漫画は博打の三階建て(出版社・雑誌・作家)

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赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

1)講談社が19年ぶりに増収増益だったのは「進撃」効果。また、10年くらい赤字だった少年ガンガンは「ハガレン」の大ヒットでようやくペイできた。普段ずっと赤字でも、ヒット作が一本出れば何とかなってしまうのがこの業界。業界人はなかなかこの味が忘れられない。

2014-06-12 21:39:59
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

2)漫画家の原稿料は、アシスタント代だけで消えてしまうことも結構多い。その場合、単行本の印税がないとかなりの赤字になってしまうことになる。しかし、大ヒットすれば単行本の印税は莫大なので、借金は一気に返せてしまう。漫画家は皆これを目指すことになる。

2014-06-12 21:41:08
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

3)雑誌の利点は「ヒット作の利益を再分配し、次世代の新人育成に回せる」ことだった。逆に言うとヒット作でも出ない限りは新人の育成はできない。で、新人を育成できても、ヒットするとは限らない。しかし一人でもヒットしたら、また再分配して次世代の新人を育成できる。どこをとっても博打である。

2014-06-12 21:43:28
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

以上、「マンガは博打の三階建て(出版社・雑誌・作家)」というお話でした。(^^;)

2014-06-12 21:44:00
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@hukinoto おお、確かにそれらはヒット作ですね。ちなみに10年というのは樹林さんの記事をソースにしました。itmedia.co.jp/news/articles/… 「ガンガン隔週化(1995)→お家騒動(2001)→ハガレンのアニメ化(2003)」までを示すと想像しましたが、いかに?

2014-06-12 23:53:53
赤松 健 ⋈(参議院議員・全国比例) @KenAkamatsu

@hukinoto 調子が良かったので隔週化(1995)し、そしたらマズくなって再月刊化(1998)したのでは。どうも2005年の出版年鑑に「大幅部数アップ」の記事があるようです。bit.ly/1kQZ9NT 樹林さんの言う10年は1995~2005近辺と予想。

2014-06-13 00:09:13