@jaguars000 「はぁ…居るわよー…どうぞ、勝手に上がって頂戴」玄関のドアを開けて、げんなりした顔で客人を迎え入れ
2014-06-03 19:56:32@jaguars000 「いっそ死んだ方がましだわ。せっかくなのだけどとてもものを食べる気分じゃないのよ…うぇ…っ、」夕方のことを思い出し顔を顰め。リビングに案内すると夕飯の用意をしていた執事が客の姿を見つけぺこりと頭を下げた
2014-06-03 20:01:01@jaguars000 『こんばんは。お久しぶりです、ありかお嬢さま。ええ、夕方に少し揉め事を起こしまし「良いの!わざわざ説明しなくて!…ああ、夕飯は食べて来たかしら?良ければそれ食べてあげて。わたしはちょっと…今は何もいらないわ」テーブルに並べられた海老とニョッキの皿を指し
2014-06-03 20:16:44@jaguars000 『あ、はい、では嬢。お恥ずかしながらぼくが作りました(もじもじと頬を染め)』「そーするわぁ…アリ、あのね…芋虫を食べたことってある?」
2014-06-03 20:28:55@jaguars000 『っ、はい!熱いのでお気をつけくださいね(嬢に合わせ椅子を引き)』「そうよね…そうよ。くっそ…絶っっっ対許さないんだから…!(ワインのボトルを片手にキッチンへ向かいながら)」
2014-06-03 20:39:10@jaguars000 『ええっと…今日、青猫堂という情報屋さんに行ったんですけどそこで店主さんと少しもめまして…なんというか、シャオが蛆虫とか芋虫とか色々口に含んじゃったんですよ、ふふ』声を落とし、言葉を選びながらもその光景を思い出したのか楽しそうに笑い
2014-06-03 20:51:44@jaguars000 『シャオはこの街全体で起こってる殺人事件についての詳細を知りたがっているようでしたけど…相手にしてもらえない様子でして。ええ、とても。なんででしょう、彼女のオーバーな喜怒哀楽を見るのが好きなんですよ、ぼく』内緒ですよ、と目を伏せ、微笑みを浮かべて
2014-06-03 20:59:03@jaguars000 『あなたはまるで、シャオの保護者のように仰言るのですね。…お口にあったようで良かったです』「ちょっとぉ、いつの間にそんなに仲良くなったわけ?」いつのまに戻ってきたのか、二人を横目に見ながらごろんとソファに横になって
2014-06-03 21:09:10@jaguars000 『それは…とても恐縮です(嬉しそうに頬を緩めながら)』「うん…美味しかったわ…うがいがてら口に含んだだけだけど。はぁ、それにしても最低な一日だったわ。気分を直しに明日はオペラでも見に行こうかしら」
2014-06-03 21:25:43@jaguars000 『ありがとうございます。取り分けてきますね(バスケットを持ってキッチンへ向かい)』「ちょっと、どういう意味かしら?っ、!!!!!?なに!?いつ!?どこで!?!?なんで!?!?!?」ソファから転がるように飛び起き相手に詰め寄り
2014-06-03 21:32:16@jaguars000 「っ、ずるいわ!!!わたしだってまだ舞台上でしかお目見えしたことないのに!!!役者でない彼はどんな方だったの?触れた?いいにおいした??」
2014-06-03 21:45:23@jaguars000 「これが落ち着いていられますか!わたしだっていつも特等席から観覧してるわよぉおお!あぁ、…もう!決めた!明日は死んでもオペラ見に行くわ!!!アリばっかり、ずるいんだもの!」
2014-06-03 22:11:37