【読書する黒子さんの】小説の書き方Q&A【簡単解説】

読書する黒子さん @kuroko_1011

昔の作品なんて恥ずかしいだけだと考えていましたが、機会があれば作風とか初心を忘れないようにと読み返し、模写したりしてました。そのうち、ふと気付いたんです。これは僕じゃないんだって。僕が書いたけど、僕自身とは違うものなんだって。

読書する黒子さん @kuroko_1011

そこにあったのは、当時の僕が全力で生きるために叩きつけた、捨てようとした当時の僕の欠片だって。あの時の僕は変わったんじゃなく、まだここに生きてるんだってこと。ようやく気付いたんです。その時、泣いてました。とても自然に。安心して。とても暖かかった。

読書する黒子さん @kuroko_1011

皆さんは自分の作品を見てなくことを、自分の好みでカスタマイズされたものだからと思ってるでしょう。それでいいんです。僕が大事にしてほしいことは、それを恥ずかしいからと捨てないで欲しいってことなんです。確かに恥ずかしいですけど。それはもちろん分かります。

読書する黒子さん @kuroko_1011

自分を撮った写真でも当時を書いた日記でも、自分の書いた小説でも描いた絵でも、きっと同じです。過去の自分がそこに生きてることを確認して、安心できる日がくるんです。たとえ今は気恥ずかしくても、今の、今に近い貴方をこっそりでいい、しまっておいて下さい、それはいつか力になります。

読書する黒子さん @kuroko_1011

大人になるにつれて、泣いたり笑ったりが難しくなってきます。そんなとき、足元にいてくれるのは子供の頃の自分です。大事にしてあげてください。

読書する黒子さん @kuroko_1011

ちょっと説教くさくなりましたが、読書する黒子からの、皆さんへの言祝ぎの言葉とさせてください。