- ame_zuizui
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今「なあ須佐」 須「ん?」 今「ワシ、明日誕生日やねん」 須「知ってる」 今「せやからちょっと花宮んち行って来るわ。外出許可はもろて来たから」 須「なんで」
2014-06-02 22:56:25黛「訂正です!!!!!!諏佐さんの漢字が!!!!!!!!!須佐になっとった!!!!!!!!!んな馬鹿な!!!!!!誤字ってるって教えてくれた人ありがとうな!!!ごめん!」
2014-06-02 23:00:30今「須…諏佐、あんな」 諏「明日誕生日だから花宮んち行くんだろ外出許可貰ったし行って来いよ」 今「すまんて、漢字間違えて」 諏「早く行って来いよ」 今「ごめんて。…行って来るな」 諏「うん」
2014-06-02 23:06:06花「…ぶぇくしっ」黒「風邪ですか?」花「…寒気が」黛「扇風機の風が強すぎたのか、弱めとくぞ」花「いや、そんなんじゃなくて…何か嫌な予感が」
2014-06-02 23:07:40花「ぎゃああああああっ!!!」黛「!?」黒「玄関から…ですね」黛「…不審者?」黒「…まさか」黛「ちょっと見に行くぞ」
2014-06-02 23:24:15花「や…来んな!!」 今「ひどいなあ、せっかく先輩が可愛い後輩の為に外出許可まで届けて来たったのに」 花「だ…誰もそんなの頼んでねえだろ!」 今「そんなに怯えんなやワシ傷付く!」 黛「…なにこれ」 黒「桐皇の主将さん…ですよね、確か」
2014-06-02 23:29:04今「ん?何や花宮、友達か」 花「あんたには関係ありません」 黛「…どうも」 黒「お久しぶりです」 今「どーも。黒子と…その隣、誰や?」 黛「黛千尋と言います」 今「黛君やな。よろしゅう」
2014-06-02 23:31:17黒「で、何故今吉さんが花宮さんの家に?しかもこんな時間に」 今「ああ、ワシな、明日誕生日やねん。せやから花宮にお祝いして貰いたいな思て来たんや」 黛「(俺は部員に祝われた試しがありません)」 花「何で俺なんです?桐皇の方々に祝ってもらえばいいじゃないですか」 今「花宮がええの」
2014-06-02 23:36:22今「去年は花宮に会えんかったし、今年こそは!思て来たんやで。中学ん時はお前の誕生日盛大にお祝いしたったやろ?せやからそれくらい、お前もワシの事祝ってな」 花「はあ…?」 黛「こいつら何なの、どういう関係なの」 黒「中学が同じだと聞いてます」
2014-06-02 23:41:46花「祝うって言っても…どう祝えばいいんですか」 今「お、乗り気になって来たな。そうやなー…」 黛「シャンパン、チキン、ケーキ、サンタ…」 今「そうそう、靴下用意しといて…黛君それはクリスマスや」 黛「(やっぱり関西人ってノリツッコミしてくれるもんなんだ…!!)」
2014-06-02 23:45:57黒「やっぱり普通に、ケーキとプレゼントですかね」 今「プレゼントまでくれるん?花宮は優しいな」 花「人んちに勝手に押しかけといてプレゼントまで要求するんですか」
2014-06-02 23:48:45黒「ケーキ…今から買ってきても間に合いませんよね」 黛「…作るか?」 黒「花宮さんちお菓子いっぱいありますし、確かお菓子でもケーキみたいなものを作れるとどこかで聞きました」 黛「それだ」 花「何でお前らがノリノリなんだよ」
2014-06-02 23:52:41黒「では、キッチンをお借りして作って来ます」 黛「失敗は多分しない」 花「はあ!?おい、待てよ!どっちか1人残れよ!俺この人と一緒は…!!」 黒「大丈夫です、あとは任せました花宮さん!」 花「(逃げた…)」
2014-06-02 23:55:15今「ほら、花宮も言うて」 花「…誕生日おめでとうございます」 今「うん、おおきに」 花「嬉しそうにしやがって、気持ちわりい」 今「可愛い後輩に祝われたんやで嬉しくない訳ないやろ」 花「……」 古「ストップ!!!花宮無事か!!襲われてないか!!」 花「お前どうやって入って来た」
2014-06-03 00:03:04古「お前のような糸目に花宮は渡さないぞ、誕生日プレゼントは花宮がいいなパターンだろう!そうはいかない!花宮をプレゼントに頂くのはこの俺だ!」 今「何か色々勘違いされてるみたいやけど」 花「ほっといて下さい、こういう奴ですから」
2014-06-03 00:04:53花「古橋、とりあえず座れ。俺とこの人は同じ中学ってだけでお前が思っているような関係ではない」 古「花宮」 花「何だよ」 古「今はその人の元にいても何も言わない、その内絶対、俺が花宮の一番になる」 花「全然伝わっていない」
2014-06-03 00:10:04黛「ただいま。…あれ、古橋」 黒「花宮さん、いいニュースと悪いニュースがあります」 花「は?」 黒「電子レンジは掃除すれば使えます、あと新聞紙とビニール袋と掃除機貸して下さい」 花「何したお前ら」
2014-06-03 00:15:23黛「最初はクッキーを土台にしてクリーム塗るだけにしようと思ったんだ」 黒「けれど黛さんが『どうせならチョコケーキにしよう』と言い出して」 花「んで、チョコをレンジで暖めて見事に爆発させたと」 黒「あと皿が数枚割れました」 黛「大変申し訳ありませんでした」 花「ふざけんな」
2014-06-03 00:34:48花「お前ら料理できるから引き受けたんじゃなかったのかよ」 黛「俺の携帯でクックパッド見ながらやったからできると思ったんだ」 黒「無理でした」 黛「けどとりあえずケーキはできたぞ」 花「ただのクッキーじゃねえかアホ」
2014-06-03 00:37:05今「そんなカリカリすんなや花宮。ワシはこれで十分やで、ありがとうな」 花「勝手に押しかけて来た奴が言うんじゃねえよ」 古「花宮と二人きりにはさせない、俺がいる限り」 花「もうお前帰れ」
2014-06-03 00:39:35