〈旅行〉×忠義 ⑴

【1】〜【20】 登場人物のキャラは、英都物産のふたり。
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∞まゆか∞【終了】 @8mayuka8

〈旅行〉【1】 「温泉行こーっ!温泉!!」 『どしたん?急に。』 「温泉!行きたいっ! カニ食べたい、カニっ!!」 『そんな時間、無いやん。』 最近、仕事忙しいのに…。 「来週の土日は、久しぶりに休めそうやねんっ♬」 『そうなん?』 「だから♡」 『久しぶりの休みやのに?』

2014-03-17 06:38:55
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【2】 「久しぶりの休みやから、行くんやんっ!」 『身体、休めんでいいの?』 「温泉で休めるの!え?なんか予定ある?」 『別にないよ。』 「じゃ、予約よろしくっ♡」 『私??』 「うん。だって、俺来週まで忙しいし。」 『丸投げ…』 「得意の♡」 『もう!ほんま、いっつも…。』

2014-03-17 06:39:21
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【3】 「うわぁーっ♡ イイ感じやーん♡」 『うん。良かったぁ。ネットで見ただけじゃ、不安やってん。』 女性は色浴衣を選べるというお宿だったので、たくさん並べられたところへ案内される。 いっぱいあって、悩む…。 「俺が選ぶっ!!」 『え…私に選択権ないの?』

2014-03-17 06:39:39
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【4】 「コレがいい!コレにしよ♡」 『え…。ピンクとか、ムリ。』 「なんでよー!ええやん。かわいいやん♡」 『いや。かわいいから、ムリやし。』 仲居さんにクスクス笑われた。 「お似合いだと思いますよ」って。 「ですよねー?いいですよねぇ、ピンク!」 『じゃ、もうコレでいい』

2014-03-17 06:40:01
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【5】 帯をどれにするか、私を無視して仲居さんと相談してる。 この人は…。 なんでこんなに楽しそうに選んでるんだ? 私のなのに。 私だって、選びたかったのに。 ま、ちょっと嬉しいけどっ// 着付けもしてもらえるというので、お風呂上がりにお願いすることにして部屋へ向かう。

2014-03-17 06:40:25
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【6】 仲居さんが下がったあと。 窓の外を眺めてると 「ええ部屋やね」 って後ろからハグしてくる忠義。 『うん。景色も綺麗で、良かった。』 「先にお風呂やろ? 一緒に入ろっか♡」 耳元で囁く、大好きな声。 『大浴場、行こ?』 「なんで? 露天風呂付きの部屋やのに?」

2014-03-17 06:40:47
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【7】 『大浴場も行きたいもん。ココのは、いつでも入れるし…。』 「おあずけかぁぁ。ま、いっか。お楽しみは後にとっとこ♡」 そのまま始まっちゃうかと思ってドキドキしたけど、意外とあっさり引き下がったな。 お互い大浴場を楽しんでから、私は浴衣を着付けてもらった。

2014-03-17 06:41:15
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【8】 食事はお部屋で。 忠義の希望通り、カニ。 それに私の希望も入れてノドグロ。 「ノドグロって、美味いな♬」 『美味しいやろー? 大阪ではあんまり出会わへんからさ、せっかくこっちまで来るなら食べたかってん♬』 「食べ物で選んだん?ココ。」 『うん。カニ!って叫んでたし。』

2014-03-17 06:41:53
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【9】 『でもさ、カニ尽くしとかはイヤやってん。色々食べたいし。』 「食べるん、好きやもんなぁ(笑)」 『だって、せっかく美味しいもんいっぱいあるのに、カニだけなんてもったいなくて。』 「確かに。」 『でも、尽くしプランはいっぱいあるのに、色々って少なくて、めっちゃ探したわ。』

2014-03-17 06:42:15
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【10】 『あー。お腹いっぱい!美味しかったぁ』 「ほんま。めっちゃ美味しかったぁ♡ 幸せっ♡」 お膳も下がって、仲居さんがお布団を敷いてくれた。 「ふふ。なんかエロいな♡」 『何が?』 「お布団、2枚並んでんの♡」 『あ…うん…まぁ、ね。』 ぴったり並べられたお布団…。

2014-03-17 06:42:38
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【11】 「腹ごなしに、ちょっと動く?」 『お散歩?』 「ううん。」 って、後ろから抱きついてきたと思ったら、右手が胸元へ滑り込む。 『ちょっ…、や…』 「イヤなん?でも…身体はイヤがってないで?」 大きな手に揉まれて、反応してしまう。 うなじにキスを落とされると、もう…//

2014-03-17 06:43:03
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【12】 「着いた時にガマンしてんから。もういいやろ?」 『…いいけど…//』 浴衣の裾を割って太ももへ滑り込む手が、焦らすようにゆっくりとそこへ向かってくる。 待ち切れずに腰が動いてしまう。 「ふふふ。どーしたん?」 『…もうっ!意地悪…//』 「何が?」

2014-03-17 06:43:21
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【13】 首筋、胸、太もも… もう…中は大変なことになってるってわかってる// そこに、早く来て欲しいのに。 『もう、お願い///』 「なに?どうして欲しいん?」 『早く…触って…』 「ここ??」 『やぁ…ん、違う…』 「こっち?」 『ぁあっ、…んっ///』 「すごっ」

2014-03-17 06:43:35
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【14】 「大変なことになってるで?」 『ぅん…』 「どうしたん?」 『忠義が、…意地悪するから…//』 「ふふ。意地悪されるの、好きやもんな?」 ううんって首を振る。 「あれ?そうなん? じゃ、もうせんとく?」 いやいやって首を振る。 「どっち?」 『…意地悪、して…//』

2014-03-17 06:43:53
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【15】 「よくできました♡ ご褒美な♡」 そう言うと 長い指を奥まで沈める。 『あぁ、ん、…っ』 大きな声が出てしまう…// 「エロい声、出てるで?」 『やぁ、ん、…』 「ええやん。いっぱい声出して?めっちゃ興奮する♡」 指を増やして中を掻き回すから、声が止まらない//

2014-03-17 06:44:30
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【16】 「すっごい…溢れてきてる♡」 『や…// もう…』 「イクの?」 『ん…イキ、たいっ…んっ、あっ//』 「イッてもーたな♡」 ぐったりした私をお布団まで運ぶと、大きく足を広げられる。 『いやぁ、ん//』 一気に腰を沈めると 「中、ヒクヒクしてんで?」 耳元で囁く。

2014-03-17 06:44:54
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【17】 その余韻を楽しむみたいに、しばらく動かない忠義。 舌を出して待つから、私もそれに応じる。 いやらしい水音が響いて、脳を刺激する。 『ね。お願い…』 「ん。」 忠義がゆっくりと腰を揺らすと、私の中が、また熱くなる。 浅く深く、不規則に攻められて、意識が遠のく。

2014-03-17 06:45:25
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【18】 「またイクの?」 『だって// 忠義が…んっ、あっ』 激しく突かれて、声が途切れる。 「なぁ、いつからそんなにエロいの?」 『忠義が…、エロくしたんやもん』 「俺のせい?」 『うん……だから、責任取って?』 「しゃーないなぁ♡」 速度を上げて、限界へ向かう。

2014-03-17 06:45:52
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【19】 「…あ、、俺も、もう…」 『んっ// 一緒にっ、ぁあ、イクっ…///』 私の中で熱を放つ瞬間が、好き。 一緒にイクのが、一番気持ちいい♡ 『ふふ。幸せっ♡』 「…はぁぁ。 ん?珍しいな。そんなん言うてくれるの。」 『いっつも思ってるよ。』 「たまには言って?」

2014-03-17 06:46:30
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【20】 『忠義がいっぱい言うからさ、なんか…。』 「それ聞けただけでも、来た甲斐があったな♬」 『それだけで良かった?』 「イヤやっ!いっぱいするねん♡」 『休みに来たんやろ?』 「充電しに来たのっ! まだお風呂も一緒に入ってないしな♡」 そういえば。 まだ夜は長いからね♡

2014-03-17 06:46:48