MSV解説ツイート

MSV解説が面白かったので個人的なまとめ
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グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

今でも理解に苦しむのが、ブリティッシュ作戦。軍事的優位性を誇示するなら、コロニー落としよりルナツー占拠の方が効果的。降伏目的なら、衛星軌道から重質量兵器で拠点攻撃だろう。それなのに、コロニーを落とした。やはり、戦勝目的より人類の口減しとしての無差別殺戮、と見るのが正解のようだ。

2014-07-13 21:28:45
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

コロニー1基を、ラグランジェポイントから自由落下させたら、落下地点のみならず地球規模の気象変動を引き起こす。核の冬ならぬ、コロニー落下の冬だ。それを、作品に有るような被害で済む様にするには、合理的な状況を考える必要がある。記事にしなくても、裏は考えておきたかった。

2014-07-13 21:30:00
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

質量兵器とするコロニーの落下速度は、極力落とし軌道を精密に制御する。作業は、MSの一般作業能力を活用して遂行。こうすれば、作戦開始から大気圏突入まで、MSをコロニーに張り付かせることになる。小田氏の記述と矛盾することの無い、筋立てにすることができた。

2014-07-13 21:32:57
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

此処からが創作部分。コロニー落としを察知した連邦軍は、ルナツー艦隊に迎撃を指示。作業に忙殺されるジオン軍を、四方八方から高速一撃離脱戦を仕掛ける。だが、ジオン側は多く損害を出しながらも、コロニーを大気圏突入軌道に乗せる事に成功。ジオンの勝ちかと思われた時、予想外の出来事が起きた。

2014-07-13 21:34:16
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

大気圏突入したコロニーは、衝撃により戦闘の損傷部分から幾つか部分に分解し、予定コースがら大きく離脱していった。先頭港湾ブロックは北米西岸都市部、他の部分も目標から外れた地点に着弾した。当所の目的を完遂出来なかったジオンは、損耗の大きさから作戦続行を断念した。

2014-07-13 21:35:28
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

今回のMSVツイートは、ここまでです。

2014-07-13 21:41:25
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

MSVツイート、始めます。 前回の続きですが、その前に訂正です。 誤 印刷所側で修正できなかものです。 正 印刷所側で修正できなかったものです。

2014-07-17 00:45:37
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

コロニー落とし後、ジオンは連邦に降伏勧告をしてきた。軍や識者は以前にも増して、脅威の徹底した排除を主張したが、連邦議会主流派は講和へと傾いていく。これが、後の南極講和会議へと繋がって行く。ジオン側からみれば、作戦を完遂出来なかったが、ある程度の効果を得た形となった。

2014-07-17 01:08:30
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

ギレン総帥は、コロニー落としで連邦に止めを刺せなかった事から、次の一手を迫られた。即ち、戦略の転換である。短期決戦から、長期戦態勢への移行。選択の余地は無い。コロニー内の軍需物資は、やがて枯渇する。こうして、地球侵攻が決定された。だが、作戦発動まで時間を稼ぎをする必要があった。

2014-07-17 01:09:27
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

そこでギレン総帥が打った手が、連邦への降伏勧告だった。連邦議会の主流派は、サイド3の独立と言う自治拡大で済むならば、と応じる。斯くして南極アムンゼン・スコット観測基地で、ジオンと連邦ならびに、オブザーバーのサイド6が一堂に介して講和会議が始まる。

2014-07-17 01:11:00
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

この辺りが、ブリティッシュ作戦の考察のひとつだろう。勿論、異論が有る事は承知している。ここで原点に戻り、同作戦の標的を考えてみる。この種の作戦は、相手の政治的軍事的中枢を壊滅させ、屈服させる事にある。連邦で言えば、連邦議会とジャブローの軍総司令部がこれに当たる。

2014-07-17 01:12:13
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

作戦名からすると、第1目標が英国(ブリテン島)の連邦議会、ジャブローが第2目標と言う考えが出来る。安直ではあるが、肯定も否定も資料がないのが実情だ。そして同作戦終了後、議会は放置、ジャブローのみ特務MS群による直接攻略へと作戦が変化したのだろう。

2014-07-17 01:13:47
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

今回のMSVツイートは、ここまでです。質問や意見は、ご自由に!

2014-07-17 01:19:27
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

MSVツイート始めます。 今回はインターミッションです。

2014-07-19 22:59:57
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

MSVツイートの冒頭で、地獄のスケジュールだと言った。それは、カード本発売から年末年始を挟んで、36日後にMSV1巻目のザク編、その18日後にMSV2巻目のジオン軍MS・MA編が発売されている。いかにタイトなスケジュールだったか理解できるだろう。

2014-07-19 23:01:16
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

ザク編のカバーイラストはMS-06F。見上げる目線で不気味な感じを出してもらった。ジオン軍MS・MA編のカバーイラストはMS-14A。正面目線で、不気味さに加えて力強さを表現してもらった。 pic.twitter.com/J6f5FBYx9n

2014-07-19 23:03:10
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グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

MSV2巻目の編集が終了した時点で、MSV3部作の執筆・編集作業は、一時中断した。これは、当初がら予定されていた。その理由は、ポケット百科の装甲騎兵ボトムズが、スケジューリングされていたからだ。実質編集作業30日だった。 pic.twitter.com/Xr3tZufyWP

2014-07-19 23:04:43
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グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

ボトムズの零れ話を、ひとつしておこう。サンライズから、当時所属していたデュアルマガジンに届いた設定に、レッドショルダー使用機のデータが無いのに気付いた。設定制作に問合せたら、本編に登場しないから設定は無い、と言う答えだった。加えて、必要なら作って持って来てくれ、と言われた。

2014-07-19 23:05:43
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

編集会議で機体スペックの作成が決定したが、メカ担当だからと言う理由で一任される。一寸したアイデアを思い付いたので、早速作業に取り掛かる。基本は、ATM-09-STの改良版。一般兵が使えば09-STだが、レッドショルダーが使えばチートマシンと化す。そんな事を目指した。

2014-07-19 23:06:34
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

具体的には、駆動系は同一形式ながら高出力化。反面、反応液を専用化させ消費率も高くする。だが、数値的には極端な差は無い。各モジュールを、高出力対応とする為、機体自重が増加。そんな方針で、各データを作成し、サンライズに提出した。

2014-07-19 23:07:42
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

完成した機体スペックは、自重増による全高減の修正があった以外、こちら側のデータが正式設定となった。これがメルキア戦略機甲兵団特殊任務班X-1、通称レッドショルダーの専用機ATM-09-RSCだ。フル装備で、軽装備の09-STを上回る機動力は、やはりチートマシンだろう。

2014-07-19 23:09:04
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

今回のMSVツイートは、ここまでです。質問・意見等、お気軽にどうぞ。

2014-07-19 23:11:16
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

MSVツイート始めます。 今回から連邦軍編です。

2014-07-24 22:16:54
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

MSV3巻目になる連邦軍編は、兎に角編集素材が少ない。劇中登場分を含めてザク編の6割強の素材数しかない。TV・劇場の設定を流用しても、少々不足。これ以上文章を増やせないので、ジオン側の設定を混ぜ混んだり、1巻目以降に作られた新規画を無理やり挿入して、構成することになった。

2014-07-24 22:17:58
グライムズ提督(PN:石川秀一) @ncc1305f

最初の問題が、V作戦発動からRX-78-2が完成までの期間が、余りにも短い点だ。しかもその間に RTX-44、RX-75、RXM-1、RX-77-1、RX-78-1を完成させている。事前研究が有っても不可能だ。そこで新たに、戦争に反対する複数のジオンMS技術者の亡命を設定した。

2014-07-24 22:22:25