「尊厳死」法制化を考える院内集会 ~海外の動向から日本の法制化議論を見る~ (2014.05.22)に関するつぶやき

「尊厳死」法制化を考える院内集会 ~海外の動向から日本の法制化議論を見る~ みなさん、「終末期における患者の意思の尊重に関する法律案」(仮称)をご存知でしょうか。2012年に、超党派の「尊厳死法制化を考える議員連盟」が作成したものです。報道によると、今通常国会への提出、成立を目指しているとされています。 私たちは、これまで「終末期の明確な定義づけは可能なのか」、「現在、人工呼吸器などを装着している人たちの存在が脅かされるのではないか」、 「最期まで適切な医療や介護を受けて、その人らしい尊厳ある暮らしを保障するための施策の充実こそが求められているのではないか」などの意見を、議員連盟に対して提起し、法制化反対の意思表明を行ってきました。残念ながら、そうした声に対する十分な考えを聞かせていただいてはいません。このまま法制化が進められることについて、強い危機感を持っています。 続きを読む
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粥川準二 @kayukawajunji

ふくしま「原発事故。ケアの必要のある人は原則として自宅待機ということになっているが、これは切り捨て。こういう防災計画のひどさはあまり知られていない。そういうことも。いっしょに成立しないようにがんばっていきましょう」

2014-05-22 12:04:12
Koji Onoue @koji_onoue

切れ切れになるかと思いますが、ツイート再開します。児玉真美さんの講演が始まりました #尊厳死法院内集会

2014-05-22 12:05:57
粥川準二 @kayukawajunji

司会「遅くなりましたが、児玉さんの講演を」 児玉「よろしくお願いします。今日の私の役割。世界で何が起きているのか、の絵を描くこと。法制化に関係することを整理すること。主に2つのテーマを。「死の自己決定権」論と「無益な治療」論。後者、あまり議論されていないが、着実に。

2014-05-22 12:07:12
Koji Onoue @koji_onoue

といっている矢先に、また、席を離れます。#尊厳死法院内集会

2014-05-22 12:07:15
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「「無益な治療」論は尊厳死法制化と関係。積極的安楽死や医師による自殺幇助を認める法律がある地域は6カ所。裁判所からPAS(医師による自殺幇助)の合法判決があるのは3カ所。現在、合法化法案が議会に提出も多数。スコットランド。「自立生活を送れない身体障害者」について批難」

2014-05-22 12:11:11
Koji Onoue @koji_onoue

今日は、席を離れたりで、中継ツイートができそうにありません。 @nagarebasi614 さんが、ツイートをして頂いていますので、そちらをご覧ください #尊厳死法院内集会

2014-05-22 12:12:04
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「自殺ツーリズムで有名なディグニタスでは、健康な人の自殺まで行われている。最近もおおむね健康な女性が自殺。社会的に孤立していなのではないか、という背景が透けてくる。スイスの大学の調査では、孤独や社会的孤立が要因で、社会的弱者が多い、とも」

2014-05-22 12:14:16
粥川準二 @kayukawajunji

衆議院なかねやすお「人は最後の一瞬まで生をまっとうするために生きている。先生、すいませんでした」(講演を切ってしまったことについて)

2014-05-22 12:15:34
ユリカモメor都鳥 @nagarebasi614

<拡散希望>院内集会04、講演スタート「海外の『死の自己決定権』議論で起こっていること~海外動向から日本の尊厳死法制化を考える~」と題してお話しです。海外動向を丁寧な資料も用意されてます p.twipple.jp/Is2pH p.twipple.jp/rrfvH

2014-05-22 12:16:28
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粥川準二 @kayukawajunji

児玉「アメリカでは尊厳死法を利用しているのは裕福な高学歴白人高齢がん患者。「すべり坂」は起きないといわれているが「自律や尊厳の喪失」も多くあがって。尊厳死法の理念というのは、どうしても助けてあげられない人への救済策のはず。しかしパッケージ化されてしまうと、日常的ながん医療に?」

2014-05-22 12:18:51
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「バウアーズ事件。寝たきりに。家族が意思確認を。事故の翌日に「自己決定」で呼吸器をはずして死亡。事故の翌日に親族が集まり、お祈りしているなかで死亡。これも自己決定なのか、と思いました。イギリスでは、2010年にガイドラインで近親者による自殺幇助が合法化に。対象者要件を定めず」

2014-05-22 12:21:38
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「英国では、自殺幇助にどんどん寛容になっているような気がする。一定の介護実績、というのが免罪符になっている。ガイドラインが出る直前の事件では、慢性疲労症候群で寝たきり、死にたいと母親が手伝った。くだいたモルヒネを注射。すべてお母さんの事後報告。英国の検察も、誰が手を下したか」

2014-05-22 12:24:34
ユリカモメor都鳥 @nagarebasi614

<拡散希望>院内集会05.号外:在宅「医療的ケア」担うヘルパー、養成に地域差:京都新聞5/22付kyoto-np.co.jp/top/article/20… 24日の医ケアネットシンポのことも掲載あり*医ケアネットHPmcnet.or.jp/index.shtml

2014-05-22 12:26:07
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「英国市民は支持、検察を批難、母親は無罪に。家族介護の密室性に目をそむけて愛の名の下に賛美されるのはほんとに怖いことだと思う。ここ数年で最先端を突っ走っているベルギーのケースを。聴覚障害者、性転換手術を失敗した人、長期服役の囚人にも。欧州生命倫理研究所「拡大解釈」と指摘」

2014-05-22 12:27:07
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「報告書には、安楽死と臓器移植のむすびつきの懸念。ベルギーでは「安楽死移植」も。ドナーの大半は筋肉の障害者。精神障害者も。終末期の鎮静の8割には明示的要望ではないつまり自己決定ではないという調査も。集中治療医学界は同意なき安楽死の容認を表明。「選別権」を認めているようなもの」

2014-05-22 12:30:09
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「ベルギーはものすごく急ぎ足でこんなことが起こっている。気になること。発端は、どうしても助けてあげることができない患者さんへの救済手段だったはずだが、少しずつ変容して、対象者が拡大。議論にダブルスタンダード。カナダでも合法化法案。車椅子の議員による。「自分も使いたかった」」

2014-05-22 12:32:40
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「「障害のある生は生きるに値しない」という暗黙の了解が拡大。ひとつの悪循環が成立。日本の尊厳死法制化でもあるのはないか。社会保障の問題が家族の「自己責任」の問題に。「社会で支える」という視点の欠落。「自己決定権」概念の変質。バウアーズ事件。事故翌日で死なせてしまう…」

2014-05-22 12:35:06
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「無益な治療論との相互作用。これも議論の発端は、しごくまっとうなもの。しかしそれが変容。いまは一方的な治療の中心の決定権を医療サイドに認める論拠に。最もラディカルなのはテキサスの法律。訴訟もいくつも発生。11年カナダの事例。脳の腫瘍手術。術後に植物状態。家族が誤診と主張」

2014-05-22 12:39:06
大西連 @ohnishiren

現在、参議院議員会館講堂にて開催されている「「尊厳死」法制化を考える院内集会〜海外の動向から日本の法制化議論を見る〜」に参加しています。ow.ly/3kIRuy 個人としても「尊厳死法制化に反対する声明」に賛同しています。多くの方に知ってもらいたいです。

2014-05-22 12:41:15
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「ざっと見てみると、対象が拡大していることが見てとれます。「最小意識状態」などへ。さらに前倒しに動いているのではないか、と私は考えている。問題点。やはり対象者の拡大。指標が変わった、とも考えられる。いつのまにか救命できた後のQOLが指標になってしまっている」

2014-05-22 12:41:57
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「「死ぬ」という一方向にしか行使できないという「自己決定権」。無益論にはコスト論が混入している。④にいちばんの問題。「無益論のマジック」。医療判断は本来、「個別検討」のはずだが、一律の切り捨て、無益論はそのスタンダードに。一見、「死の自己決定権論に見えることも無益論では」

2014-05-22 12:45:26
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「ようは「患者さんによっては安楽死が必要」ということを医師に認めていくことも(ベルギー)。「医師の内なるキヴォーキアン」という批判も。キヴォーキアンは有名な安楽死推進の医師。とてもリアルな危惧を抱く。一部では「尊厳死」や「自殺幇助」が使われなくなっている」

2014-05-22 12:48:59
粥川準二 @kayukawajunji

児玉「「「aid in dyng(死に際しての援助)」といわれている。積極的安楽死と積極的安楽死というのは慎重に分けられていたはずだが、同一視されるようになってきている。この定義によって。「アヒルを飼っているくせに、これは犬だと言いはる」という反対派からの指摘も」

2014-05-22 12:51:46
ユリカモメor都鳥 @nagarebasi614

<拡散希望>院内集会06。児玉さん講演中、資料はA48枚に海外動向を丁寧にお話されています。著書 『死の自己決定権のゆくえ』も*ブログも開設されています<海やアシュリーのいる風景>blogs.yahoo.co.jp/spitzibara2/63… p.twipple.jp/PhZoF

2014-05-22 12:54:28
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粥川準二 @kayukawajunji

児玉「英国の看取りケアパス(LCP)。調査報告書「高齢者差別が起こっている」。このスキャンダルがあぶりだしているもので重要なこと、「過剰医療」と「機械的な鎮静と脱水で手間をかけず死なせるケア」というのは、コインの裏表。報告書は提言。「信頼関係」。意思疎通の欠落。最大の問題」

2014-05-22 12:55:57