アデル、ブルーは青い色　感想まとめ

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

『アデル、ブルーは熱い色』@キネマ旬報シアターからの帰り道。まさかの3時間……風邪っぴきのこの体調で観ていい映画ではなかったような。いやでも今日観ないと、もう間に合わないから。……しかしあれだね、向いてなかったわー、と思いつつ、帰ります。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【アデル】わたし、そもそも青い髪のエマを演じるレア・セドゥの魅力がわからなかったらしい。あの最初の一目惚れの瞬間から躓いてるので、そのあとの二人の恋の盛り上がりにいまいちついていけない。……R18の所以たる二人のベッドシーンも「長いなー……」という感想に尽きる。

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【アデル】ま、それくらい引いて観ていたから、二人を取り巻く家族や交遊関係の違いからくる隙間風はよく見えたけど。……人間、「好き」という思いだけでは関係を続けてはいけないということなのかなぁ、と。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【アデル】若い頃の互いしか見えないような恋の最中(ああ、でも唇を求めるときの目の雄弁さはすごかったけど)より、修羅場を経て、少し疲れた顔で再会する夜のカフェや、昼の画廊の距離感の方が、わたしは好き。あと、夏の海に浮かぶシーンは、美しかったな。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【アデル】トータル3時間近くと長かったけど、冒頭の高校の授業、教師たちがフランス語のテキストを読み解き、学生に答えさせる場面、あのアメリカ映画には迂遠さは嫌いじゃない。テキストを読み上げる学生たちの顔を見ながら、何となくあの時代の息苦しさを思い出したり。

Hahakigi / はるか @Hahakigi1

【アデル】エマとの関係を疑ってアデルを吊し上げる高校生女子二人の醜さとかね。……まぁ向き不向きで言うと、わたしにはあまり向いてなかった。カンヌのパルムドールという前評判程だったかは判らないまま終了……