鎧と女戦士とおっぱいの話

源平甲冑をマミさんに着せようとして色々クソ真面目に考えたこと。 ネットでちょっと調べただけなので、正確な裏は取ってません。 鎧も剣道で胴をつけたり博物館で見た程度です。むしろ着てみたいです。
39
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

あと、ヨロイの「なぜ?」はこのサイトが大体答えてくれてます www7b.biglobe.ne.jp/~osaru/yoroi.h… なお、オレの知識の大半は「大鎧」「大鎧 着方」「巴御前」「流鏑馬」「白拍子」「十二単」とかで検索した付け焼刃です。

2014-06-25 22:29:16
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

ただし、うちの爺さんが紙袋で鎧作れるとかだったんで、俺も「せんだんのいた」「きゅうびのいた」とかがわかったり、平安の鎧と室町の鎧の区別程度ならつきます。なので、ズブの素人ではないです。

2014-06-25 22:30:12
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

このまとめで鎧に興味を持たれた方は、漫画だと日本の歴史シリーズ、北崎拓先生の『ますらお』、沢田ひろふみ先生の『遮那王義経』『山賊王』、川原正敏先生の『修羅の刻』あたりが鎧を丁寧に描いてくれていて、おすすめです。あとなんか良いものを思い出したら追記します。 

2014-06-25 22:32:12
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

でもやっぱり実物を見る→実物を着る が一番だと思います。

2014-06-25 22:33:14
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

まどマギの魔法少女(まどマギに限らずだいたいそうだろうけど)ってそもそも歩兵だし、「女の子らしくかわいく装い、かわいく見せる」ことも行動の目的でありそうだから、日本の大鎧とはあまり相性が良くないように思う。

2014-06-26 00:32:22
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

絵がへたくそなヤツが偉そうに失礼しました

2014-06-26 00:33:29
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

調べた後でまた『ますらお』を見返したんですが、鳩尾の板(左手側)の用法についてはこう(このサイト  hinaningyou.jp/tango/armor.ht… より引用)だったんじゃないかなと思います。鎧の隙間と心臓を守るのが目的なので。 pic.twitter.com/xk9HLwqSeJ

2014-06-26 00:35:59
拡大
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

鎧の付け方を見ると、左右の板は肩パッドよりもかなり下、胴の上と揃えるように結ばれていますが、これは戦闘を前提としない現代の着方なのかな、と思いました。というのは、

2014-06-26 00:39:09
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

というのは、胴だけだと鎖骨の下周辺ががら空きになるので、その死角を守る増加装甲の目的が左右の2枚の板にあるからです。実際の装着位置はもう2センチくらい上だったのではないかと、私は思います。そうすると、腕を大きく動かした時、正面からの攻撃に対して腋を守れる確率が上がります。

2014-06-26 00:40:11
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

具体的には、先に紹介した『ますらお』での維盛と義経の三草山での一騎打ちのシーンで、切っ先が折れた維盛の太刀が義経の左腕を傷つけます。これを弾くのが、鳩尾の板の本来の役割だったのではないか?と思います。

2014-06-26 00:42:27
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

平家物語風さやかちゃん。俺の画力なんでタカが知れてますが。昨日のヤツの全身図です。後で色を付ける予定なので、兜以外は鎧の表面は敢えて手を入れていないです。てか俺の腕だと鎧の模様入れるととても見づらくなります。  pic.twitter.com/cq115Ztro3

2014-06-26 04:45:41
拡大
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

彼女の着ている大鎧は高級将校(平家とか源氏の一門のかなり偉い人)が着ていたもので、馬上での弓の戦いに特に有利です。一領あたり現代の価格で2~3000万円したそうです。さやかは弓使いではありませんが、円環軍の副将扱いなので着せました。 pic.twitter.com/bMbwNAeJ3D

2014-06-26 04:52:00
拡大
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

この時代の日本では女の人の体型に合わせて鉄板にカーブを出す技術はまだなかったと思われます(あったら巴御前がスタイルを強調した鎧を着れていたはず)。後世登場する女性専用鎧は馬上での弓の撃ち合いには適さずお金もかかっていないので、ここでは採用していません。  @chiqfudoki

2014-06-26 04:55:56
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

さやかちゃんはマミさんに次いで胸が大きく、ここでは特に胸をおさえないまま鎧を着ている状態です。このため、実際の体格よりも少し大きいサイズの鎧を着ています。さやか自身も胸を突き出しているので、胴の上部が前に押し出されだらしない着方になっています。 @chiqfudoki

2014-06-26 04:58:31
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

こうした大鎧は、全ての重量を肩で支えます(馬上にいる時には鞍に乗せて重さを分散します)。前後を繋ぐ太いヒモの下に肩パッド(鹿の皮製と思われる)を当てます。ヒモの部分は装甲の隙間ができるので、左に鳩尾の板、右に栴檀の板をつけます。 @chiqfudoki

2014-06-26 05:02:02
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

さやかちゃんは胸の分だけ胴の上の隙間が大きくなっており、ヒモも長めです。このため、左右の増加装甲板をやや上につけています。これで真正面以外はほぼ守れます。肩が一見無防備ですが、後ろに回ってる肩アーマー(大袖)を動かすことで、肩と二の腕も大丈夫です。 @chiqfudoki

2014-06-26 05:06:08
さわK@リコリコ報道解析部/神浜探検隊 @chiqfudoki

本来このタイプの鎧には和弓(ほむらちゃんが持ってるような弓)がセットになります。予備の矢があったり弓の弦を持っていたりするのですが、ここでは刀一本にしてあります。手に持っている龍笛は青葉の笛のつもりです。水の眷属のさやかちゃんは平家かなーってことで。 @chiqfudoki

2014-06-26 05:09:57