成果報酬型社会的投資！SIB（Socilal Impact Bond）日本版のまとめ

kc110 @mskkc110

最近、SIB（Social Investment Bond）に強い興味をもっている。SIBとは、社会問題を解決する事業に投資家が投資し、事前に決めた指標の目標値を達成したら政府が投資家に利益を上乗せして支出する成果報酬型投資の一つ。

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数年前に英国で、再犯率を指標として7.5%減少できたら政府からリターンがある運用商品として始まった。現在では、アメリカが1億ドルの予算を計上する等世界的に注目されているスキームだ。

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残念ながら日本ではまだ実績はないが、待機児童や高齢者医療等日本でも潜在的な需要は極めて大きいと考えられる。 しかしながら、この仕組みの問題点として、投資家のリスクが著しく高く、最悪寄付してもよいという覚悟が必要だ。欧米では財団をはじめ寄付は一般的しだが日本ではまだ発展途上である。

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投資家のリスクは社会問題解決のための事業であることを理解してもらうしかないが、他の課題として、成果目標の測定方法や成果を評価する第三者機関とそのコスト、金融や税等の法令をはじめ多くの課題がある。 投資家のリスクも米では財団が一部負担する等の仕組みもあるが日本では考えられない。

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例えば、奨学金の滞納問題。学生も国も得する人は誰もいない悲しい問題だ。この滞納率を指標として、目標値を達成することを条件に投資してよいと考える個人は潜在的に多いはずだ。

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目標達成時に政府が投資家へ利益を上乗せするSBIの普及は時間がかかるかもしれないが、いま少しずつ普及しているクラウドファンディングのスキームを利用して、成果報酬型投資のプラットフォームを作りたい。そこで色々な実績やデータを集めながら、SIBに係る共通的な指標やスキームを作りたい。

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興味ある方は@kochimasakiまで連絡下さい。