「ボリビア・ウカマウ集団制作 革命の映画/映画の革命」をめぐって

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kats1400 @kats1400

ウカマウ。今日はトークショーだけ聞きに行った。異様に興味深いタイトルなもんで。ブレヒトの叙事的演劇とウカマウ。ゴダールとウカマウ。みたいなとりとめなくいろんな映画ネタの話。むちゃくちゃ面白かったんだけど字にしてくれないかなあ。

2014-05-13 22:29:50
太田昌国 @OTAMASAKUNI

今回のトーク、本にしたいと思います@kats1400 ウカマウ。今日はトークショーだけ聞きに行った。異様に興味深いタイトルなもんで。ブレヒトの叙事的演劇とウカマウ。ゴダールとウカマウ。みたいなとりとめなくいろんな映画ネタの話。むちゃくちゃ面白かったんだけど字にしてくれないかなあ。

2014-05-14 05:29:08
太田昌国 @OTAMASAKUNI

映画「叛乱者たち」への批判や、エボ大統領への批判提起をした論文も掲載。こんなことはめずらしくも、おもしろい、と言われています。@ayasegawa_neta ↓ ウカマウ特集上映のパンフレット、700円でがっつりの読み応え(まだ読み終わってない)。これはお買い得

2014-05-14 05:32:06
太田昌国 @OTAMASAKUNI

13日のウカマウ・トークは岡田秀則氏と。「ゴダール、ブレヒト、ウカマウ」と題して。50~60年代のヨーロッパ映画史をおさらいしたら、この時期の映画へのブレヒト叙事的演劇論の影響を強く感じた。サンヒネスの映画論にも同じことが言える。ヨーロッパの文脈にウカマウをおいてみて見えること。

2014-05-14 05:47:40
太田昌国 @OTAMASAKUNI

未見(日本未公開)だが、『カルロス』を撮ったオリヴィエ・アサイヤス2012年作『5月の後に』には、68年パリ5月革命を経験した若者が、「私たちはこれからウカマウを上映するのよ」と語る台詞が出てくる由。66年『ウカマウ』でカンヌ青年監督賞、69年『コンドルの血』の衝撃の時代……。

2014-05-14 05:54:18
太田昌国 @OTAMASAKUNI

先週、リティ・パニュの『消えた画――クメール・ルージュの真実』を観た。7月上旬から、同監督の他の作品も含めて渋谷ユーロスペースで公開。6月末には現代企画室から、彼の自伝的な書物『抹消』(仮題)も発売される。映画と書物の繋がりの中での作業が続く。ウカマウの時も、マフマルバフの時も。

2014-05-14 07:35:00
太田昌国 @OTAMASAKUNI

昨夜ウカマウ上映会場で友人から水戸喜世子さんを紹介された。水戸巌氏(1933~86)のお連れ合い。ラパス北方15㌔のチャカルタヤ宇宙線研究所勤務時代のことを聞く。水戸氏は80年の『第一の敵』初回上映を観に来られて、その後どこかの集会で感想を聞いたことがある。絶えることなき繋がり。

2014-05-14 10:37:59
なっと🏳️‍⚧️🏳️‍🌈 @nattikoi

新宿にてウカマウ集団の映画を3回鑑賞、堪能。今回見た初期の作品では、権利はもちろん、暮らしや思い、文化までもを徹底的に踏みつけられた先住民族の人びとの姿が、冷徹とも思えるほどの視点で克明に描きだされる。映画の中では救いがなくって、だからこそ立ち上がらなくちゃと思わされるような映画

2014-05-14 17:39:17
Marianne of Gewalt G @m_of_g_g

明日は、ボリビア・ウカマウ集団制作の映画『地下の民』上映会へ。故郷を永久追放された男が逡巡の末に帰郷し、村に伝わる「死のダンス」を息絶えるまで踊る――というストーリー。学生時代、京都の自主上映会で観て衝撃を受けた作品です。 http://t.co/q19PdDN7x5

2014-05-14 20:52:16
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大久保英樹 @okokubo

新宿 K's cinema『ここから出ていけ!』ボリビア ウカマウ集団 ホルヘ・サンヒネス監督。恥ずかしながら初ウカマウ。全くひとつたりとも古びていない闘争のテーマ。さらに事件を思想を持って「再現」する手法。素人=人民によって演じられる。まさにブレヒトその可能性の中心と呼びたい!

2014-05-14 20:59:04
大久保英樹 @okokubo

新宿 K's cinema『叛乱者たち』ボリビア ウカマウ集団 ホルヘ・サンヒネス監督。この最新作で完全にやられた。たった83分の中で「忘れさられた反抗する人間の復権」に成功している!まさにウカマウ版「歴史の授業」!血染めの負けの歴史を遡り、その血脈を今と合流させる技!痺れた!

2014-05-14 21:18:40
大久保英樹 @okokubo

新宿 K's cinema『革命』+『ウカマウ』ボリビア ウカマウ集団 ホルヘ・サンヒネス監督。最初期の作品。才能溢れる自然主義リアリズムでもあるが、反抗=復讐までの飄々とした時間はかえってハリウッドとは正反対のサスペンス(宙吊り)を感じさせる。ラストの復讐の悲劇性も胸にしみる。

2014-05-14 21:57:54
Sekiguchi @tsekiguchi

光のグローバル化について考える。はじめにウカマウ集団の映画を観た時に知ってる<光>と違うと印象したと憶えがある。ウカマウに限らずなんだが…その時点ではアメリカや日本の映画で慣れていた目にラテンアメリカの空の下で撮られたフィルムは新鮮な光にあふれていた。おそらくデジタル撮影された…

2014-05-15 02:49:28
Sekiguchi @tsekiguchi

ボリビア・ウカマウ集団の『叛乱者たち』は、アメリカや日本の新作映画の多くと基本的には同じ<光>で印象される。もちろんその地の太陽の光の強さを感じる場面もあるんだけれども…なんというか…スクリーンに再現されるのは「ここは光が強いです」とデジタルによって解釈された<光景>に思える…

2014-05-15 02:52:38
太田昌国 @OTAMASAKUNI

話はウカマウから離れるけれど、エドモンド・パス・ソルダンという現代ボリビア作家の作品『チューリングの妄想』を間もなく現代企画室から刊行します。まったく別な貌のボリビアが現われます。@ayasegawa_neta 藤田氏が触れられていた「サトゥルニーナ」の本も興味深いです。

2014-05-15 07:28:48
intellipunk @intellipunk

ウカマウ集団の2012年最新作「叛乱者たち」観る。デジタルでアンデスやアマゾン上流やコロニアル様式を美しく映すが、先住民の衣装はリアリティから離れどこか大河ドラマのようだった。モラレス大統領までの先住民抵抗史のシナリオは流石に最高で、左翼義侠心が疼いたよ『叛アメリカ史』的に。

2014-05-15 11:39:58
映画『息衝く』 @ikiduku

『堀川中立売』『サウダーヂ』などの俳優・野口雄介による 、ウカマウ集団『鳥の歌』への長文メッセージ。上映が終わった後でもこの文章を追体験として読みたくなるような、まるで一本の映画のような文章。(木村) http://t.co/9ILaVDoW5V

2014-05-15 12:11:44
mi @autoproc

新宿でウカマウ集団の映画三本観てから官邸前へ。『叛乱者たち』でボリビアの人たちもNO PASARANってコールしてた。 http://t.co/0b1JmILreJ

2014-05-15 20:01:20
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藤城雅彦 @fujishiro_m

ウカマウの新作『叛乱者たち』を観る。先住民出身の大統領輩出までどれだけの苦難の歴史があったのかいいたいのだろうけど、プロパガンダ映画と取られる危惧がなきにしも。でも、映画の最後で登場するエボ・モラーレスの誇り高い演説を聞くと、我が国のトップのお粗末さに辟易させられます。

2014-05-16 02:04:18
太田昌国 @OTAMASAKUNI

「ウカマウ集団との40年」(毎日新聞5月14日付け夕刊掲載)をアップしました→http://t.co/7cM26R3biV

2014-05-16 10:06:12
青山真也 Shinya Aoyama @aoyamema

今日一日中ウカマウ集団映画みていた。昼から4本。 平日ながら全プログラムほぼ満席。 素晴らしい。 ボリビア史、南米における反グローバリズムの歴史を学びたい。おすすめの書籍があれば教えてほしい。

2014-05-16 20:51:21
kats1400 @kats1400

ウカマウの映画みて深く感銘を受ける。自分がそう思う映画の種類がわかってきた。売って儲けることを目指して作ってるとは思えない映画で、作る人の「人となり」が共感できる方向で発揮されている映画。ただのプロパガンダではダメなのだろうかと。それも悔しいな。

2014-05-17 01:10:36
太田昌国 @OTAMASAKUNI

2週間に及んだウカマウ作品レトロスペクティブが終わった。懐かしい、大勢の方々に会った。未知の方々からもたくさん声をかけていただいた。確かな手応えを感じた。ありがとうございました。5月24日から6月6日までは、大阪シネ・ヌーヴォ上映です!http://t.co/p1zbJ6HVQs

2014-05-17 05:31:30
大久保英樹 @okokubo

新宿 K's cinema『第一の敵』(1974年)ボリビア ウカマウ集団 ホルヘ・サンヒネス監督。80年に日本初上映、日本人との自主上映・共同製作のきっかけとなったのが、34年後に見てもわかる。この時、この場所では「革命」への希求が必然であったことが実感できる。傑作。で我々は?

2014-05-17 06:32:03
大久保英樹 @okokubo

新宿 K's cinema『鳥の歌』(1995年)ボリビア ウカマウ集団 ホルヘ・サンヒネス監督。映画を撮影する傲慢さと喜びを描写…『パッション』と並ぶ現代映画。素晴らしい。映画屋たちの俗人ぶりや元活動家の憂鬱。核にあるのは『地下の民』から真っ直ぐ繋がる許し許されること…和解!

2014-05-17 07:07:25