萩尾望都「AWAY」1巻　装丁の話＆感想ツイートまとめ

🌰の⚫️わ🌸 @naono2001jp

萩尾望都「AWAY」1巻読了。 スゴいスケールの設定なのに極めてミニマムなSF、さすが小松左京×萩尾望都。 ただそれが面白いかという問題で、それはまるで、極めて映画的に傑作として作り上がっていたのにも関わらず致命的なまでにつまらなかったスピルバーグの「宇宙戦争」を想起させる。

S. MIYAGI @smayag_2856

萩尾望都AWAY1巻読了。小松左京のお召しは読んだはずだが、いまは記憶にない。いずれにしても、こういう臨界状況設定のうまさは多少の力技であっても小松の真骨頂だ。萩尾望都がどう変奏していくのか見守るのみ。

後藤ユウミ💭 @yurumichan

3月11日の震災辺りまで描いて終わった『グーグーだって猫である』の文庫と、大きな震災の後非常時訓練を受けてきた子供たちが18歳以上と未満で分けられて別次元の地球に移されてサバイブする小松左京原案の萩尾望都『AWAY』読んだら頭くらくらしてきた。当たり前の日常なんてないんだな…

後藤ユウミ💭 @yurumichan

萩尾望都『AWAY』は『水槽の中に象』から五十音順的な流れで滝本晃司さんの曲を聴きながら読んだら終末感ヤバかったですよ。昨今終末感が死語ということは解って言うんですが。またヤバそうな作品を始めましたねモー様は。

しろう @shirofvgt

萩尾望都先生の『AWAY』読んでたんだけど18歳を境に突然分断されてしまった世界の、混乱に戸惑いながらもとりあえず生きるためにまとまっていく子供たちと、冷静な分析を試みながらも混乱を抑えられずにいる大人世界の対比が面白いなぁ

湊 ナオ @minanao

萩尾望都『AWAY-アウェイ-』今後の展開だけど、AWAY側の状況が判るにつれHOME側の大人女性が出産しなくなるに一票。だって出産後24時間で子ども手元からいなくなっちゃうんでしょ？ 例え18歳で戻ってきても自分の子どもか判別が…！

そでおじさん @katakirauwa

萩尾望都『AWAY -アウェイ-』１読んだ。なんか漂流教室みたいでおもしろいぞ。時速4km以上での移動っていう具体的な数字が出てきたのがすごい気になる。ただ、ところどころ情報量が多すぎて読みづらい…とか言っちゃ怒られるかな

近田火日輝（fireworks.vc） @hi6ikic

萩尾先生の「Away」書影の写真撮って上げてる人が多い。絵のオーラなんだなやっぱり。sgk.me/1m7hgLh

近田火日輝（fireworks.vc） @hi6ikic

トビラのときもそうなんだけど、萩尾さんの絵はパワーというかエンジンの基本出力が凄いのでK100とかY100とかKP100みたいなニトロっぽい色じゃないと満足に舵さえあてられないです

近田火日輝（fireworks.vc） @hi6ikic

萩尾先生の『Away』今回使用した絵は連載開始前に描かれた予告カットで、いわばイメージボードなんだけど、鮮烈でまさにキービジュアルという感じ。以前これでflowers本誌の販売台とかも作ったんだけど→

近田火日輝（fireworks.vc） @hi6ikic

→萩尾先生と打ち合わせしたとき「このポーズはAwayの『A』ですか？」ときいたらそんなことはなかったんだけどその考えを気に入ってくださって、その場で萩尾さんがイラストのコピーの上に鉛筆で描いた「A」がこのカバーのもとになったsgk.me/1m7hgLh →

近田火日輝（fireworks.vc） @hi6ikic

→蛍光はToka Viva DX190をどっぷり使ったうえにM20乗せるっていうだいぶケミカルなレシピなんだけど、これくらいしないと萩尾さんの絵と別レイヤーにならんのです。下手に弱いロゴを置くとかえって絵と混ざって絵を汚してしまうので

近田火日輝（fireworks.vc） @hi6ikic

しかし、萩尾先生に「いつもピンクと赤を残して描いてるんですか？」ときいたら特にそういうことはないとのことだった。たいへん寒色を多用されるしそれがとても巧みなんだけどそれは別にコンセプトとかではなくそういう好みらしい

西村崇 @ungai

萩尾望都「AWAY -アウェイ-１」読了（１）ある日突然18歳以上の大人が消滅してしまった世界を描く巨匠久々のSF。原案である小松左京の短編に漫画家が肉付けした物語の強靱さは流石の一言。（続く） pic.twitter.com/srNLKRivuM

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西村崇 @ungai

萩尾望都「AWAY -アウェイ-１」読了（２）20年後の未来の話ではあるが、311以後に芽生えた防災意識や極限状況下でも秩序を維持しようとする資質など、描かれる日本像は地に足が着いている。何よりも若い世代に対する信頼と希望で作品が貫かれているのが良い。（続く）

近田火日輝（fireworks.vc） @hi6ikic

（「Away」のカバーイラストについてひそかに僕が思っていることは「ジョジョ立ち」）

西村崇 @ungai

萩尾望都「AWAY -アウェイ-１」読了（３）多少飛躍するが、ワールドカップのドイツ×ブラジル戦を思った。強力なリーダーの下で秩序を維持してきた集団は、ひとたびそのリーダーを失ってしまったら、代わりのリーダーが登場するまでは秩序の崩壊を食い止めることが出来ない。（続く）

西村崇 @ungai

萩尾望都「AWAY -アウェイ-１」読了（４）一方、そもそも強力なリーダーを持たない日本人は、危機が訪れても、各自が“自分にできること”を見つけ、それを組み合わせることで秩序を守ろうとする。今後、そんなテーマが掘り下げられるかは知らないが、「漂流教室」に匹敵する傑作の匂いがする。

登石麻恭子Akiko Toishi @akikoaroma

「Away1巻」＠萩尾望都先生は、SFです。SFですが、細やかな設定にリアリティがあって、本当にこの方は引き出しが多彩だなぁとドキドキします。小松左京先生の「お召し」が題材になっている作品です。

kul @kulkaraku

萩尾望都『AWAY』1巻、震災後にこの話を描く、というのが萩尾さんらしい誠実さ、骨太さだなあと思う。大人（秩序・社会システム）のいない世界を子供たちはどうやって維持・再建していくのか？をしっかり描いてもらえそう。無人島や教室と違って、世界丸ごとだから楽しみだ。

yamotoyamotoyam @yamotoyamotoyam

萩尾望都「AWAY」１巻読了。ある日世界から18歳以上の大人がいなくなるというSF的シチュエーションの本格マンガです。12歳以上の人間がいなくなる小松左京の「お召し」が原案のようですが、小松左京の場合は、確かに12歳で消えるんですが、それは大人になるための通過儀礼の暗示でした。

Suzuki Mahoro @mahoroszk

萩尾望都の新刊『AWAY』（小学館）って、これ、すごいね。色々すごい。2033年春の埼玉県、2023年の「東京震災」の10年後。東京震災の教訓として、地域の防災安全教育やGPSの体内埋め込みが行われている社会。日本の人口1億1千万人、という舞台設定。

北原尚彦＠『シャーロック・ホームズの建築』 @naohikoKITAHARA

萩尾望都先生の最新刊『ＡＷＡＹ（１）』読了。小松左京「お召し」を原作にした長篇ＳＦコミック。これは凄い。「大人が消えて子どもだけの世界になる」という設定の、色々なところまで考えてある。読めば読む程ゾクゾクと。超オススメ。 books.rakuten.co.jp/rb/12781204/

猫町 @aurora108

萩尾望都御大の「Away」残酷でおもしろ怖い。追い詰められた人間の精神は負の方向に進むしかないのか…。遅くなったけど、風呂る・ベルチェリ。

Toshimi Yoshida @NeverGirls

萩尾望都SF新作「AWAY」1巻発売中。16世紀のマルゴと近未来SFと、ダイナミックな２つの大型連載を交互に行き来。 あの震災からのことがあって、大人がいなくなっても子どもたちが自力で自分と町をしっかり守っていけるようにと危機管理を描かれていて、子どもたちにもぜひ読まれたい作品。