今朝のNHkニュースの集団的自衛権の報道について

土居豊 @urazumi

いまNHKで首相が会見してるが、どう言い繕っても、なぜ、いま、急いで、閣議だけで、それを決めてしまう必要があるのか？全く納得がいかない。

土居豊 @urazumi

首相は自衛隊が海外で戦闘に巻き込まれることはありません、というが、全く信じられない。それなら武力を海外派遣する必要がない。話の矛盾は子供でもわかる。

土居豊 @urazumi

首相が会見で話す内容は、美辞麗句ばかりで、論理破綻しているし、具体的な説明になっていない。どうしてこんな言葉に納得できるのか、不思議でしょうがない。自国民でさえ納得できないこの人の言葉が、いざ外国と交渉というとき、他国の人を納得させられるとはとうてい思えない。

土居豊 @urazumi

そうか、だから、いざという時は拳にものをいわせる、ということか。

土居豊 @urazumi

素朴な疑問。海外で外国軍が攻撃されて、これを自衛隊が援護するとしたら、当然、戦闘に巻き込まれるのでは？ 首相は、外国軍を援護するようにするが、戦闘に巻き込まれることはない。という、まるで奇術じみた事態を説明している。いったいどうやってそんな離れ技ができるの？

土居豊 @urazumi

（集団的自衛権１）今朝の７時NHKニュースをみた方に冒頭の演出をどう思ったか、訊いてみたい。街行く若者がじっと見上げるその先に、大型モニターに映る首相のアップ。※画像は映画『ゴジラ』より、三田村清輝首相：小林桂樹。 pic.twitter.com/7ATvhqKYti

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土居豊 @urazumi

（集団的自衛権２）前のツィートの添付画像のように、今朝のNHKニュース冒頭は、あれでは全く怪獣映画の場面そのままで、まるで今にも日本が敵に蹂躙されようとしているのに対し、決然と反撃を命じる首相、といった絵柄だ。そして不安そうに、それでも期待感をもって見上げる若者、という構図。

土居豊 @urazumi

（集団的自衛権３）今朝のNHKニュース冒頭の演出、センスは最悪だと思う。怪獣映画のイメージを今回の問題に当てはめると話がすり替わる。日本がもし怪獣に襲われるなら、自衛隊はもとより、みんな武器をとって戦うだろう。しかし、今度の件は、日本が直接敵に襲われる話ではないからだ。

土居豊 @urazumi

（集団的自衛権４）私が政府の広報なら、こんな比喩で説明するだろう。「もし他国が怪獣や異星人に攻撃されているとき、自衛隊がその戦闘に参加できなければ、日本は一国平和主義だと非難を受けます。そこで、集団的自衛権ですよ」と。でも、この比喩は明らかにおかしいのは、子供でもわかるはず。

土居豊 @urazumi

（集団的自衛権５）ようするに、日本が海外で武力行使できるようにするには、堂々と憲法改正を国民にはかってほしい、ということを私は言いたい。いままさに怪獣が日本上陸しようというときなら、政府が緊急的に武力行使を決断するのもやむを得ないと思うが、今回はそうではない。

土居豊 @urazumi

（集団的自衛権６）だから、怪獣映画のイメージを援用したような演出で報じるのは間違っている。もしかしたら、今朝のNHKニュース冒頭映像の、首相を見上げる視線には、敵の攻撃への不安ではなく、首相その人への不安と憤りが込められていたかもしれない。

土居豊 @urazumi

（集団的自衛権７）最後に、今回の件の報道には、どうにもやりきれない感じを受けた。政府のやり方が国民を無視した拙速なものであることは、専門家の意見やデモ映像などで紹介しながらも、報道としては「いったい、どうしたらいいんでしょうかねえ」とため息をついているようにみえた。

土居豊 @urazumi

（集団的自衛権８）挙げ句、「まあ、今後どうなるか慎重に見守りましょうか。どうせ国会審議では与党圧倒的勝利ですけどね」というような、投げやりな感じで話が終わっているようにみえた。「決められる政治」というフレーズを思い出すが、このように当然の結果として「決められてしまった」わけだ。

土居豊 @urazumi

（集団的自衛権９）もう一度今朝のNHKニュースの冒頭映像を見たい。リプレイしてくれないかな？あの演出、ほんとに寒気がするほど愚かしいものだった。次に首相の顔が街角の大型スクリーンに大写しになったときには「国民の皆様、悲しいお知らせがあります…」という場面にならないことを切に祈る。