「学習する組織」読書まとめ

tmk.nomさんがtweetしていた「学習する組織」の読書メモがとても良かったのでまとめ。大変分厚い(500ページ)の本なので、読んで公開してくれて感謝。 http://www.amazon.co.jp/dp/4862761011 私自身も組織で同じような問題に直面していますが、組織の話だけでなく、自分自身の行動指針としても大変ためになりました。私も読んでみたいと思います。
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実践Terraform@tmknom @tmknom

具体的には、成功には組織内の権力を再配分することへの真摯な努力と、一方的な統制をやめることへの覚悟が求められる。

2014-06-29 10:50:53
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優れたリーン生産の取り組みの経験が豊富な人たちは必ず、これは単なる技術上の変化ではなく、「文化の変革」であると強調するのだ。

2014-06-29 10:52:18
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「成長の限界のマネジメント原則」成長を無理に加速させない。成長の制約要因を取り除く。

2014-06-29 11:03:35
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「問題のすり替わり」根底にある問題に人々が対処するのは難しい。なぜなら、その問題が漠然としているか、または取り組むことへの犠牲が大きいからである。そこで人々は、問題の負担を他の解決策ーー非常に効果的に思える、善意から出た簡単な応急処置ーーをとることに「すり替える」。

2014-06-29 11:06:57
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残念ながら、この、より簡単な解決策は症状を和らげるだけで、根底にある問題は変わらないままだ。根底にある問題は、気づかれないまま悪化する。なぜなら、見かけ上は症状が良くなり、そのシステムは、根底にある問題を解決するためにもっていた何らかの能力を失うからだ。

2014-06-29 11:08:44
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例えば、忙しいマネージャーは、人事の問題を解決するために人事の専門家に頼りたくなるものだ。人事の専門家は問題を解決するだろうが、関連する諸問題を解決するマネージャーの能力は向上しない。やがて他の人事上の問題が起こり、そのマネージャーは前回同様、人事の専門家に頼ることになるだろう。

2014-06-29 11:18:44
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それが繰り返され、やがて、人事の専門家への需要がますます高まり、人件費は急増し、マネージャーの能力開発(と周囲からの尊敬)は低下する。

2014-06-29 11:19:51
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「問題のすり替わり」構造に効果的に対処するには、根本的な対応を強めることと、対処療法的な対応を弱めることを組み合わせる必要がある。

2014-06-29 11:25:09
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根本的な対応を強めるには、長期的な方向性と共有ビジョンの意識が必要である。

2014-06-29 11:25:39
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対処療法的な対応を弱めるには、一時しのぎの緩和策や「見栄えの良い」解決策について、進んで真実を語る決意が必要になる。

2014-06-29 11:26:35
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「人事の専門家への依存を次第に高めたマネージャー」というビジネス上の例では、たとえ初期投資が大きくなっても、マネージャー自身の能力をより高めなければならない。人事の専門家は問題解決の行為者ではなく、マネージャー自身の個人的なスキル向上を助けるコーチや指導者にならねばならない。

2014-06-29 11:29:00
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対処療法的な解決策が必要なこともある。だが、その場合、対処療法的な解決策は必ず、それが対処療法であると認識されていなければならず、「問題のすり替わり」のダイナミクスを防ぐために、同時に根本的な解決策の能力を解決策の能力を回復させる戦略と組み合わされる必要がある。

2014-06-29 11:30:58
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「問題のすり替わり」構造を示す手がかりは3つ。(1)長期間にわたって次第に悪化する問題があるーーただし、一時的には良くなるように思える場合が多い、(2)システム全体の健全性が次第に悪化すること、(3)無力感が高まっていること

2014-06-29 11:32:52
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「問題のすり替わり」における主な洞察は、(1)解決策の異なる種類を見つけることーー根本的か対処療法的か、(2)いかに対処療法的な解決策への依存がさらなる依存を強化する可能性があるかを理解すること

2014-06-29 11:37:02
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個人が学習することによってのみ組織は学習する。

2014-06-29 11:59:32
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組織リーダーの中で、個人の学習に本気で取り組むには企業哲学を根本的にあらためねばならないと認識する人たちは数えるほどしかいない。

2014-06-29 12:00:12
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人の潜在能力を活用するには「潜在意識」「意志力」「心の働き…世の中の役に立ちたいという心からの願い」について新たな理解を得ることが必要になるだろう

2014-06-29 12:01:26
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一方、経営者としての義務は、何よりもまず「社員に物心両面の幸福を与えること」

2014-06-29 12:02:21
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自己マスタリーは、能力やスキルを土台にしているが、それらにとどまるものではない。精神的な成長を必要とするが、心を解き明かす、あるいはオープンであることにとどまるものでもない。それは、独創的な仕事として自分の人生に取り組み、受身的なしてんではなく、創造的な視点で生きるということだ。

2014-06-29 12:09:48
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自己マスタリーが自分の人生に一体化させて取り組む活動の一つになれば、2つの根本的な動きが具現化する。(1)自分にとって何が重要かを耐えず明確にすること、(2)どうすれば今の現実をもっとはっきり見ることができるかを絶えず学ぶこと

2014-06-29 12:11:42
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高度な自己マスタリーに達した人には共通の基本的な特徴がある。(1)ビジョンと目標の背後に特別な目的意識があり、ビジョンとは単なる良い考えではなく天命となっている、(2)探究心が旺盛で、絶えず現実をますます正確に見つめようと努力を惜しまない

2014-06-29 12:14:02
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「ビジョン」と「今の現実」のはっきりしたイメージを対置させたときに『創造的緊張』と呼ばれるものが生まれる。創造的緊張はビジョンと現実を結びつける力であり、解決を求めて自然に引っ張り合う力が働くことで生まれる。

2014-06-29 12:16:49
実践Terraform@tmknom @tmknom

自己マスタリーの本質は、自分の人生において、この創造的緊張をどう生み出し、どう維持するかを学習することだ。

2014-06-29 12:17:17
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オブライエン「人生において、徳を高めることと経済的に成功することは、根本的に矛盾しないと私達は信じている。両方を手に入れるのは不可能ではない。それどころか、長期的に見れば、高い次元の人生の特を実践すればするほど、経済的にも成功すると私達は確信している。」

2014-06-29 12:20:33
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オブライエン「もう一つ重要な理由は、個人の最大限の発達が個人の幸せに与え得る影響の大きさである。人生のかなりの部分を占める仕事に費やす時間を無視して、仕事以外にのみ個人的な充足を求めるならば、幸せで全てがそろった人間になる機会はごくわずかでしかない」

2014-06-29 12:23:10
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