モニタリングサイト1000磯調査(2014)に行って来ました
- a_iijimaa1
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環境省のモニタリングサイト1000の磯調査から夕方帰還。安房小湊のサイトの、5年ごとに行う詳細調査でした。http://t.co/134VGXw6pk
2014-05-18 21:10:31@a_iijimaa1 磯でのモニタリングサイト1000の調査方法を、検討委員の人々と一緒に作った一人が私なんだが、5年も前のこととなると忘れ果てていてのう…。
2014-05-18 21:12:58@a_iijimaa1 日本国際湿地保全連合WIJの青木さんがしっかり調査マニュアルを送ってくれたり、装備を調査代表者に送ってくれているので助かってます、ほんと。
2014-05-18 21:14:16@a_iijimaa1 安房小湊では、調査地の磯は研究用禁漁区として守られているので安心。潜水漁の漁師さんたちもここを通り抜けるだけで禁漁区内では漁はしません。管理する千葉大学と、禁漁区があることによって近隣の磯の漁業資源が豊かに保たれる、という見識ある漁協の協力関係の賜物。
2014-05-18 21:18:51@a_iijimaa1 禁漁区の磯を眼前に建つ、千葉大学バイオシステム研究センター小湊実験場。この新しい建物になったのは1990年代だったかな? http://t.co/QFP931JSTo
2014-05-18 21:25:00@a_iijimaa1 90年代初頭(だったと思う)建築だから、もう「新しい」とは言わないのかもしれないけれど、私はどうしても「旧制小湊」の築60年の建造物群の印象が強くてw 津波が来たら裏山へ避難するとのことで、ちょっと確認に行ったら、ヤマビルが「こんにちは」と出てきましたw
2014-05-18 21:28:19@a_iijimaa1 四隅にボルトを打ち込んだ永久コドラート(25cm×25cm)の中に何がいるのか記録します。これは海藻の専門家が千葉中央博物館から参加して、前日まででよく分からなかった海藻をチェックして下さっているところ。 http://t.co/8OX3cJdX1V
2014-05-18 21:31:44@a_iijimaa1 いや〜、海藻は難しいですね。逃げていた分野だけど、そうもいかないか…。少し覚えたけど、来年には忘れちゃいそうで(;;) そして気付いたら私、この調査者の中で紅一点かつ最年長でした(^^;)
2014-05-18 21:34:26@a_iijimaa1 永久コドラートは全部で30ヶ所、色々な傾斜の所に設置してあります。最初の設置の時には私もいたし、地図も作ったのに、うーん、場所を忘れている…。場所によってはこんな感じで調査。 http://t.co/Ix8Tv5mUWk
2014-05-18 21:37:00@a_iijimaa1 調査中に、東邦大の4年生、齊藤君がイセエビの脱皮殻を発見。 http://t.co/MFguEqYd2N
2014-05-18 21:38:39@a_iijimaa1 死体ではなくて脱皮殻だということは、目の部分が透明なので分かります。死体なら目は「入っている」けど、脱皮殻の目は透明。セミの抜け殻と同じですね。 http://t.co/K2RBR0Q4K2
2014-05-18 21:40:50@gosal_toshi それとは違うものです。河川水辺は国交省の管轄、モニタリングサイト1000は環境省が管轄しています。河川水辺では浅海域は含まれていなかったんじゃないかと思います。
2014-05-18 21:42:51@a_iijimaa1 ザリガニの脱皮を思い出しました(^^; そして、先生と同じようなお話を父から聞いたのを思い出しました♪
2014-05-18 21:44:42@a_iijimaa1 このイセエビの脱皮殻、よーく見ると、腹部に何やら小さいものが付着していました。ムラサキハダカエボシ。紫色の、殻に覆われていない、エボシガイ(フジツボに近い仲間)という意味の名前です。 http://t.co/D9qulM1oYe
2014-05-18 21:45:51@a_iijimaa1 ムラサキハダカエボシ、まだ生きていたので、哀れに思った齊藤君はイセエビの殻ごと海に還しましたが、遊泳脚の水流を頼りにしていたのでしょうから、今後の生き残りは期待できそうにありません。あな哀れ、紫裸烏帽子。
2014-05-18 21:50:10@a_iijimaa1 磯モニタリングの5年毎の調査では、永久コドラート内の固着生物をリストアップし、移動性動物(ただし動きの速いカニなどは除く)をリストアップして個体数を記録し、点格子板を用いて固着生物の被度を調べます。
2014-05-18 22:06:30@a_iijimaa1 その他に永久コドラートのコーナーボルトが抜けていたら補修もするし、番号が消えていたら貼り直すし、標本も採集するし、調査内容盛りだくさん。こんなに盛りだくさんな方法にしたのは誰だっっ…、って、私も調査方法を決めた一人なんだよねえ(^^;)
2014-05-18 22:09:11王蟲の抜け殻と同じだ… “@a_iijimaa1: @a_iijimaa1 死体ではなくて脱皮殻だということは、目の部分が透明なので分かります。死体なら目は「入っている」けど、脱皮殻の目は透明。セミの抜け殻と同じですね。 http://t.co/0yBKzJoVXB”
2014-05-18 22:49:04@apj ベントスにもさまざまな生物群が含まれますので、磯モニタリングの最初「どこまでをカバーしたら100年データが取れるか?」ということを議論しました。それで永久コドラートを設置してその中の変化を見よう、ということになったのですが、そうするとカニなど動きの速いものは無理でして。
2014-05-19 08:50:15