インターネットについて

akiko aoyama @aoyamaakiko3

あと一パラグラフで無理矢理終わらせることにした。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

インターネットの同時性について。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

なんか相対性理論で、同時性の概念が崩壊しつつあるとか書いてあったけど、よく分かんなかったからそれは無視して、

akiko aoyama @aoyamaakiko3

この「同時」っていうすごく地球的な、　earthly な概念について。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

今私がこうしてツイートすると、それは世界中においてまったく同時に閲覧可能になる。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

今、ツイート書き直したけど、その書き直しもまた、世界で「同時に」見ることができる。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

この「同時」というものは、「飴の棒のように伸びた」（だったかな）時間という、とても地上的な認識によって可能になる概念である。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

これに対応するものが、シンクロニシティ、あるいはシンプルに「時を超える」ということ。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

未来において起こることが今起きていることの原因だったり、とかそういうやつ。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

昨年の、あれ４月ごろだったかなあ、誰かが「今原民喜読んでる」とかツイートしたら、「俺も」「俺も」ってリプがあがって、それが、私のタイムライン上で起こって、もう忘れられたような作家の本をそんな風に共時的に読んでる人達がいたりしたんだけど、

akiko aoyama @aoyamaakiko3

そういう共時性を視覚化させようとする力がインターネットには働いている。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

それは取りも直さず、私たちがインターネットに注いでいる力なんだ。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

インターネットに何かを書き込むとき、言葉であれ、画像であれ、映像であれ、何らかの思いを書き込むとき、

akiko aoyama @aoyamaakiko3

私たちはその思いに何かが随伴しているのを感じる。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

自分の動きにシンクロして動いている何かを。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

それが書き込むと同時に他の誰かの眼に触れる。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

そしてその人こそ、自分の動きにシンクロして動いていた人なんだ。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

インターネットに何かを書き込む時、私たちは、自分と共に動いている見えない存在を呼ぶんだ。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

今も、呼ばれたから、これを見ている。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

その時、呼んだ者と呼ばれた者の主客関係は消失する。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

消失でいいのかな。まあいいや。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

同時に呼んだのであり、同時に呼ばれたのだ。

akiko aoyama @aoyamaakiko3

インターネット自体はよく知らないけどおそらく非常に地上的な目的のために作られたんだろうし、その地上的なテクノロジーは、地上的な欲望によって牽引されここまで発展したのだけれど、

akiko aoyama @aoyamaakiko3

だからインターネット使ってると、テクノロジーそのものの破壊性とそこに充満している欲望の暴力性の双方の餌食に簡単になってしまうんだけど、

akiko aoyama @aoyamaakiko3

その力が強いからこそ、それに抵抗しようとする力も強くなる。逃げないで、その破壊と暴力に身を委ねることによって。