28:00
枇杷 @loquat_priest

資料では、皮膚を初めとして脳、筋肉、胆嚢壁、胃などの臓器で線量が最も低く、いずれも0.3-0.7mGy/MBqとなっています。血流を考慮しても微粘膜がそれら臓器より線量が低いとは考えにくく、最低その程度はあると見積もられます。@sivad

2014-05-04 12:35:59
枇杷 @loquat_priest

さらに90Yゼヴァリンの投与前には、症例ごとに必ずγ線放出核種である111Inゼヴァリンを用いた線量分布の確認を行います。鼻腔周囲は皮膚その他より確実にシンチグラフィーで濃く映りますので、実際の線量はもっと高いと推定されます。皮膚と同等はあくまで最低の見積もりです。@sivad

2014-05-04 12:38:42
sivad @sivad

@loquat_priest それは粘膜組織全体での見積もりではないですか?

2014-05-04 13:31:41
枇杷 @loquat_priest

@sivad 失礼ですがご質問の趣旨が理解できません。全体とは?脳も筋肉も粘膜ではありませんが。資料には臓器名が記載してあるだけです。

2014-05-04 14:16:54
sivad @sivad

@loquat_priest 皮膚の吸収線量というのは皮膚組織全体での線量ですよね。で、粘膜組織の線量もそれに匹敵すると見積もられたわけですよね。

2014-05-04 21:54:34
sivad @sivad

@loquat_priest 周囲より濃いのは毛細血管が多いからでしょうね。ただ、皮膚の線量とおっしゃっている値は皮膚組織全体に相当する線量でしょうから、それと鼻粘膜という一部領域をそのまま比較はできないと思います。

2014-05-04 22:15:45
枇杷 @loquat_priest

@sivad やはり仰る意味が理解できません。もしかして「皮膚の線量500mGy」という量は「頭部100mGy+体幹200mGy+四肢200mGy=全体で500mGy」のような足し算で求められるとお考えですか? でしたら吸収線量の定義をもう一度ご確認ください。

2014-05-04 22:50:07
sivad @sivad

@loquat_priest いえ、そういう意味ではないです。全体というのはわかりにくかったですね。鼻粘膜において毛細管を毀損しうる微小な領域をどう評価するかによって、値は相当に変化するわけで、皮膚の平均的な線量をそのまま当てはめるのは難しいだろう、ということです。

2014-05-04 23:44:03