「千の想いを」~第四章「絶望」・分岐イベント「姉と姉と姉」前半~
- mamiya_AFS
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@titosedesu @tiyodadayo ……間に合わなかった…? っと…、長門さん、伊勢さん、扶桑さん…! すみません、わざわざ来ていただいて
2014-04-27 01:51:54@blauer_Baum8114 @tiyodadayo @titosedesu 千歳さんに提督・・・? これは一体どういう・・・?(泣きじゃくる千代田を慰めながら
2014-04-27 01:56:15その観察眼の鋭さから千歳の発言に刃を見た長門が、顔は千代田に向けたままで呟く。千歳はそちらを見る事も無く、首を横に振った。
2014-04-27 01:55:18いまだ頭を下げたままの伊勢も、静かに殺気を放つ長門も、意に介してない目線と口調で天龍が告げた。 龍田と扶桑が顔を上げて隻眼の少女の真意を探ろうとする。
2014-04-27 01:57:09龍田の頬の涙の跡を指先で拭い、妹が弱弱しく頼みを伝える。 千歳が落ち着き払った顔と態度で一足先に廊下へと出て行く。 状況が全く呑み込めていない夕張がきょろきょろと千歳の背と龍田達を見回す。
2014-04-27 02:01:19@15tennryuu @tiyodadayo @GM_tatuta ……分かりました 一応…、ドアの向かいにはいますが良いですか…?
2014-04-27 01:58:04@blauer_Baum8114 @tiyodadayo @GM_tatuta …ああ。できれば話は聞かないでいてくれると助かる。 心配しなくても荒事にはならねぇよ。 ほら、右腕が動かないしさ。
2014-04-27 02:02:43天龍的には冗談のつもりだったのだろうが、誰一人笑う事も無く。 わずかにむすっとした気配だけを残して、いまだ泣きじゃくるだけの千代田を見る。 翔鶴と長門が背を向け歩き出す。長門が伊勢の腕を掴み、強引に連れて行く。
2014-04-27 02:05:15@15tennryuu @tiyodadayo @GM_tatuta …分かりました 荒事は起こさないとは思っていますが…まぁ、念のため…です
2014-04-27 02:04:41@15tennryuu @tiyodadayo ……分かりました。ただ、何かあれば呼んでください。すぐに来ますので。いいですね?天龍さん、千代田さん。
2014-04-27 02:09:14自分が座っていた椅子に千代田を座らせ、扶桑も夕張を連れて室外へと出て行く。 千代田と天龍、ただ2人だけを残して。 廊下に扶桑が出ると、千歳が両手を前に組み合わせて自身の足元を見下ろしていた。
2014-04-27 02:09:12扉が静かに閉じられる。 廊下で姉達と提督、そして身内を持たない夕張が歪な円を描いて並ぶ。 千歳は俯いたままで誰の顔も見ようとしない。
2014-04-27 02:10:47