#変態不知火さん ビスマルクとの初夜編

高峯みやび提督(@sukamelancholy)による、 #変態不知火さん の番外編、ビスマルクとの初夜編をまとめました♪ まとめ一覧→http://togetter.com/li/624713
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高峯みやび @sukamelancholy

口元が汚れても気にしない。唾液がネグリジェに落ちても気にしない。ただエリザは俺の一物を頬張り続ける。歯の痛みもなく、時折片手で袋を揉む。これが本当に、エリザなのか。一体何がどうなって……。 だが戸惑いも急激な射精感によって打ち消される。 #変態不知火さん

2014-05-15 01:51:22
高峯みやび @sukamelancholy

口戯を止める暇もなかった。そのまま俺はエリザの口内へと己の欲を容赦なく発射してしまう。驚いたエリザが思わず口を離し、口内どころか綺麗なその顔まで汚してしまう。 「ん、ぁあっ! 熱い……」 あ、ああ、ごめん。あっという間に…… 「いいわ。私の口でイッてくれたもの」 #変態不知火さん

2014-05-15 02:02:17
高峯みやび @sukamelancholy

エリザの顔をタオルで拭いてやる。 「ありがとう……。貴方って、やっぱりエッチね。さっき出したのにどうしてまだこんなにも硬いままなのかしら……?」 あー……いや、うん……なんでだろうな。 「いいわ。この続きも……私……が……??」 どうした? #変態不知火さん

2014-05-15 02:19:47
高峯みやび @sukamelancholy

エリザの視線の先には、持ってきたお香が既に燃え尽きていた。いつの間にか、柑橘系のあの爽やかな香りは消えていた。 「……あ……どうし、よう……」 ……? 「お香が消えてしまったら……あ、あ……っ」 ど、どしたエリザ……? 「み、見ないでっ!」 #変態不知火さん

2014-05-15 02:23:37
高峯みやび @sukamelancholy

急激に様子が変わったエリザは両手で自身の顔を覆い隠したまま。よく見れば、エリザの耳が赤い。それはもう、真っ赤っかと呼ぶに相応しいくらいに。 「あぅ、どう、どうしよう」 ……なぁエリザ。持ってきたお香って何か効果あったのか? 「……笑わない?」 笑わない笑わない。 #変態不知火さん

2014-05-15 02:27:06
高峯みやび @sukamelancholy

「私……恥ずかしくて、恥ずかしくて、きっと誠士郎との初夜も満足に出来ないと思っていたの。だから、その……。媚薬の効果があるお香を……注文して……」 先ほどまでの、まるで娼婦のようだったエリザはあのお香のせいだったのか。 「あう、思い出したら、大胆すぎよ私……」 #変態不知火さん

2014-05-15 02:29:47
高峯みやび @sukamelancholy

顔を覆うエリザの手をそっと握る。先ほどは情けなくされっぱなしだったが、エリザはこういった事には慣れていない。恥ずかしいのも仕方がないのだ。男として、ちゃんと安心させてやらなければ。 「誠士郎……」 軽蔑もしないし笑わない。エリザなりのやり方だったんだろう。 #変態不知火さん

2014-05-15 02:32:25
高峯みやび @sukamelancholy

エリザがこうしてまで頑張った事、俺は嬉しい。 「本当? 淫乱だって思わない?」 むしろ、健気だと思ってるよ。 「……そう。それなら、よかった」 エリザが頑張って、俺が頑張らないなんて嘘だよな。 「え? え? きゃっ!?」 エリザを優しく抱えて、ベッドへ寝かせる。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:21:15
高峯みやび @sukamelancholy

エリザの唾液や俺の腺液で汚れたネグリジェを脱がすと、裸になったエリザがそこにいる。本人は顔を両手で覆ったままで、恥ずかしがっている。まずはそこから解きほぐすか、それとも続けるか……。 エリザ。 「な、なに」 キス、しようか。 「……っ、どうぞ」 #変態不知火さん

2014-05-15 03:23:18
高峯みやび @sukamelancholy

そう言ってエリザは隠していた手を動かして唇だけを出す。それほどに恥ずかしいらしい。 「……っ、……っ! は、早く、してよ。どうしてしてくれな――あっ」 エリザが顔をちらりと見せた瞬間に、両手首を掴んでもう隠せないようにした。 「や、見ないでっ、もう、ばか……」 #変態不知火さん

2014-05-15 03:25:50
高峯みやび @sukamelancholy

淫猥で娼婦のようなエリザも刺激的だったが、やはり今のエリザの方がいい。こうして顔を紅くして、少しだけ涙を浮かべているのが。俺だけしか見られないのだと思うと、愛しさも湧き上がる。だから、優しく。あくまでも優しく唇を奪う。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:27:58
高峯みやび @sukamelancholy

互いの唇の感触を確かめ合うと、エリザは一度だけ深呼吸した。 「やっぱりあなた……何かしたでしょう。こんなに、私の胸がどきどきしているのに、嬉しくって仕方がないの。あなたが、誠士郎が好きって気持ちがたくさん。好き。好きよ誠士郎」 あぁ、俺も好きだよ、エリザ。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:29:44
高峯みやび @sukamelancholy

ちら、とエリザの下半身を盗み見ると、もう既に準備は出来ている……ようにも見える。お香の効能は気分と身体を高揚させていたのだろう。だが、エリザは初めてだ。細心の注意を払わなくてはならないだろう。必ず、痛みはあるだろう。少しでもほぐして、痛みのないようにしなければ。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:32:37
高峯みやび @sukamelancholy

それに、エリザが舐めてくれたのだから、俺も舐めてやるのも道理。……という事にしておく。何も言わずに下半身へ顔を近づけていくと、エリザは俺の頭を掴んで止めた。 「ま、待って! 何をするつもり!? まさか、しないわよね……? しない、わよね?」 ……するよ。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:34:04
高峯みやび @sukamelancholy

「やっ、待ってっ、それだけはだめっ、そんな事されたら――」 構わず、濡れそぼるソレを舌で舐め上げる。喋っていた途中だったエリザは声のトーンを高くして背中を反らす。ひくつくソレが、とてもいやらしい。 「ばか、ばか、誠士郎のばか、ばか、ばかぁ」 #変態不知火さん

2014-05-15 03:36:11
高峯みやび @sukamelancholy

……うん、やっぱりこっちのエリザの方が良い。そう思った俺は舌で愛撫を続ける。喘ぎ声を交えて馬鹿と言いながら、エリザは俺の頭を力なく何度も叩く。思えば、こうしてエリザが感じている姿は初めてのような気がする。普段とのギャップがエリザの可愛さを引き立てている。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:38:47
高峯みやび @sukamelancholy

「なに、笑ってるのよ、ばかぁ。やっ、ぁんっ」 一際大きい声が出た事にエリザ自身が驚き、口を塞ぐ。……そんな事をされても、むしろ口で抑え切れない位にしてしまいたくなるのは、俺が意地悪な性格なのだろうか? そう思いつつ、俺は舌先で充血して硬くしこった肉芽を舌で弾く。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:41:19
高峯みやび @sukamelancholy

必死に声が出ないよう、エリザは口を両手で塞いで俺の愛撫に耐える。ぴくぴく、と身体を揺らしては豊満な胸が揺れるのもまたいやらしいが、そこまでは余裕がないらしい。強く目を閉じているエリザを見て、犯している気分になる。……実際、エリザもそう思っているかもしれない。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:43:27
高峯みやび @sukamelancholy

めらめらと胸の奥から何かが燃え上がる。さらに羞恥を与えるべく、両足を大袈裟なくらいに広げて、何もかもが見えてしまうくらいにしてしまう。小さく、籠った悲鳴が聞こえる。しかし俺はそれを無視してエリザへの口での愛撫に夢中になる。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:44:48
高峯みやび @sukamelancholy

舌先を中へと侵入させ、少しでも痛みのないようにほぐしていく。エリザが俺のを銜え込んでいた時に俺の味が好きだと言っていたが、俺もエリザの奥から湧いてくるエリザの味に病み付きになりそうだった。味わって、この舌に記憶させたい。 #変態不知火さん

2014-05-15 03:47:00
高峯みやび @sukamelancholy

羞恥と快感で堪え切れなくなってきたエリザは泣きそうな声で俺に言う。 「もう、耐えられないわ……。私の事なら大丈夫だから、もう、やめて……。これ以上は、本当に恥ずかしすぎてあなたの顔、見られなくなってしまうわ……」 すまん、調子に乗った。 「ばか。ばかばかばかっ」 #変態不知火さん

2014-05-15 03:59:38
高峯みやび @sukamelancholy

俺の一物をエリザの処女地へと宛がう。出来るだけ濡らしてほぐしたつもりだが……、きっと痛みはあるだろう。だがこれ以上はエリザが恥ずかしさで耐え切れなくなる。出来るだけ、痛みを感じさせないようにしなければ。そう思っていたが、エリザは違った。俺の頬に手を添える。 #変態不知火さん

2014-05-15 04:36:20
高峯みやび @sukamelancholy

「痛くても、いいの。誠士郎が初めての相手なんだもの」 そう言って頬を撫でて、笑う。エリザの覚悟はわかった。なら、俺はこれ以上恥をかかせるわけにはいかない。慎重にエリザの中へと侵入していく。 「うっ、く……ふ、ぅうっ!」 痛みに顔を歪めるエリザ。 #変態不知火さん

2014-05-15 04:40:51
高峯みやび @sukamelancholy

「やめないで……!」 エリザの声にはっとする。苦痛な表情と声に無意識に腰の動きを止めていたらしい。俺はエリザに頷いて見せて、また腰を前へと押し込む。濡れてはいるが、それでもやはり……きつかった。痛みに力んでしまっているのだろう。 エリザ、力を抜け。痛みが増す。 #変態不知火さん

2014-05-15 04:43:50
高峯みやび @sukamelancholy

そう言ってもエリザは首を振る。 「いいの、いいから、痛みも誠士郎がくれるものなんだもの、これぐらい、ぐ、ぅっ、わけ、ないわよっ、ナメないで……っ!」 ……強情だ。だがそれがエリザらしい。彼女の言葉に甘えて腰を進めて――ようやく根元まですべてが入った。 #変態不知火さん

2014-05-15 04:45:23