- tiyodadayo
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私は疲れが吹き飛ぶような思いだった・・・山城にやっと会える!! いつも怒られてばかりだけれど山城に会えないとそれはそれで寂しいものだったから・・・
2014-06-29 21:35:49しかしその夜の訓練で・・・ 「明日には入院した二人の面会謝絶が解除になるんだってな? だが・・・会いにいくなら少し覚悟を持って行っておいで」 そんな事を・・・寮母さんから言われた
2014-06-29 21:36:39翌日・・・当番の所為ですっかり日も暮れはじめた中、私は金剛さんと合流して山城達が入院している鎮守府内の病院へ足を向けていた
2014-06-29 21:37:57「ええ、また何を言われるかわからないけれど・・・それでも愛しい妹ですからね」 寮母さんの言葉が気にはなった・・・ でも山城には会わずにはいられなかった・・・あの子の元気な姿を見ればまた頑張れる気がしたから
2014-06-29 21:43:59そして面会時間ギリギリで私達は二人が入院している病室前に立った 静かにノックし・・・扉を開ける そして一週間ぶりに見る変わらない妹達の姿に私達は安堵の息を漏らし・・・声をかけた
2014-06-29 21:48:37瞬間・・・私は凍りついた・・・ しかしそれに気づかずに山城は続ける 「すいません姉様・・・演習中に榛名と二人して砲塔が爆発するなんて・・・やっぱり私は不幸だわ・・・ねえ榛名?」
2014-06-29 21:50:54@harunas_ward @husou_kankore …。本当に、大丈夫デス、か?心配しましたヨー?(笑みを崩さず)
2014-06-29 21:50:58@Kongou_Yasaka @husou_kankore はい、榛名は大丈夫です! 金剛姉さんの顔を見たら、気分も晴れてきました!
2014-06-29 21:51:55私達は平静を装い・・・なんとか話を続けていたが・・・ 「姉様・・・?お顔がすぐれませんが・・・大丈夫ですか?」 私は限界だった・・・ そしてそれは・・・金剛さんも同じようだった
2014-06-29 22:02:14@husou_kankore 如何なさいました? 扶桑さん。 ほら山城、貴女が笑顔じゃないから扶桑さんが心配しているわ。
2014-06-29 21:54:28「そうなのかしら・・・私のせいで姉さまの笑顔が曇っているなんて・・・不幸だわ」 「そ、そういうわけじゃないから・・・ そうだ、お花の水をちょっと替えてくるわね 金剛さんも一緒に手伝ってもらえるかしら」 榛名さんの言葉に頬を膨らませる山城のそばの花瓶を持って一度部屋を出ることにした
2014-06-29 22:06:49