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【ラブライブ!2期】9話感想まとめ。―not ENDLESS PARADE

アニメ2期を観た私感をまとめております。後々覆される点もたくさんあると思いますが、放送当時にしか抱けない感想を大事にしたいと思います。みなさんの振り返りの糧になれば幸いです。 ・2月8日の朝と重なる雪景色 ・2人の妹の対照的な感受―雪穂/亜里沙 ・1年生の絆―接触、近接性、友達の3人 続きを読む
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momorin @momorin_cloverZ

ヒデコの「行っけぇー!」の掛け声に押されて、音ノ木坂のみんなが作った道を、穂乃果たちは走り出しました。ラブライブ!という作品らしい表現が強烈に光ったシーンだと思います。それは「メタファーを明示する」という方法論です。#lovelive pic.twitter.com/mNJ7XgEvO6

2014-06-08 00:33:58
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本当にみんなで作った道を、本当に走っていく。フィクショナルな隠喩表現を惜しげもなく堂々を描き出す、というある意味矛盾した表現や演出は、強烈な違和感を放つ異質なアクセントとして光る、この作品の大きな魅力だと思います。#lovelive pic.twitter.com/VbO02HwtSq

2014-06-08 00:38:15
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メンバーは神田橋まで迎えに来ていました。学院の場所は断定できませんが、恐らく神田橋まではおよそ1.5~2km程度だと思います。そして、最終予選会場の行幸通りから神田橋までは900m程度。ようやくμ’sが揃いました。#lovelive pic.twitter.com/pE9d2OaXsg

2014-06-08 00:41:32
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穂乃果の涙―『奇跡』の『軌跡』を残すために

momorin @momorin_cloverZ

穂乃果はスノハレのPVと同じように赤い傘を投げ捨て、絵里に抱きつきます。大好きな仲間の胸へと飛び込んでいきます。この9話のスノハレが、疑似恋愛ではなく、仲間やみんなへのラブソングであることを象徴していると思います。#lovelive pic.twitter.com/uX0VKSNH4T

2014-06-08 00:51:33
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穂乃果は号泣しながら語ります。「怖かったよぉ!これでおしまいなんて絶対に嫌だったんだよぉ!」。1期での失敗。自分のせいで取り返しのつかないことになる。今度こそ全てが水の泡になる。計り知れない恐怖があったと思います。#lovelive pic.twitter.com/DKq5WVwf61

2014-06-08 00:55:40
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「みんなで結果を残せるのはこれが最後だし、何にも残んないなんて悲しいよぉ!」。別れを前に、9人で作った曲で9人の証しを残したい。前回8話で希が望んだ『奇跡』の『軌跡』。絵里は「ありがとう」と答え、希が涙を浮かべます。#lovelive pic.twitter.com/DpEdKcRwZA

2014-06-08 01:00:03
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2期で初めて涙が具象化された印象的なシーンでした。文字通り道を作ってくれたみんなに、穂乃果はお礼を言います。それは「私たち、一生懸命歌います!」という言葉。アイドルの恩返しは、ステージに立って、想いを伝えることです。#lovelive pic.twitter.com/gZWH31Y5v7

2014-06-08 01:02:58
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「みんな」への愛を歌うラブソングに

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穂乃果はみんなに誓います。「今のこの気持ちをありのままに!大好きを、大好きのまま、大好きって歌います!」。メンバーだけでなく、支えてくれたみんなに向けた9人のラブソングは、最終予選のこの日、この場所で大成しました。#lovelive pic.twitter.com/DIvOTSCWt2

2014-06-08 01:05:05
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ライバルであるA-RISEを含め、みんなが見守り、期待し、応援する、スノハレのステージがついに始まります。9人それぞれの名前を呼ぶ声援が飛び交い、9人のμ’sで立つ舞台であることが強調されます。穂乃果が口を開きます。#lovelive pic.twitter.com/QAujA5ezZU

2014-06-08 01:11:02
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「応援してくれた人、助けてくれた人がいてくれたおかげで、私たちは今ここに立っています!」。まさにみんなが作った道を駆け抜けて、μ’sはこのステージへと導かれました。ここに、第9話に通底する主題が表れていると思います。#lovelive pic.twitter.com/B0li86cdgO

2014-06-08 01:14:04
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第9話で描かれたのは、これまで学院を救いみんなを救ってきたμ’s、穂乃果が、みんなに支えられている、という主題。穂乃果の天性のチカラも、あらゆるものを背負った今、彼女個人のものではなく、メンバーや家族、仲間、すべてのファンによって支えられ、導かれているわけです。#lovelive

2014-06-08 01:16:36

スノハレは、みんなで作った曲に「なっていく」

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穂乃果はみんながいるから穂乃果でいられる。センターはみんながいるからセンターになれるわけです。メンバーがいてみんながいて、初めて“真ん中”という場所ができる。センターはみんなを導きながら、みんなに導かれる存在でした。#lovelive pic.twitter.com/pTm8O4mlB9

2014-06-08 01:19:53
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穂乃果は「だからこれはみんなで作った曲です!」と語ります。元々は9人で作った曲が、みんなが導いたこのステージで歌うことで、いわば「後乗せ」的に、みんなで作った曲に「なっていく」わけです。まさにスノハレと重なります。#lovelive pic.twitter.com/5gynl8rlF4

2014-06-08 01:26:03
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スノハレという曲は、ライブ空間を通して、曲の持つ意味性がみんなの手によってどんどん増幅されていった曲だと思います。まさに今回と同じように、元々あった曲が、みんなで作る曲へと進化を遂げていったわけです。見事にスノハレ自体が持つ物語性と一致した第9話だと思います。#lovelive

2014-06-08 01:28:47

「大好き」の物語を過去にする―μ'sのひとつの終幕

momorin @momorin_cloverZ

ラブソングを前にして、9人の「大好き」が並べられていきます。いずれも、1期・2期を経て、メンバーみんなにも共有されるようになっていった「大好き」だと思います。その想いを強く抱えていた1人1人によって語られていきます。#lovelive pic.twitter.com/vSPls4jBqp

2014-06-08 01:32:53
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そして最後の穂乃果の言葉が衝撃的です。「μ’sが大好き“だった”から」。穂乃果が語尾を過去形に定めることで、メンバーが語った「大好き」がすべて過去のものになります。これまでのμ’sの歩みを、過去の物語にしたわけです。#lovelive pic.twitter.com/0Pyq1zbSAM

2014-06-08 01:39:26
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μ’sが歩んできたラブライブ!優勝への物語は、最大のライバル・A-RISEと戦うこととほぼ同義でしょう。そんなA-RISEとの直接対決となる最終予選が終われば、結果はどうであれ、1つの大きな物語に幕が下りるわけです。#lovelive pic.twitter.com/fthtuHp1hn

2014-06-08 01:45:49
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最終予選のステージは、これまでの歩みをすべて過去のものにして、否応なくμ’sの1つの大きな物語の終焉を告げる舞台だった。そう考えると、9話で強烈に描かれた猛吹雪について、少し違った見方ができるのではないかと思います。#lovelive pic.twitter.com/0mdkDx7IJQ

2014-06-08 01:50:17
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ENDLESS PARADEを否定する―永遠ではない物語

momorin @momorin_cloverZ

猛吹雪は、穂乃果が決意を固め、校門を抜けて階段を駆け下りて未来へススもうとする度に、どんどん強さを増していった。それはまさに、穂乃果たちを最終予選の舞台に至らせない、今の物語を終わらせないために吹いていたようでした。#lovelive pic.twitter.com/9uHrAX1zYq

2014-06-08 01:57:01
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momorin @momorin_cloverZ

そして猛吹雪は、4thライブというもうひとつの文脈を呼び起こします。タイトルは「ENDLESS PARADE」。今のこの時間が、このμ’sの物語が、永遠に終わらないことを望むように、猛吹雪は2月8日と風景を同じくして吹き荒れていたようにさえ感じてしまいました。#lovelive

2014-06-08 02:02:16
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