- kyakkyauhuhuhu
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階段図のせつめいに入った。電力は複数を組み合わせて書いてるが、ふつうは複数の火山を一緒にしない。一緒にするかどうかは高度な学術課題。
2014-04-16 18:19:08階段図はそもそも噴出量の測定誤差が非常に大きいから、その形に意味あるかどうかはきわめて慎重に取り扱う必要があるが、その点をまず言わなきゃ。
2014-04-16 18:26:22測定誤差は(プロがやれば)それなりに精度を上げることができるが、問題は、地表に噴火しないで地下に留まったマグマの量が測れないことだ。階段図。
2014-04-16 18:28:57火山の噴出量階段図の理論面について論文かいたのたぶん日本人で私だけだから、階段図の意味を語ること自体が、どれほど危うく綱渡りなのかはよく知ってる。ましてやそれを将来予測につかって原発立地なぞを議論してる神経を疑う。
2014-04-20 10:20:27火山の階段図の一般論については、朝倉書店の「火山の事典第2版」にその後の進展も含めて書いた。小屋口さんも別途書いてる。
2014-04-20 10:23:51階段図の恐さは、最下段のステップの段差に誤りがあった場合、それがその上にあるステップすべての位置を変えることだ。それがすべてのステップについて生じる。みかけの規則正しさは砂上の楼閣もいいとこだ。
2014-04-20 10:32:58階段図についてそういうことを考え始めると不可知論におちいるから、とにかく測定誤差は不問にして理論面だけを整備するつもりで論文を書いたんだ。1994年の論文だから、もう20年経ってしまったか。
2014-04-20 10:38:02第24回で階段図の誤差についての議論がまったくなされていないことを議事録から確認した。ほんとにあっさり了承してる。nsr.go.jp/activity/regul… nsr.go.jp/activity/regul…
2014-04-20 18:17:53島崎さんは中田高さんと一緒にプレート境界地震の階段図を初めて論文に書いた人だが、縦軸は検潮記録つまり隆起量を断層面のスリップ量に置き換えたものだったから、誤差をそれほど意識しないで済んだのではないか。いっぽう噴出量は実際にそれを求めた人間にしかその大雑把さがわからない。
2014-04-20 18:35:41個別火山の階段図を最初に書いたのはNakamura(1964) 。それを島崎・中田(1980)が地震に応用した。中村さんが誤差をどう考えていたかはいま覚えてない。RT @tigers_1964: 火山の階段図は中村(一)さんかな?中村さんは誤差をどう考えていたのだろう?
2014-04-20 18:52:24階段図もそうだけど長岡信治さんのステージ分けもさんざん悪用されてるね。これが元論文か。repository.lib.tmu.ac.jp/dspace/handle/… 彼が生きてたら何を思うだろうか。
2014-04-20 19:00:14そう。大変都合良く使われてます。“@usa_hakase: 階段図もそうだけど長岡信治さんのステージ分けもさんざん悪用されてるね。これが元論文か。repository.lib.tmu.ac.jp/dspace/handle/… 彼が生きてたら何を思うだろうか。”
2014-04-20 19:02:27噴火階段図が人気だな。1996年3月に、日本中の主だった火山のをつくって公開してある。hayakawayukio.jp/catalog/kaidan…
2014-04-20 19:05:34中村一明の伊豆大島階段図(1964)の次の火山階段は、ボクの十和田湖(1985)だと思う。横軸が1500年から3万年に拡大した。
2014-04-20 19:17:52その間(21年間)に、テフロクロノロジー研究が進んでいた。箱根や富士山の階段図が書かれてよかったはずだが、書ける立場にいた町田洋さんは書いてないと思う。勝井義雄さんも支笏湖を書けたはずだが、書いてないと思う。
2014-04-20 19:20:05階段図の研究史は小山・吉田(1994)がレビューしてるよ。ci.nii.ac.jp/naid/110003041…
2014-04-20 19:23:00井村先生「マグマが貯まって噴火が起こる。その様子を階段のような図で表した。階段図。ここにあるのはすべてのカルデラを一つに表している。大雑把なあり方としてはいいがそれで何万年に1回という議論をしていいのか (live at ustre.am/1d0b0)
2014-04-24 19:39:12