これからの写真 記念シンポジウム「表現と距離」感想など
今日参加した「表現と距離」というシンポジウム。表現よりも距離についての話が大きかった。僕とあなたの距離は空間的に近いか遠いか、それはそばにいるかいないかということと、心理的にそばにいるかいないかという距離。心理的に近くにいたいと思うことの1つが、ひょっとしたら恋愛かもしれない。
2014-08-03 00:39:25(講演をメモしているときに「恋愛」の「恋」の字がまったく思い浮かばなくて、いろんな意味でショックが大きかった)
2014-08-03 00:40:19【管理人のつぶやき】今日は愛知県美術館で開催されている「これからの写真」の記念シンポジウム「表現と距離」というものに参加してきました。とても興味深く楽しみに向かったのですが、その前にものすごい表現体に出会いました。それがコスプレサミット。いろんな意味で、アートに使った1日でした。
2014-08-03 00:45:35さて、展覧会が始まりました。シンポジウムについては反省点ばかりですが、展示については今できるベストだと確信しています!
2014-08-03 02:05:50距離があるから私と他者がわかりあえないのは大前提という話と写真を虚心坦懐に見ること(子供)も歴史を踏まえて見ること(大人)も大切という話があったけど、生きてるということは変化することという話と、二律背反という言葉もあったから、矛盾によって距離が偶然0になることもあるような気が
2014-08-03 06:01:08でもそういうちょっとピンぼけしたユルい重なり方の感じが「これからの写真」なのかな。畠山さんの固い写真から川内さんの柔らかい写真で終わる流れの二律背反みたいな。また見に行こう
2014-08-03 06:15:18畠山さんが固い、川内さんが柔らかい、田代さんが子供、鷹野さんが大人みたいに一人一人の作家や展示に二律背反するキーワードが当てはめられて、中村さんによって展示が構成されているのかな。でも作家9人だから一人余るな…誰が中心だろ
2014-08-03 06:29:37「表現と距離」前半は、田代さんが福岡-東京-東北という地理的な距離を、鷹野さんは性欲の発動を「相手との距離を自覚し縮めたいと思う瞬間」であるという気づきをとっかかりとして話していたのに対し、畠山さんは距離の定義をフィジカル/メンタルとに分け展開し歴史的な視座をトークに求めていた。
2014-08-03 16:12:47後半はやや畠山さんの流れに乗る形となり、ディスカッションが進む。個人的には80年代のキーワードとして「機械」「非人間化」があるとした畠山さんの戦後世代との影響関係については非常に興味を持ったが、その視点からは今回の出展者の面白さについてはあまり見えてこない気がした。
2014-08-03 16:15:25畠山さんはキュレーターをシェフと形容し、自分たちをまな板の上の鯉としていたが(それはブラストのシリーズが「これからの写真」なのか?という懸念や、田代さんの「僕の写真はこれからの写真ぽくない」発言などにも現れていた)、僕自身は展示構成はコース料理というよりもストレッチを受けた印象。
2014-08-03 16:17:47鷹野さんは展示構成の計算高さをしきりと強調していましたが、僕は最後映像で終える見せ方を含めて鑑賞者に丸投げするのではない形で、自主的に考えてもらうような構成になってたと思います。おそらく一番まずいのは本展をリテラルに「写真のこれからレクチャー」だと思って鑑賞する態度だろうなと。
2014-08-03 16:21:13後こういう感想は良くないのかもしれませんが、個人的にすごく尊敬してる鈴木崇さんの写真がしっかりと展示されていて、しかもすごく人気だったことがとても嬉しかったです。
2014-08-03 16:23:28実は一番気になったのは同時に展示されてる、フジフィルムフォトコレクションの方で。あの展示の仕方なら写真集の方が良いだろうし、うまく相乗効果を発揮できていないように感じました。そしてシンポでもあれを「これまでの写真」といった言い方で紹介してたことも強い違和感を覚えたり。
2014-08-03 16:26:32あーそう、昨日の芸文の写真シンポジウム、疲れてて頭に入ってこなかったのもあるけど、なんか、あんまりピンと来なかったなー。なんか学芸員の方との内輪ネタ?に笑い起きてたけど、よく分かんなかった。そういうんじゃなくて、これからの写真って何?ってのが聞きたかったんだけど。
2014-08-03 17:31:07