- uchida_kawasaki
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@minadukiG 事前/事後はあまり関係ないように思います。リスク受忍の水準の判断には価値判断があり、それは専門家判断に回収されてはならず、当事者(たとえば被災住民)との協議を通じて決める(あるいは各自の判断を認める)べきである、というのがSTS的な強調点ですので。
2014-05-29 01:42:59@hirakawah じゃ、STSはそうかもしれませんね。「レギュラトリーな科学」の方はいかがでしょう? 事後に、リスクベネフィット比較のあれこれを「科学者の役割(責任)であることを確認する意味で、『科学』を強調したい」と言われるのは抵抗を感じるのですが。
2014-05-29 01:46:56@minadukiG そこは僕は見解が分かれるところで、やはりそれはトランスサイエンス的なもの、科学抜きでは答えられないが科学だけでは答えられない問題であり、「科学」の名の下で専門家判断に閉じたりせず、社会に開くべきだと考えますね。
2014-05-29 01:51:17@minadukiG もちろんリスクベネフィット比較のテクニカルな計算は経済学などのプロの仕事が必要ですが、それを材料として最終的に判断するのは公衆だと思うのです。そもそも支払意志額(WTP)などに社会的価値判断が入ったうえで計算が為されているわけですし。
2014-05-29 01:54:05@hirakawah STSの領分は、「レギュラトリーな科学」を内包しつつ、これより広いという印象を、私は持ちました。「レギュラトリーな科学」の発想で提出された専門家の知見を材料に、さらにそこから積み上げていくというような…。
2014-05-29 01:58:26@minadukiG おそらくそれは、レギュラトリーな科学を制度として使う政治、それを取り囲む社会という枠組みで考えているからなのかもしれません。「レギュラトリーな科学とは何か」ではなく「レギュラトリーな科学が組み込まれた政治・社会をどう生きるか」を問うているともいえます。
2014-05-29 02:03:07@hirakawah すみません、ご発言の文意を確認させて下さい。「おそらくそれは…という枠組みで考えている」「…を問うている」の主語は、トランスサイエンスは、で良いでしょうか?
2014-05-29 02:14:05