- koufukutarou9
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ふと思ったんだけど男が初めて少女漫画に出会う切っ掛けってどんなのがあるんでしょうね、大概は家族が読んでたから、気が向いてそれを読むって感じかしらね。
2014-05-17 18:17:06私の場合、子供の頃に近所に漫画好きで漫画雑誌を片っ端から買ってる人が居て、その人が読み終わった雑誌をくれてたのよね、だから無料で4大少年誌が手に入っていて今思えば漫画好きになったきっかけをくれた人よね。
2014-05-17 18:23:41いつも数週分をまとめて頂くんだけど、ある日その雑誌群に見慣れぬ本があったのよ、それが雑誌「花とゆめ」だったんだけど、これが僕の初めて出会って読んだ少女漫画なのよ。
2014-05-17 18:27:55偶然だけど40周年だったのね、ちょっとゾクッとしたよ。
まだ、本気でやったらカメハメ波とか出るんじゃねえか?とか言ってた子供の頃に出会った、その少女漫画は、まーカルチャーショックだったわね、何より性描写が。 そりゃあんなの読んでたら女の子の方が先に精神的に大人になるよねえ。
2014-05-17 18:32:17後、男からして受け入れにくいというか異文化を感じたのは男性キャラの距離感よね、いや同性愛の概念は知ってたし、それに差別感は持ってなかったと思うんだけど、同性愛でもない、それこそヒロインと結ばれそうなキャラでさえ、男同士の距離が近いというか、
2014-05-17 18:36:21そして、やっぱり男は片っ端から美形なのが面白かったのよ、そんな美形ばっかじゃねえよ、と一瞬思ったけど少年誌は美少女だらけだものね、そういう所は男女変わらないんだな、と。
2014-05-17 18:42:20漫画によっては少年誌のサービスとかと違う意味での性描写には衝撃を受けたんですよ、例えば過去にレイプされて心の傷を抱えた女の子がそれを乗り越えて幸せになるまでの話なんて初めて読んだ時の衝撃といったら、もう。
2014-05-17 18:46:08そんな訳で性描写や男性キャラのBLっぽさなんかにビックリしながらも少女漫画を、というか花とゆめ、を女の子文化を覗き見るような感じで楽しんでいたんだけど、そこで一つの思い出深い作品に出会ったんですよ、それが 羅川真里茂(著) 『ニューヨーク・ニューヨーク』という作品。
2014-05-17 19:55:48この作品、ニューヨークが舞台の同性愛者を描いた作品なんだけど、他の作品の僕から見て謎のBL風味と違って、現実のゲイの主人公の生活を描いていて、とても興味深かったし漫画としてもとても面白くて記億に残っているんですよ。
2014-05-17 20:04:46ゲイの主人公が出会う偏見やそれを隠しての生活なんか描かれており、同性愛の人はこういう生活をしてるんだ、と漠然と差別が有る事だけは知っていた僕にリアルな物語として学ばせてくれた、今も僕が持つ同性愛差別への倫理観も作ってくれた作品でも有ると思う。
2014-05-17 20:12:00ゲイ差別や偏見を描いてるけどストーリーは、ちゃんとラブストーリーというかゲイの人のパートナーと出会い様々な物を乗り越えて幸せになる話で、お薦め、ラストの洒落た終わり方を読んだ時は、女の子の娯楽を覗き見てるだけのはずだった自分が少し大人になった気がしたんですよ。
2014-05-17 20:19:54