被曝~米国・ダウンウインダーズ

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t-mari @kappel0208

米国・ダウンウインダーズ: 1953年、4,400頭の羊が一斉に死んだ。 死んだ羊の甲状腺から、人の許容量の250-1,000倍に相当するI131が検出された。政府はこれによって対応を迫られた。

2014-03-23 09:16:07
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米国・ダウンウインダーズ: 政府は密かに全米の土壌をNYで調査していた。 調査には全国100ケ所の気象観測所の協力の下、アメリカ全土をほぼカバーする形で行われた。 pic.twitter.com/VzKhWSuMrF

2014-03-23 09:17:55
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米国・ダウンウインダーズ: 国立がん研究所は、甲状腺被曝推定量が最も濃い地域は150msvと報告。

2014-03-23 09:18:38
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米国・ダウンウインダーズ: ユタ州公文書館、1964年連邦政府公衆衛生局文書。当時のソルトレイクシテイの子供達の甲状腺被曝推定。実際に生乳のI131測定、ICRPモデルに基づき、年齢ごとに異なるIの吸収率や生乳の摂取量等も推定。 pic.twitter.com/Ej5maxg3ul

2014-03-23 09:23:44
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米国・ダウンウインダーズ:1964年連邦政府公衆衛生局内部文書。 1957-63年にかけて、子供たちがどれだけの被曝が見込まれるのか。 1956-57年には、最大18msv記されている。 pic.twitter.com/JkNxYn57sF

2014-03-23 09:28:21
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米国・ダウンウインダーズ:報告書には、「許容量を上回るヨウ素が蓄積された恐れがある」と記されている。住民の甲状腺被曝量は、国際的許容量の三倍に達していた恐れがあると記載。 ユタ州では核実験以降、甲状腺がんの発症率が以前の4倍に増えた。しかし、国の保障地域からは外されてきた。

2014-03-23 09:33:10
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米国・ダウンウインダーズ: 600km北東に離れた人口30万人ユタ州ソルトレイクシテイー。 ネバダの核実験場から放射能は風に乗って山沿いに移動し、一部はソルトレイクシテイーへ降り積もった。

2014-03-23 09:34:01
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米国・ダウンウインダーズ: ネバダの核実験後に調査した全米甲状腺被曝推定量。 pic.twitter.com/PKGSMN6xhm

2014-03-23 09:37:00
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米国・ダウンウインダーズ:1990年RECA(放射線被ばく補償法)成立。 特定のがんにかかった住民3万人に一律500万円支払われた。 しかし、補償は核実験場周辺の住民に限られている。 pic.twitter.com/oQFy4dweAy

2014-03-23 09:39:09
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米国・ダウンウインダーズ: 800km離れた対象外のアイダホ州ジェム郡。全米で二番目に被曝量が多い地域でがんが多発。保障の支払いを国へ求めて動いた。 住民A「こんな線引きが正しいと誰が思うだろう。私たちははるか北にいて何も浴びてないことになっている。」

2014-03-23 09:41:01
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米国・ダウンウインダーズ: RECA予算は、年間2,000億円。 補償対象を7つの州→拡大する新予算は目途が立たない

2014-03-23 09:43:05
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米国・ダウンウインダーズ:ネバダ核実験当時2歳メアリー・デイクソンさん(ソルトレークシテイ・甲状腺がん切除)「 甲状腺ホルモン剤を飲まなければだんだん動けなくなり、6週間で終わりがきます。夫婦関係が悪くなって夫にこう言われました。抗議行動なんかやめろ。また病気になるぞ。」

2014-03-23 09:47:58
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米国・ダウンウインダーズ:メアリー・デイクソンさん 「子供の頃、学校で“ダック&カバー”という映画を見た。『共産主義者が攻めてくる』『ロシア語しか話せなくなる』とか。核兵器から身を守る訓練で机の下に潜らされた」 pic.twitter.com/lECN3011sJ

2014-03-23 09:51:16
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米国・ダウンウインダーズ:メアリー・デイクソンさん「 ソビエトからの核攻撃に備えた訓練として、亀みたいに身を隠せばよいと教えられた。放射能の危険については何一つ聞かされなかった。」 pic.twitter.com/HW6ISZxz62

2014-03-23 09:52:28
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米国・ダウンウインダーズ:メアリー・デイクソンさん「 大学で気象学を教えていた父は何も言わなかった。風の動きに詳しいはずなのに。”危険はない”  という政府の言葉を皆信じた。何も知らずに庭の野菜を食べ、地元の牛乳を飲んでいた。」

2014-03-23 09:54:00
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米国・ダウンウインダーズ: 当時、住民に配らされた冊子「グリーンブック」。ここには “フォールアウトを恐れる必要はない“ と記されている。そして、”実際の目的は祖国を守ることであり、住民は参加者の一人だ“、と愛国心に訴えた。 pic.twitter.com/30Y1NXj9UB

2014-03-23 09:56:05
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RECAの新法案(ユタ州等の補償拡大)は、上院議会で廃案。 ユタの上院議員「アメリカが財政危機に直面している今、連邦議会で新規の予算を獲得するのはほぼ不可能です。」

2014-03-23 10:00:18
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米国・ダウンウインダーズ: メアリー・デイクソンさん「補償されても医療費にさえならない。法改正にはもっと大事な意味がある。政府に責任を認めさせることです。核実験は住民を毒殺させるようなもの。これは責任と正義の問題です。」

2014-03-23 10:02:19