ノルウェーの方は、なぜ健康問題ではなく、事業の話ばかりするのか、という会場からの疑問について、ノルウェー側から回答。
2014-05-10 17:46:11勿論、ノルウェーの文化と日本の文化は違う、日本のことを自分は知らない。なぜ、日本人はこんなに健康のことを気にするのか。自分も自分の娘のことは心配した。情報収集もした。
2014-05-10 17:48:56ひとつ言えるのは、ノルウェー人は危機の時にはまず行動をするということ。まだ若い国家ということもある。ノルウェー人は、危機的な状況を解決するということで、団結し、一体となった。
2014-05-10 17:49:35ノルウェーの人にとって不安に対処するためには「行動」が大事。比較的小さい国なので団結するのが可能かも。安全な食品、という点については放射線だけがリスクでない。生産者としてトータルなコントロールが必須。
2014-05-10 17:51:06一緒に行動する、協働する。危機においては、チームワーク、特にチームワークの元に行動を起こすことが大切、それによる不安を取り除ける。
2014-05-10 17:51:53#ICRPダイアローグ 大森さんから更問。ノルウェーで移住した人はいるのか?それぞれの地域で廃業した人はいたが地域を去った人はいなかった(複数回答、しかし記憶による回答)
2014-05-10 17:54:38ノルウェーでは日本で行われているような、表土を取り除く、などの除染は一切行っていない。農家が耕作するときに、深耕する、カリウム施肥をする、ということは行った。動物の飼料に入れた。それでも不十分なら、プルシアンブルー投与をした。
2014-05-10 17:55:17私がノルウェーで聞いた他の農家さんも、廃業はいたけれど、去った人はいない、と言っていたので、これは間違いないと思います。
2014-05-10 17:55:57ノルウェーでの外部被曝の管理について。ノルウェーでの汚染は山岳部に限定されたため、農家の人の食料生産への影響に注力した。
2014-05-10 17:57:55(ノルウェーの人の優先順位の付け方、要不要の見極め方がバッサリしていてすごいんだよなー。で、政府への不満を普通に話させて、お互いに、ま、あなたはそういう考え方だよね、となごやかに話をしている。)
2014-05-10 18:01:39ヨマさん。(でも、サーミはちょっと雰囲気がちがうと思う。)政府から食事の指導を受けた。でも、そんなことをそんなに言われると、生きることが危険だと思ってしまう。
2014-05-10 18:02:54毎日、危険なことはいろいろある。交通事故やバクテリアの汚染、その恐れは避けたいからできるだけ避けたいから、気は付ける。スクーターを乗るときは、ヘルメットを被る。車に乗るときは、シートベルトをする。
2014-05-10 18:03:58ある程度健康的に暮らしたいよう気をつけているけれど、アルコールは少しは飲む。私は自分の人生に満足しているし、そうできている自分を褒めてあげたい。(会場拍手)
2014-05-10 18:04:56同時に、明日できることを探している。日本から帰国したら、山にいって魚釣りをするのを楽しみにしている。毎年楽しみにしている。山に入ると新緑の頃、その芽を食べるのを楽しみにしている。夏にはベリーを食べる。一年中楽しみがある。
2014-05-10 18:05:56だから、私は放射能に関しては、あまりフォーカスしていない。放射能は避けるべきだとわかってはいるけれど、いろいろ対策をしてきて、いま自分は元気でいる。自分を褒めてあげたい。(拍手)
2014-05-10 18:06:58(だからね、人間の不安が解消されるのは、健康問題だけじゃないんだよ。健康に不安があっても、幸せに生きていける。人生そのものは楽しめる。)
2014-05-10 18:09:49(いや、健康の話はするよ。するけれど、本当に、それが、その人の言いたいことなのか、ということ。わたしは、違う場合が多いと思う。今日もそう思った。)
2014-05-10 18:12:26