FE覚醒・ヴァルム大陸事情考察

ヴァルハルトの覇業はいかにして為され(つつあっ)たかについて考察しました。
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C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL ヴァルハルトが何歳なのか気になってる。より正確に言うと、ヴァルハルトは一体何歳の時に大陸制覇を決意し、何歳の時に行動を開始し、何年かけて本編時点の勢力にまで至ったのか、ということが気になってる。また、その決意と行動の切っ掛けがそれぞれ何であったか気になってる

2014-07-07 17:04:27
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL あの強面の外見で20代というのは考えづらい。少なくとも30代ではあると思う。外見的には40代すらあり得るような気がするけれど、30代という仮定で考えることにする。

2014-07-07 17:10:27
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 次に、何年間で本編中の勢力圏を確立したかを考える。クロムと対峙した時点、サイリら解放軍の組織的抵抗をほぼ打ち破り、事実上大陸全土を掌握した時点。

2014-07-07 17:14:26
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 本編開始の時点ですでに、ヴァルム大陸の貴族ヴィオールはヴァルム帝国の圧迫に抗せず、領地を捨て、海を越え遠くイーリスの地まで落ち延びている。彼が領地を捨てたのは、正面からヴァルムに対抗しても領地と領民を守るのが不可能であったため。

2014-07-07 17:20:21
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL つまり、この時点でヴァルム帝国は大陸に覇を唱える巨大勢力をすでに確立していたと考えられる。クロムとヴィオールの出会いはヴァルム・イーリス戦争開戦の二年前。ヴァルム大陸からイーリスに最短距離で到達していると仮定しても、少なくとも数か月程度の旅ではあっただろう。

2014-07-07 17:24:34
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL イーリスでの潜伏期間や、旅程でのタイムロス等を考えると、大まかに言って、ヴァルム大陸を離れてから一年程度は経っていても不思議ではない。また、彼は領地を離れるにあたって後事をセルジュに託している。その時点で彼女はすでに公務を負うに足る年齢だったと考えられる。

2014-07-07 17:29:20
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL セルジュの加入時点、より正確にはヴェイクとのA支援会話の発生時点での彼女の年齢は19歳。ヴィオールのイーリスへの逃避行が一年間、クロムとルフレの出会いからイーリス・ヴァルム戦役の発生までが二年間と仮定すると、ヴィオール脱出時点の彼女の年齢は16歳。

2014-07-07 17:35:21
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL もし仮にヴィオールの逃走、潜伏期間がもっと長いと仮定すると、彼女がロザンヌの地に一人残されたのはもっと年若い時点であったということになってしまう。それはいくら何でもヴィオールの所業が鬼畜に過ぎる。

2014-07-07 17:38:20
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL よって、ヴィオールがセルジュを残し、ひとり領地を離れた時点から、フェリアの地で主従が再会するまでには約三年の時が経過していたもの、と考えることとする。

2014-07-07 17:44:10
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 次に、ヴィオールがロザンヌの地を捨て、遠くイーリスまで逃れた、という行動から、この時点でのヴァルム帝国の勢力圏がどの程度のものであったか推測する。あわせて、勢力圏の拡大過程についても推測する。

2014-07-07 17:46:25
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL まず、『小国』であった時点のヴァルム帝国の位置について推測する。大陸全土を掌握する大帝国となり、イーリス大陸へも侵攻の手を伸ばし始めた時点での、ヴァルムの首都は大陸の北西。外伝のリゲル帝国の帝都とは完全に一致するわけではないが、ごく近い位置である。

2014-07-07 17:54:54
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL この位置は大陸全土を見渡すと、かなり端にあると言っていい。大陸全土を掌握、睥睨するに優位な位置とは思えない。つまり、勢力圏拡大後に遷都したのではなく、まだヴァルムが小国だった時期からの首都であると考えられる。ヴァルハルトは大陸の北西端から覇業を開始した。

2014-07-07 17:58:26
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 次にロザンヌ(ヴィオール公爵領)の位置について推測する。本編中、資料集いずれにも、その所在地について一切の言及がないロザンヌであるが、ある程度その位置を推測する情報は存在する。

2014-07-07 18:02:03
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL まず、領地を捨てたヴィオールが、逃走先として海を越えたイーリス大陸を選択することができたという事実。ここから、ヴァルム帝国勢力圏がロザンヌと接触した時点で、ロザンヌからイーリスへの海路までの領域は、ヴァルムの影響力下にはなかったと考えられる。

2014-07-07 18:12:05
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL つまり、自然に考えて、ロザンヌは大陸の東岸により近い領域にあったのではないか、という推測が成り立つ。

2014-07-07 18:12:50
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 次に、幼き日のセルジュが「ちょっとした冒険」で飛竜の谷に向かい、騎竜ミネルヴァを従えることができたという事実。つまり、ロザンヌは飛竜の谷にごく近い位置にあったと考えられる。(セルジュが騎竜を得てからロザンヌに移住した可能性は話がややこしくなるので考えない)

2014-07-07 18:16:27
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 外伝11章『飛竜の谷』の位置はヴァルム大陸中央東部。さらに一つ東の外伝5章『賢者の里』からはイーリス大陸へ向かう海路が存在する。 (参考資料:FE覚醒ワールドマップ toragame.com/fe/data/shop.p… )

2014-07-07 18:19:19
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 以上の傍証から、ロザンヌの位置は外伝11章『飛竜の谷』のごく近く、大陸中央東部と考えて、そう大きな齟齬はないように思われる。

2014-07-07 18:20:53
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL また、外伝11章の飛竜の谷が、セルジュがミネルヴァと出会った飛竜の谷とは別の谷である可能性であるが、私はこの可能性はごく低いと考えている。

2014-07-07 18:24:08
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 理由はジェロームの行動。彼は騎竜ミネルヴァを自然に返すために飛竜の谷を訪れた。騎竜に対する情が何よりも深い彼のこと、その彼がミネルヴァを還す地として選ぶのは、彼女の生まれ故郷と考えるのが自然ではないだろうか?

2014-07-07 18:25:23
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 本論に戻る。ロザンヌの所在地はヴァルム大陸中央東部。つまりヴィオールが領地を去る決断をしたのは、ヴァルム帝国の勢力圏が大陸中央部、ワールドマップで言うと、本編17章『シュヴァイン要塞』周辺領域にまで及んだ時点であると考えられる。

2014-07-07 18:28:09
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 次いで、ヴァルム帝国が元の領土である大陸北西の一角から、ロザンヌ地方(大陸中央東部)近辺まで勢力を拡大した過程について推測する。

2014-07-08 00:00:18
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL ヴィオールとベルベットのB支援会話によると、ヴァルム帝国と対峙したヴィオールは、自らの身と引き換えに領民の安全を買おうと考えた。しかし臣や民らは戦って散ることを選ぼうとした。そこでヴィオールは敵前逃亡の痴態を晒すことで、臣民たちの戦う理由を放棄させた。

2014-07-08 00:02:46
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL ここから読み取れることは二つ。一つ目、ヴァルム帝国の勢力が迫ってきた時、ロザンヌが動員できる戦力では既にヴァルム帝国にまともに抗することは叶わない状況だった。二つ目、ヴァルムの脅威が目前に迫るその時まで、ロザンヌはヴァルムと戦おうとはしていなかった。

2014-07-08 00:09:44
C.K.アキヲ @CK_akiwo

@kakuseiTL 推論一から、当時のヴァルムの版図は覇権国家級だったと考えられる。つまり、ヴァルム帝都とシュヴァイン要塞近辺、というような局所的な勢力としてロザンヌに対峙したのではなく、大陸北部及び中央西部を制圧した後に、シュヴァイン要塞を陥とし、ロザンヌと接したと考えられる

2014-07-08 00:16:51