FE覚醒・ヴァルム大陸事情考察

ヴァルハルトの覇業はいかにして為され(つつあっ)たかについて考察しました。
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C.K.アキヲ @CK_akiwo

また推論二からは、その勢力拡大の速度が常識外のものだったことが伺われる。大陸中央にある要衝の地シュヴァイン要塞は大軍を収容可能な、守るに適した強固な要塞。侵略国家の侵攻に中小国が連合して対抗するならば、当然この地を拠点とするのが自然な考え方であろう。

2014-07-08 00:28:45
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL また、ロザンヌの勢力がどの程度のものか、これも本編中の描写は一切ないが、公爵という貴族最高位の称号を冠することから、ヴァルム大陸の群雄小国家群の中でもそれなりの勢力にあったのでは、と考えられる。

2014-07-08 00:31:17
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL つまり、シュヴァインを拠点に大陸中央部の小国家群が力を合わせてヴァルムに対抗する態勢を整えるならば、ロザンヌは当然その連合の主たる勢力の一つとなることを期待されて然るべき存在であると考えられる。

2014-07-08 00:33:41
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL また、飛竜の谷に近接する地勢から、ロザンヌは竜騎士を主戦力とした、それなりに強力な戦力を持つと推測される。また、臣民も「戦って散る」ことを選ぼうとする程度には、武に気概ある気風であると考えられる。

2014-07-08 00:41:26
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL そんなロザンヌがシュヴァイン要塞での対ヴァルム戦線に参加した形跡がない、ということは、ヴァルムの侵攻とそれによるシュヴァイン要塞の陥落が、大陸中央の国家群が勢力を糾合する間もない程に、迅速なものであったことを示している。

2014-07-08 00:44:22
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 南部はソンシンを中心に、一度はまがりなりにも力を合わせ、ヴァルムの勢力に対抗しようとした。大陸中央部ではその連合が為しえなかった。ヴァルムによる大陸中西部・中央部の制圧は年単位を要してはおるまい。恐らく、長くとも数ヶ月単位の電撃的な勝利であったのではないか。

2014-07-08 00:56:01
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 次いで時を巻き戻し、ヴァルムの中央進出以前、大陸北部を制圧するのにヴァルハルトが要した期間について推測する。

2014-07-08 01:07:11
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 北部制圧後の、シュヴァイン要塞擁する中央部の電撃的制圧はヴァルハルト自身の個としての圧倒的武力や、軍事指揮官としての才覚のみでは為しえなかったであろう。ヴァルム帝国は北部国家群を単に叩きのめし無力化したのではなく、統治下に置き、軍を吸収し得ていたと考えられる

2014-07-08 01:09:13
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 元が小国に過ぎないヴァルム帝国が、その領域に数倍する大陸北部全域の統治を確立するには、いかにヴァルハルトが規格外の武力とカリスマを持つとは言え、数ヶ月や一年程度の期間では足りなかったのではないか。少なくとも数年程度の時を要したとするのが自然ではないかと考える

2014-07-08 01:14:19
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 大まかに二~五年程度といったところか?ここでは三、四年程度と考えることにしよう。

2014-07-08 01:19:53
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 北部の制圧に三、四年。中央部に数ヶ月。ここでヴィオールがイーリスに逃亡(数ヶ月から一年)。そしてその二年後、大陸全土を掌握したヴァルム帝国の艦隊がイーリス大陸北西、西フェリアの港を襲った。

2014-07-08 01:28:36
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 以上、概算でヴァルハルトの大陸制覇は、進軍開始からおよそ六、七年程度で為されたものと考えられる。

2014-07-08 01:30:35
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL そして最初に戻る。ヴァルハルトの年齢は、クロムたちと対峙した時点でおそらく30代(根拠は外見(のみ))。逆算すると、ヴァルハルトが覇業に乗り出したのは、二十代中盤から三十台前半、と私は推測する。

2014-07-08 01:32:59
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 上の方、30代で考えてみる。その場合、ヴァルハルトは割りといい歳のオッサンになった頃合に、突然、『我は覇王!ヴァルハルト!!我は神の世を終わらせ、人が人自らの手で支配する世界を築き上げる!!!』とばかりに、厨二病も真っ青の宣言をぶち上げた、ということになる。

2014-07-08 01:37:32
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL これでは割とあんまりな話である。下の方、二十代中盤で考えてみよう。ざっくり父帝が50代くらいでお亡くなりになって、ヴァルム帝国の帝位を継いで、かねてより胸の内にあった大望を掲げ、覇業に乗り出した。うん、これなら割といい感じなんじゃないだろうか。

2014-07-08 01:40:37
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL でも個人的には、アラサーの、身体鍛えるのに無駄に熱心で、菜食主義者で趣味は農作業の、変わり者の第三or第四あたりの傍流王子が、ある日農道で行き倒れの傾き者軍師をうっかり拾ってしまったばかりに、変な野心を焚き付けられて、思いもよらぬ大陸覇王への道を、ってのも

2014-07-08 01:46:03
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 面白いんじゃないかなあと思います。『何だ、この珍妙な土座衛門は…ぬ、生きておったか。こんな所で寝こけておると、風邪を引くぞ?』

2014-07-08 01:48:41
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 以上、雑なオチをつけたところで、ヴァルム大陸情勢考察の〆とさせて頂きます。長々TLをお騒がせいたしました。

2014-07-08 01:49:55