#変態不知火さん ビスマルクとの初夜編

高峯みやび @sukamelancholy

提督「書類整理終わんねえ」 不知火「あと数人、事務担当の艦娘を増やすとか」 提督「そうだなぁ。そしたらもっと早く終わる」 不知火「一番手っ取り早いのは、司令が増える事ですね」 提督「そりゃそうだが」 不知火「その時は輪姦してください」 提督「真顔で何言ってんの」 #変態不知火さん

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Bis「やっと書類整理終わったわね……」 提督「なー。晩飯までに終わらなかったが」 不知火「遅めの夕食にしましょう。用意して参ります」 提督「サンキュ」 Bis「……ねえ、誠士郎」 提督「ん？」 Bis「今夜……誠士郎の部屋にお邪魔してもいいかしら」 提督「！」 #変態不知火さん

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提督「……それって」 Bis「聞かないでよ……馬鹿」 提督「あ、あぁ……すまん」 Bis「それで、その……いいのかしら」 提督「……うん」 Bis「よかった……。部屋で、待ってて」 提督「わかった」 不知火「――！ ラブコメ、いえこれは……エロゲの波動」 #変態不知火さん

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ビスマルク――本名はエリザベート・マリー・ビスマルク――と俺はケッコンしている。実際にはビスマルクだけではなく、不知火、加賀さんにも指輪は渡している。とは言っても加賀さんに渡したのは小指の指輪だが。不知火とビスマルクに渡したのは薬指の指輪。俺は二人を選んだのだ。 #変態不知火さん

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男としては不誠実かもしれない。そんな事ぐらい重々承知の上である。これはただの言い訳に過ぎないとわかっているが、俺は不知火かビスマルク、どちらかを選ぶかなんて出来なかった。どちらも、愛してしまったからだ。故に俺は二人に同じ指輪、同じ想いを渡した。 #変態不知火さん

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どちらも受け止めてくれたのはとても嬉しかった。……というより、二人とも同時に選んで欲しかった雰囲気さえあった。それもまた二人を選んだ理由でもある。晴れて俺たちはケッコンし、出撃も仕事も円満に過ごしてきた。 #変態不知火さん

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ケッコンは絆を改めて確かめ合う儀式のようなものだと思う。おかげで仲もよくなったし、前は恥ずかしくて言えなかった事も……時と場合によるが、ちゃんと伝えるように努めている。言葉だけでなく、行動で示す事も……ある。 #変態不知火さん

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そして今夜、ビスマルク……いや、エリザから今夜予定を開けておくように言われた。勿論、断る理由なんて何一つない。だからこうして、身体を隅から隅まで洗って部屋で待っている。……よく考えてみたら、これって逆ではないだろうか。 #変態不知火さん

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兎も角今は座して待つしかない。変に慌てているよりもずっといい。……いやむしろ、仁王立ちして待っていればいいだろうか？ 扉を開けたエリザに一言、待っていたぞと言うとか。いや雰囲気も何もないな。困ったもんだ。そんな事を考えていたら、ノックの音が三度鳴った。 #変態不知火さん

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「お邪魔するわ」そう言ってエリザはいつもの出撃の際の格好ではなく、桃色のネグリジェを着ていた。そしてその手に持っていたのは「今夜の為に、お香を用意したの」との事。ベッドのスタンドに置き、火を点ける。薄い煙が立ち上り、次第に柑橘系の香りが広がっていく。 #変態不知火さん

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エリザの用意したお香の効果か、変に緊張していたのがすっと消えていく。俺の隣に腰掛けたエリザは以前とは違って余裕のある、いつも通りのエリザだった。 「良い香りでしょう」 あぁ。 「とても気分が落ち着いて……リラックス出来るわ」 そうだな、良い香りだ。 #変態不知火さん

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そっと、エリザの手を握る。そのまま指を絡めれば、エリザの方からもきゅ、と握り返してくれた。もう、お互いにわかっているのだ。ケッコンしてから数日経ったが……、今夜が、初夜になるのだと。そして、エリザの初めてでもある。俺の肩に、頭を乗せ、エリザは言う。「優しく、ね」 #変態不知火さん

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【注意】 これより先、 #変態不知火さん は濡れ場、所謂エッチシーンになります。不快に思う方はタグをミュート指定するか、リムーブ、またはブロックなどの対処をお手数ですがお願いします。 また、感想や実況は #変ぬい のタグを付けていただけると大変助かります。

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【追記】 キング・クリムゾンは今夜はお休みです。 #変態不知火さん

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【追記2】 適度に休憩を挟みます #変態不知火さん

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つい先ほどまでお風呂に入っていたのだろう。エリザの綺麗な金髪からシャンプーの香りもする。あの日、エリザを後ろから抱きしめて眠った時と同じ香り。あまり女性の匂いを嗅ぐのはデリカシーに欠けるが、やめられない。そんな事を考えていたら、エリザは俺を見て微笑む。 #変態不知火さん

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「一応、これでも勉強はしたのよ。だから……最初は私に任せて欲しいの」 そう言ってエリザは俺の服を脱がし、上半身、そして下半身も脱がした。微笑みを絶やさないエリザの表情がとても淫靡で……不覚にもそれだけで少し、反応してしまった。 「興奮してるのね、嬉しいわ」 #変態不知火さん

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そっとエリザは俺の膝の上に跨り、唇に吸い付いてくる。右腕は俺の肩へ、そしてもう片方は俺の下半身へと手を伸ばす。裏の筋をそっと指先がなぞっただけで俺の愚息がびくん、と跳ねる。今日のエリザは雰囲気が違う。とても、興奮する……。 #変態不知火さん

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数日前はあんなにも赤面していたのに、今は違う。確かに頬は紅いが、微笑みを絶やさないその余裕さから感じられるいやらしさ。そっと耳に吐息をかけられ、情けなく反応してしまう。エリザの指先は丁寧に、そしてわざとらしく焦らす。扱きではなく、あくまでもなぞるだけ。 #変態不知火さん

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「今の誠士郎の顔……興奮してくるわ。不知火や加賀の気持ちが少し、わかるわ」 そう言うとエリザは身体を下へと移動させて俺の乳首を舌で転がす。その間両手でまだ焦らすようになぞられる。裏筋、雁首、根本。そして袋の部分。丁寧に、そして的確に高めてくるような動きだった。 #変態不知火さん

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エリザ、今日は……どうしたんだ。 「……どうも、していないわ。今のあなたがとても興奮する顔をしているからよ」 それだけ、か？ 「そう。だから今は……この事に集中して……？」 そう言ってエリザはついに、俺のをその赤い唇で銜え込み、そのまま口内へと飲み込んでいく。 #変態不知火さん

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強気でプライドの高いエリザ。口を開けばそれが顕著で、厳しい指摘を何度も受けた。だが何一つ間違っていないから、むしろ有難かった。二人目の秘書艦として恥じないように頑張ってくれていた。 ……そんな、エリザが、今、俺の一物を銜え込んで、卑猥な音まで立てて啜っている。 #変態不知火さん

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一度、二度、三度と根本まで銜え込み、口を離せばもうエリザの唾液でヌルヌルになっている。 「はぁ……こんなに、硬くて……あぁ……」 キスを亀頭にして、根元から先まで何度も舌先で舐め上げていく。こんないやらしいことまでしてみせるなんて、エリザの本性が現れているのか。 #変態不知火さん

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びく、と一物が震える。その時に尿道を何かが通る感覚。もう、腺液が出てしまったらしい。エリザはそれを見逃さずに舌先で舐めとる。そしてわざとらしく飲みくだし、先にキスをする。 「しょっぱいわ……。変な、味」 無理して飲む事はないのに。 「無理はしていないわ」 #変態不知火さん

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「それに……」 うん？ 「誠士郎の味がするから……好きよ。もっと、舐めさせて……？」 そうしてまたエリザは俺の一物を口へ含み、舌も交えて奉仕を続ける。吸っては、舐めて、吸っては、舐める。時折、口から出してまた舌でなぞる。 #変態不知火さん